らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

昭和一桁の頃の人口に

2017年04月23日 03時24分28秒 | 日記
 
庭の桜が咲き始めた
庭の桜が咲き始めた。去年よりも1週間ぐらい遅いが、去年は一昨年よりも1週間早かった。そして一昨年はその前年よりも更に2週間早かった。つまりは一昨年と同じぐらいで、平年よりも2週間ほ......
 

去年は4月21日のブログに桜が咲いたとある。平年よりも2週間早かった。平年はだいたいGWの頃に、本州最後の満開となる。
ウチの桜は二日ほど前に咲き始めて、気温が上がらずにまだ一分咲きといったところだろうか。
昨日も風が冷たかった。来週はようやく春らしい陽気になるみたいだが、温暖化とはいえ東北には変わらず春の訪れは遅いのだなあ。

地元紙の一面に我が県の人口が戦後最低、昭和1桁の頃と同じになったという記事。
その内訳にはいささかの疑念は残るけれど、人口の推移自体は正確なのだろう。多分。
世に出回る数字はみんなサバ読みだからね。会社の決算までサバを読むぐらいだから、行政の出す数字や主催者発表などという意味不明の数字には根拠などどこにもないだろうね。

ともかく、近年、特に6年前の大震災以降加速度的に人口が減っている。何度もブログには毎年一万人減ると書いてきたが、最近は毎年1万5千人に増えてるようだ。
やがてはそれが2万人になるのも時間の問題か。記録が残る明治初期の記録を抜くのもそう遠い話ではないかもしれない。
しかし、戦時中よりも人口が少ないっていうのはなあ。そして、戦争が終わり、高度成長が始まった昭和30年代に人口のピークを迎える。
子供の頃のほうが賑やかだったというのは本当なのだな。これが東京では逆になるのだろうけれど。

東京は随分変わった、というのは人口が増えて街が大きくなった変化だが、地方が大きく変わったのは人口が減り続け寂れていく変化だ。
新聞の記事の内容も。じゃあどうすりゃいいんだよ、と半ば開き直りのような諦めのコメントが散見される。
もうどうしようもないが、なんとか減少幅を少なくしたい、と最重要課題の人口減になんの有効的な手も打てずに3選を決めた能無し知事のコメントが載っていた。
街の声も、しょうがないだろう、打ち手なんかないんだから、と諦めの声が多い感じだ。

それにしても、人手不足だなどと此の期に及んでまだそういうバカバカしいことを言ってるのだなあ、と寂しい限りだ。
若い世代がほとんど県外へ出ていく現実。地元に戻ってきて欲しい?どこの口がそんな無責任な事を言うのだ?
正直に言えばいい。戻っても仕事などありはしない。それどころか、お前らが戻ってきたら俺たちの仕事がなくなるじゃないか、と。
テレビの向こう側の無責任なコメントに毒されて、どこを見たら人手不足だよ、まったく。
コンビニの店員か?スーパーのレジか?ラーメン屋のバイトか? そんな仕事で食えるのか、と言いたい。
地元の30代の半分ぐらいが正規雇用じゃないんじゃないか?知ってる若造達はみんな非正規雇用だが。 

暗い話ばっかりで気が滅入るわけだが、きっと日本中の地方都市で同じことが起きてるのだろうなあ。
そして日本中から人が集まる東京がパラダイスかといえば、、、。 
僕などは田舎暮らしを満喫してる方だと思うけれど、さすがに最近は心配になって来た。
少し郊外へ出たらもうね、いや、そんなことばっかり書いてちゃダメなのだが、さりとて打つ手もなし。

戦後の日本はどこから道を踏み外したのだろう。 
これから僕が見る街の風景は今まで見たことのない姿になっていくのだな。何しろすぐに明治時代の人口規模に戻るのだから。 
どういう社会が待ち構えているのだろうか。

 

 

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