らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

名目と実質

2017年05月24日 00時22分24秒 | 日記
 
今さら
 庭に藤の山が出現。モクレンに絡みついた藤がモクレンを覆い尽くすように花を咲かせた。それにしても藤の木というのは恐ろしく生命力が強いのだな。これは枝分かれした片方。片方だけでこ......
 

急に真夏並みの気温に跳ね上がり、庭の花が一気に咲き始めた。しかし、今時にあんまり気温が高いと、肝心の夏に冷夏になる事がままあるからね。
その気温のせいか花粉症の鼻水と目のかゆみがひどい事になっている。まさかこんな歳で花粉症だなんてなあ。
マスクをしてるとかなり効果があるみたいだが、この陽気にマスクは辛い。しかし、マスクをしないと庭にも出られない。いや出れるけどね。鼻水が止まらないだけで。 

なんかGDPの数字が良いから日本の景気は上向いてる、という論調を見かけるが、庶民に実感は無いでしょ。どこが?って感じだと思うんだが。
そうしたらあるブログでカラクリを解説していた。GDPには名目と実質があって、これよく聞くけどいまいち意味がわからんのだよねえ。

自分に対するメモの意味で調べてみると、名目GDPはその時の市場価格での合算値実質GDPはその合計値(名目GDP)から物価変動による影響を差し引いたもの。 
で、景気が良いのか悪いのかをどうやって判断するのかというと、名目には物価変動分が含まれるので、実質で判断するということになる。
簡単に言うと名目は金額ベース、実質は数量ベースということらしい。 値上げではなくて売れた数量が増えたら景気は良くなった、という判断なのだな。

で、名目GDP÷実質GDPが景気がいいのか悪いのか判断指数になる。これをGDPデフレーターと呼ぶらしい。
これが1以上なら物価が基準年より上昇している、つまりインフレということなのだそうだ。 
1以下なら物価が下がっている、つまりデフレということになるらしい。

もしインフレならば名目>実質デフレならば名目<実質ということらしい。ちなみに現在は2011年の名目GDPを基準にしているようだ。
で、これを踏まえて改めて先日出された4半期(1〜3月)のGDPを見ると、実質GDPは大きく伸びたという見出しばかりで(前の3ヶ月に比べてプラス0.5%)、名目GDPの数値は出てきません。
そもそも実質GDPは実測出来ないということで、名目GDPから物価上昇分(GDPデフレーター)を控除して算出するらしいです。 
つまり、名目GDP÷GDPデフレーター=実質GDP 。

でも、あれGDPデフレーターって名目÷実質じゃなかったっけ?実質GDPは実測出来ないとは言ってる人いるし、なんなだか分からなくなって来ましたが。
三橋氏によると、名目がマイナスになったがデフレーターも物価下落でマイナスになったので計算上実質がプラスになった、という解釈でした。
つまり、売れなかったけど物価も下がったから計算上はGDPがプラスになった、といういう理解で良いのでしょうかね?
まあそれならば生活実感としては納得できるかな。景気が良いなんて全く微塵も感じられないですからねえ。

 

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