元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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東ジャワ州代表チーム&外国人監督・・・その意識!監督業失格!

2012年07月08日 18時59分27秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


毎回・・・毎回の・・・
強化練習期間の中で・・・

監督という立場から・・・
選手たちへは過酷な練習を課すわけですが・・・

監督という立場の者は・・・
王様でもなく、独裁者でもない・・・

この部分の錯覚や誤解をしちゃいけない・・・

監督として・・・
リーダーとして・・

1つの組織を・・
統括して行くうえで・・
重要なことは選手たちとの一体化・・・

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これは・・・
あくまでも・・
自分の主観になります・・・

選手たちへ・・・
厳しい練習を課す一方で・・・
何か1つ・・・自分の1番・・・
苦手な・・・嫌な・・・ことを
自己へ課さねばならない・・・

同時に・・・
面倒くさいことを・・・
率先して行い・・・
選手達に見本を示す・・・

この様な姿勢と行動をもってこそ・・・
選手たちからの信頼をも得られ・・・
一体化という言葉に連動するのです・・・

例えば・・・

小さな例で言えば・・・
以前、ブログで紹介をした・・・
“グランドへのクワ入れ作業“
当然、先頭を切って行います・・・
腰が痛かろうが・・・
手に豆がボコボコできようが・・・
そんなことは覚悟の上でしょう・・・

そして・・・
先日のFacebookへも・・・
搭載をしましたが・・・
ボロボロになったボールの”テープ巻き作業”・・・
監督がテープを巻いて何が悪いんだろう・・・
テープ巻きを教える意図をも含んでいるのだから・・・
監督が率先して行えば良いだけの話・・・





更に・・・
汚くなったボールを・・・
”消しゴムで汚れを落とす”作業も・・・
100個近いボールを消しゴムでゴシゴシすれば・・・
親指の腹の皮が立派に剥けます・・・
当然、痛いですよ・・・
でも、そんなのは最初から分かっていること・・・





何故?
監督が率先して・・・
やらなくてはいけないのか・・・?

「リーダーだから」

上の立場の者が”心から”動けば・・・
下のポジションの者も全員動きます・・・

監督という立場である大半の者(方)は・・・
ドカンと座っているだけで・・・
汚いことや面倒くさいことなどはもってのほか・・・
一切しないのが従来の監督像ではないでしょうか・・・?



そして・・・
最も、自分にとって・・・
嫌な事を自己に課す・・・
自分の場合は・・・

「洗濯&アイロンがけです」

個人ノックをなどを・・・
数時間打ちまくって・・・
全身がツリまくった後での洗濯など・・・

はっきり言って「勘弁してくれ~」です・・・

ましてや乾いた洗濯ものに・・・
アイロンをかけることなども・・・

口が「への字」になってしまいます・・・

でも・・・
違うんですよ・・・

あえて・・・
やらなくてはいけないんです・・・

だから・・・

過酷な・・・
気違いのような練習にも・・・
選手たちはついてきてくれるんです・・・

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昨年、ある大先輩格の監督が・・・
自分に、こんなことを言いました・・・

「野中君 そんなことまでして 野球やりたくないよ」
「日本じゃ 全て やってくれるんだから」

表面的な受け答えは・・・
「そうですよねぇ~」と返事をしましたが・・・

心の中では・・・
「何を言ってるんだ?この人は?」
「そんなことを言う者に野球を指導する資格無し」
・・・・と、言い放ったものです



{ユニフォーム}
{トレーニングシューズ}
{ノックバット}

全てまでとは言いません・・・

監督として・・・
自分で使用する・・・

最低限の用具や物資は・・・
・・・自分の手で、手入れや管理をする

仕事を請けるプロとして・・・
自分で使用する道具なんですから・・・
・・・当たり前のことではないでしょうか

どの業種だって・・・
どこの世界だって同じことです・・・
・・・野球だけが特別な訳じゃない

自分の使用する物資や用具を・・・
・・・自分で、手入れや管理をしない者などいない

「その道のプロなんですから」

それでも・・・

出来ない・・・?
したくない・・・?
アホらしい・・・?

なら・・・
話は簡単です・・・

単刀直入に申し上げます・・・

監督業・・・
お辞めなさい・・・

その意識 監督業失格

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