鯉に限らず,魚やペットを飼うにあたってついて回るのが掃除と餌やりと水替え.
鯉.池の方だと,新水を注入とか蛇口ひねるだけとか,糞も,濾過槽にできるだけ寄せないために沈殿槽とか作ってポン抜きしてる人とかいるんですよね.
僕は水槽.
オーバーフロー水槽とか本当はほしいですが,そんなお金はありません..
水槽は玄関に設置してますが,水道は散水用の外の蛇口からホース.
タライに水ためて,サイフォンでバケツに水槽の水を抜いていって,バケツリレーみたいにして,飼育水で玄関アプローチ近辺を流水清掃(笑)
で,お風呂用?の水揚げポンプで組んでおいた水を水槽に.
必ずやるのは温度差の確認です.
水道の水,冷たいんです.汲み置きして待ってみても,温度差はあるんですよね.水槽のほうが温かい.
水槽は,エアレーション,ポンプで水回してるので,空気と触れ合いながら動いてるので,空気の温度に近づきやすい.
ところが汲み置き水.水より暖かいとこにおいても,タライから通ってくる熱もあるんでしょうが,ほとんどは水面で温度が上がる.
でも,水面を温めても混ぜなければ,一緒にはならないんだな..
なので,いつも,汲み置いた水を掬い取ってうちガスじゃなくIHなのでそのまま熱してそれを戻して温度合わせをしてから水槽に戻してます.
面倒くさいことしてるなと思うんですけど,まあ温度合わせは指突っ込んでそれなりに近いかってくらいですのでいい加減ですけど,水温に影響は出てないです.
たぶん,90cm水槽で1/3交換でそのまま水道水を入れたら,それなりの水温変化はするのではないかなと思います.
鯉って,0℃から30℃以上まで死ぬことなく生きれますよね.極端ですが水温に対する適応力は高い生き物.そうでなければ日本の湖沼で生きられませんもんね.
水槽だと,1日の温度変化が大きくなるシチュエーションもあるでしょうね.
ただ,水替えの時の温度変化は別で,5分程度での変化になってしまいますので,これは答えるでしょう.
変温動物だから?
じゃあ蛇とかトカゲはどうなんでしょう..
変温動物でありながら影響が少ないのではないでしょうか..
これはたぶんですが,魚類の生理的な構造によるものかと思ってます.
細胞外液と外界が近すぎるんですよ.
深海魚なんかはほとんど体の組成は水なわけで,哺乳類が深海に潜ろうとしたら強固な骨格が必要.魚は,極端に言えば水に溶けてるような溶けてないような未病な位置づけな構造と思ってます.
想像してみてください.魚を水から出して,窒息しないように鰓に酸素を含んだ水を旨く流すように酸素ボンベみたく装置を作って体を空気中にさらしたら生きれる生き物なのでしょうか?
干からびそうじゃないですか?
ピンときますよね!そうです,海から陸に.これはすごいハードルなんですよ.
海にいるときは,良かったんですが陸に上がろうとすると,それが壁だったわけです.なので,進化の過程で両生類.
肺呼吸できますが,水のそばでなければ生きられません.
カタツムリ.こいつも湿度が高くなければ生きれない中途半端な位置づけの生き物ですが,乾燥帯に置くと,入り口を膜で覆って仮眠状態になりますよね..
今回の記事は,80%妄想で,当てはまらない部分も多くあるのかなと..なので,素人の勝手な妄想と思って適当に読んでください.
いや,錦鯉問答という本を愛読してまして,ボロボロになるまで読んだんですが,自分の考えで飼え!
ということかと.愛鯉を死なすも生かすも飼育者にかかってる.
でも,ある程度は考えて,失敗して,自分が選んだ飼育方法を分析するのは大事だろうと.
哺乳類や爬虫類.体温を一定に保つか,外界に任せれるか.
恒温動物は,体に温度を至適温度に保つことができるようになってますので,対応幅が広がりますが,維持するためのエネルギー消費は高くなる.
爬虫類は変温動物で,体温を保つための能力は低いものの,外界からのバリアが強いので,一気に体温が変動することはなく,滑らかに変わっていく.
魚は?
そのままですよ.水温が変わると,水と半同体であり,芯まで変わってしまうんですよ.たぶん.
だから水合わせが大事なんでしょう.
PHもです.
大海原.そこから生命は誕生しました.それは,水の表面張力,比熱.安定した物質.
だから,外ではいろんな変動があってもすぐには影響されず徐々に..
僕が移住した富山.黒部ダム.
ドラマや映画にもなりましたが,排砂ってのがあります.
作ってしばらくは,してなかったそうですが,
たまりにたまった沈殿砂.これを流したところ,ひどい海洋被害になった.
嫌気性細菌によって分解された産物がトンレベルで放出して海に広がって,知ってる方に聞くとひどいにおいが何とか.
今は定期的にやってるみたいですけど,釣りをしていて,あっ!臭い..
調べると流してた..
いい例です.水の生き物は安定した水の持つのがゆりかご.
ということですね.
少ない水量の水槽.
ということはです.
水槽の環境の恒常性をいかに保って,水替えをするかですよ.
無理ですよ.たぶん.
水温は合わせれます.
水替えで濾過の最終的な産物の硝酸は減らせます.
怖いのが濾過槽.
これの掃除がネックだなと思ってます.
そのキーワードはたぶん止水エリアを作らないようにということでしょう.
旨く水を回せないといけないんです.
すべての水がきれいに循環させれることが大事.
止水域は,酸欠になって,そこにろ材があれば嫌気性細菌が増殖.
外から掃除と思っていじると底にたまった硫化物が突然流れ込むということになるわけで.人もそうですよね,いわゆる心原性の脳梗塞.
心臓内でうっ滞したことによって血栓ができて,それが何らかの拍子に血流にのってってやつ.
濾過槽の掃除ではそういうことが起こりうるわけです.
これ,酸素の供給の心配を除くといい感じにこなせるシステムだなと思ってます.
上部濾過は,ポンプ側に停滞を生みやすいのと,水槽に落ちる周りの部分がそうなるかな..
でもそれって気づけないので,掃除の仕方を工夫するしかない.
変化を起こしてしまうのは仕方がないので,濾過を分けることの意味が生きてくると思うんですよ.
上部濾過と外部ろ過を使って,上部濾過の掃除と外部ろ過の掃除を重ねないようにしてやってみたいと思ってます.
濾過槽内で水停滞するとこを作らない.これ大事とおもってるんですが,いろんなろ材がありますね.ドライボールといったプラスティックのやつ,リングろ材,ピニロック,防風ネットとかも流用できそうですし,ペットボトルのふたもね.
僕は,ドライボールが好きです.
リングろ材は,ミクロのバクテリアの巣を作る?でも詰まったら意味ない.
防風ネット.
繊維を編み込んでるわけで,繊維に入り込む水は止水になるんじゃないのかな?
防風ネットって水しみこむのか知らないですが,しみこむなら却下です.
しみこんだ水が結局嫌気性細菌を集めちゃうのではないかと思っちゃうので.
って,水量が少ない水槽目線ですし,まったく検証もせず妄想で勝手に除外して立ち上げたもので..
ドライボールいいですね.
止水域を作りたくないので,ペットボトルのふたも使いません..
濾過槽を洗って,起こるのが,たぶん止水域にたまってるから問題なかった硫化物が流れてPHが急激に下がったりしないの?
って思うんです.
釣りをしていて,思うんですよ.
潮が死んでる.
ここは釣れない.でも,ちょっと投げる場所を替えると?
なんなんこの違いって.
釣りを始めて,気づいたことです.
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