改めて、詐欺メールには気をつけて頂きたい
今朝は寒かった。−5℃以下まで下がるのは真冬でもそうそうあることじゃないのだが、温暖化の影響か?さて、相も変わらずほぼ毎日のようにやって来る詐欺メール。無害の漫画家捕まえるより......
ご近所で不幸があり、葬儀に参列してきた。喪服を着たのは久しぶりだ。
都落ちしてすぐの頃に祖母が亡くなり、母方の祖父が亡くなり、叔父叔母が亡くなった。
こんなに頻繁に不幸事が起きてはこの先一体どうなるのだろう、と心配したが、叔母を最後に親族の不幸はその後起きていない。
それから20年近くが過ぎた。
親族の不幸は最近はないが、ご近所の不幸は多くなった。町内ではご夫婦が亡くなり空き家になってしまったところもある。
見渡すとみなさん80代になられた。自分も20年経つわけだからね。都落ちした頃にみなさんちょうど60代ぐらいだったのだな。
そして20年。ご近所の皆さんの多くが80代になって、毎年去っていく方が絶えない。
今回亡くなった方は82歳。20年前に挨拶を交わした頃は、山歩きの好きな陽気なかただったが、間も無く宴席で倒れてしまった。
お酒の好きな方だったのだな。この世代にはそういう酒豪の方が多く、それで亡くなる人も多かった。
幸い一命は取り留めたが、障害が残り、リハビリの甲斐もなく二度と自力で歩くことは叶わなかった。
奥さんと一緒に歩行練習をしてる姿を何度か見たことがある。 随分と責められたらしい、という話も聞いた。
もう少しお酒を控えてくれてたらこんな事にならなかったのに、と介護する奥さんの恨み節は痛いほど良く分かる。
もう随分見かけていなかったので施設に入っていたのかと思っていたが、つい最近まで自宅で暮らしていたと聞いた。
定年退職後再就職をしないで、好きな山歩きを楽しみにしていたというから、倒れてからの20年近くは実に不本意な辛い日々だっただろう。
その心中を察するに余りあり、かける言葉も見つからない。ただただ、ご冥福をお祈りするばかりだ。
弔辞を読んでいた方はかつての職場の同僚の方だったようだが、やはり同僚の方も随分と亡くなっているという話だった。
80歳を超えると生存率はガクンと下がってくる。男性は平均寿命は81歳だったか。
参列者も皆さん同世代の方がほとんどで、僕などはこれでもまだ若い方だったぐらいだ。
初めてお会いしたのが今の僕の年齢ぐらいだった。 あれから20年。月日の流れを痛感する。
もし自分が平均寿命まで生きられたら、その頃にはこの町内のほとんどの方は鬼籍に入ってることだろう。
ということは、もうこの町内が成り立たないという話になるのだなあ。 町内はおろかこの街そのものが成り立たなくなっているのではないかと思えてならない。
もっと言えば、日本全体がどうなっているのか。
目先の利益に目のくらんだ拝金経営者の要求に安易に応える自公のあまりの無節操さには言葉がない。
20年前、小泉元総理が行った構造改革に拍手喝采した連中は今頃どうなってるのだろうか。当時、7割が自分は勝ち組に残れる、とアンケート調査に答えていたのだ。
何というオメデタさ。もっとも、だから小泉構造改革を支持したのだろうが。人は本当に身の程を知らないのだな。
そして今回の外国人労働者の受け入れ問題。20年後に同じようなことになるのは目に見えてると思うのだが、自公は何の迷いもなくこの亡国の法案を押し通す。
20年後の日本の姿など見たくないものだな。どう考えても今よりも良い状態になってるとは思えない。