東ジャワ州代表チーム・・・昨日の敵は今日の友 （親愛なる友－カイビガン）

ダーウィン　デラカルサダ

フィリピン代表ナショナルチームを支える・・・
投手陣の中でも大黒柱的な存在の選手・・・

2007年の東南アジア競技大会で・・・
2009年のアジア選手権大会でも・・・
デラカルサダを打ち崩せずに・・・
我がインドネシア代表ナショナルチームは見事な完敗を喫した・・・



大小・・・2種類のカーブを持ち・・・
特に右打者で言うなれば・・・
アウトコースのボールの起動から・・・
左足目掛けて入ってくる大きなカーブが最大の特徴・・・

そして・・・
アウトコースぎりぎりのストライクゾーンから・・・
ナチュラルにシュートをしながらボールゾーンへ流れる出る速球・・・
このコンビネーションを屈指するのが彼の投球術です・・・

また・・・
ランナー1塁での・・・
牽制の技は天下一品・・・





自分の主観ですが・・・
タイ代表ナショナルチームに・・・
在籍していた白倉キャサダー投手・・・

そして・・・
このデラカルサダが・・・
アジア4強以下のアジア圏内野球を代表する・・・
2大投手です・・・

2007年の東南アジア競技大会でのショット

早いもので・・・
もう5年前になります・・・
当時27歳だったデラカルサダ・・・
まだ、体もビルドアップされていません・・・

2009年アジア選手権大会でのショット

巧みな投球術の前に・・・
だった1点しか取ることが出来なかった・・・
我がインドネシア代表ナショナルチーム・・・

今回の・・・
マニラ遠征でも・・・
その巧みな投球術は・・・
衰えを見せずに健在・・・
ジムトレーニングにも精を出す彼の身体は・・・
見事なまでにビルドアップされていた・・・





フレンドマッチの終了後・・・
自分の帽子を彼にプレゼントしたんですが・・・
眼を開いて驚いていたダーウィン・・・

その直後に・・・
｛コーチ！これ僕のユニフォームです｝
｛2011年の東南アジア競技大会で着用したチャンピオンユニフォームです｝
と言って、自分にユニフォームを差し出してきました・・・


(2011年東南アジア競技大会優勝　この時着用していたユニフォームを交換）

｛有難う！ダーウィン！｝
｛インドネシアに帰国したら、2009年のアジアカップを制した時の｝
｛自分のユニフォームをマニラへ送るから｝
と、約束をした自分です・・・





｛昨日の敵は今日の友｝

敵国の監督と敵国のエースという粋を超え・・・
そこには、野球人同士としての友情関係が存在します・・・



｛9月に開催されるアジアカップ、その後のアジア選手権大会とWBC予選｝
｛残念だがインドネシアは国体があるからアジアカップには参戦できないんだ｝
｛俺らの分まで頑張ってくれ｝
｛フィリピン代表ナショナルチームを牽引するんだぞ　ダーウィン｝

｛はい！わかりましたコーチ！｝
｛じゃぁ　来年の東南アジア競技大会で戦いましょう！｝
｛今回もそうですが、コーチの率いるチームと戦うことを光栄に思っています｝

ダッグアウト裏の通路で・・・
しばしの雑談を楽しみながら・・・
トレーニングに関しての話や・・・
2007年の出会いから今回のマニラ遠征までの・・・
思い出を語り合った・・・

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他の・・・

フィリピン代表ナショナルチームの・・・

メンバー達の笑顔と親切さにも触れ・・・

大変貴重なマニラ遠征となった・・・

頑張れ　ダーウィン・・・！
頑張れ　フィリピン代表ナショナルチーム・・・！

君達はアセアン諸国・・・！
西アジア諸国の王者を維持するんだ・・・！

そして・・・
俺らは君達を打ち破るべく邁進するからな・・・！

心から応援してるぞ・・・！
・・・カイビガン（親愛なる友）


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