昨年末に出刃と柳刃を新調しました..
こっちの地域の魚屋さんもですが,TojiroProの包丁よく見ます.
最初藤次郎で考えてました.
藤次郎は包丁の青1青2とか白1白2とか..1号2号などの文句はあえてしなくて青白といった区別で商品を出すようにしていますと.
いろんな包丁見ました.
藤次郎をはじめ,正本,築地正本,子の日,関,土佐包丁.越前打ち刃物.まあいろいろありますわ.
もともと使ってる出刃と柳刃と薄刃は堺祐助造かなんかのセットものですが,これは優秀でして.美しい曲面を描く蛤刃.柄に着く部分から刃元の内側までしっかり磨き込んでますが鏡面ではなく削りを入れてます.
買った当初はまったく気にも留めてない..
ネット通販で買いましたが,そのページも久しぶりに見ましたが..よくわからんのですわ..
多分堺刃物のあるグループといいますか販促の入り口の包丁のつもりなんではと思うのですがよくできてます.
こっちに来たので燕三条そのあたりの藤次郎は気になるのでいろいろ見ました..
ただですよ..霞シリーズ..幾層に重ねた紋様..美しい?僕にはわからんですけど..
TojiroPRo.
これは衛生面考えるとよさげですが,追求すれば抗菌プラスチックの柄でもよい気がしますが..
関の刃物見たり..いろいろ見てましたが,やっぱり大阪出身大阪贔屓があるんでしょうか..堺實光の包丁を選びました!
初めての鋼包丁だったわけですが..さびるけどよく切れる..
銀三さびないけどよく切れる.
銀三はマジで錆びません..
例えば,酢締めしたサバを切りつける..
たぶん鋼は触れた瞬間から反応してるんじゃ?
そうでしょう..
ちなみに,車のブレーキローター(タイヤの中のブレーキの円盤)洗車した後茶色くなってますよ.温水洗車機出かけて,そのあと乾燥のブロアー..これで表面がさっと茶色くなります.
ところが銀三は,何故かさびませんね..
一晩放りっぱなしにしてもさびませんもん..(本当はダメですよ!衛生的に..飲みすぎて寝ちゃったみたいなね)
ただ大きく違うのは,なまくらになりにくい..長切れするとはそのことでしょう..
銀三は研いだらすんごい切れます.でも,そう持ちません..
素人のぼくで捌く魚が少ない僕ですら違いを感じるほどですので大きな違いかと思います.
ただし,銀三も鋼も共通するのは,無理すると歯がこぼれる..これは両方差がない気はしますね..
例えば,カワハギの角を刃の入れる場所間違えてガキっと刃が止まってしまったみたいな..
兜を割るときに刃が突き当たって(スパンと切れずに止まってしまう(刃の入れ方のミス))これはどれであろうが刃はこぼれますね.
如実に感じる魚がありまして,イワシとアジです.
骨がそんなに当たらない魚ですが,銀三の柳刃と青2の柳刃で小骨を取らずに刺身を引くと,骨がサクサクと切れるのを手に感じますが,銀三だとざくざく..青だとサクサクと.
銀三はこの小骨でも刃にダメージが目で見てわかりますが青のほうは全くです..
なんか切れ味微妙になってきたなと研ぐのは大体銀三.
今のところ,刃を少しつぶしちゃって研いだことしかないのが青と白の柳刃と出刃です.
閑話休題..
何より,気を遣うのは鋼の包丁ですね..でもこれは錆に関してです..
より常に清潔にしなければさびるんですよね..
高いからというのは本音ですが,包丁に気を遣うからこそ,気合が入るし丁寧に拭いながら捌くし..
なんとなく,刺身にしたときの盛り付けでなく,うろこが身についてたとかそういうミスが格段に減った気がします.
数捌くときつい,鱗を身につけてしまったってミスが..
これがなくなりました..
相乗効果がいろんなとこでありますね!
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