らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

しっぽ

2011年11月20日 01時52分20秒 | ペット
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昨日の晴れを使ってタイヤ交換。なんかついこの間交換したバッカリみたいな気がするんだが。今日は雨が降り気温は少し高めだが、めっきり寒くなって来た。来週は平地でも雪が積もりそう。温暖化と言われながらも冬は確実にやって来る。

田舎に来てから10年余り。まったく暑くない冷夏は何度かあったがあったが雪が積もらない冬は無かった。田舎暮らしを始めて数年、散々悩んで除雪機を購入。買った年の冬は雪が少なくて、まあだいたいそんなもんだけどね、早まったかと思った。しかしそれは杞憂に終わる。翌年、記録的大雪。大活躍。ご近所から羨望のまなざし。それでもご近所の皆さん、今年は特別、と思っていたみたい。翌年も、その翌年も除雪機は活躍しております。嬉しくない誤算というか何と言うか。

話は変わって、先日シッポのあるコーギーが我が家に来ました。「トイ君」といいます。まだチビ助とかチビタンとか呼ばれてますが。ちなみに、5年前にMダックのお嬢(ナナ)が来た時は1年ぐらいチビと呼ばれてました。おふくろがお気に入りの韓ドラ「トンイ」からンをぬいて「トイ」。楽器からの名前も考えたんですが、バル(シンバル)とかベス(ベース)ベル(カウベル)とか。ちなみに「タムタム」はドラムのタムタムから。

そのタムタムも来年の春には11歳。散歩の距離はだんだん短くなってきました。行きたくないというのに無理強いはしたくない。Mダックのナナは一応散歩には出かけますがまったく散歩にならず。1人散歩はよほど意志が強くないと長続きしそうにない。そういうワケで新しい家族はまた運動量の多いコーギーにしました。

ところが地元のペットショップでコーギーを探したら取り扱い自体がほとんど無い。プードルとかチワワとか人気みたいですね。都会で飼うならそういう超小型犬が良いんでしょう。あんまり小さいのはどうかと思いますけど。タムタムもペットショップが福岡から空輸して連れて来たもの。最近はまったく見かけなくなりました,コーギーは。近所のペットショップではあまり人気が無い様な事を言われるし。もう二度と来るか、こんな店。とフンガイするもタムタムを取り寄せた店はもう無くなっていた。

仕方なくネットで検索する。以前ネットで探した時にあんまりいい印象がなかったんだが他に方法が無い。そうしたらブリーダーから直接子犬を購入出来るサイトがあった。「楽天」みたいな感じ。購入者は手数料無料だけど登録ブリーダーは仲介手数料を支払ってるんじゃないかな。とにかく、地元のムカつくペットショップで無理して買うよりも、まともなブリーダーから直接購入出来るのならこっちの方がいいやとさっそく問い合わせてみた。次はシッポのあるコーギーと決めてた。それが出来ないならコーギーはやめようとおふくろが何度も前から言っていたからね。

タムタムには悪いけど、シッポが無いというのはおふくろにはどうにも許せないらしい。もしコーギーの断尾を知っていたらウチの選択肢にコーギーは入らなかったはず。間抜けな話だが、ウチの家族は全員タムタムが来てからずっと「どうしてシッポが生えて来ないんだ?」と不思議に思っていた。しばらくして獣医からシッポはみんな切ってると聞かされて初めてコーギーのツルンとしたおしりの事を知った次第。

今でもおふくろは「どうしてアンタにシッポが無いんだろうねえ」としみじみとタムタムに話しかける。犬はシッポをブンブン振ってナンボだと考えてるおふくろには次はコーギーは無かった。。いや、タムタムは大好きですよ。目に入れ、、、たら痛いけど。散歩中にもよく「!!、可愛いいッ?」と言われるしね。一緒に散歩してるオレには目もくれずにいきなり抱きついて来た人もいましたね。写真撮らせて欲しいとか。

一時期スゴく人気があったからね。まあだからウチの家族がコーギーを選んだんだけど。そう言えばシベリアンハスキーとかも人気でしたね。今ではまったく見ないけど。レトリーバーも見なくなった。柴犬は結構見かけるかな。あとMダック。ところで本家?のスタンダードタイプのダックスフンドはいるんでしょうかね。昔一度だけ見た事があるんですが結構大きいんですよね。タムタムぐらいは大きかった気がします。

品種改良でみんな小さくさせられていかがなモンかと思いますが。ミニコーギーというのもいるんですね。知りませんでした。コーヒーカップぐらいのトイプードルとか、う~ん、たしかに可愛いでしょうけど、どうなんでしょうか。需要があるからそういう風になって行くんでしょうけど。もっともサイズはいいんです、どうでも。要は飼い主に大事に育ててもらえたら。そうじゃないのを何度か見てるんでね。飼い主は選べませんから。

まあエラそうな事言ってもウチもそんなにほめられたモンじゃないですけど。トイ君もエラい田舎に連れて来られたなあとか思ってるかも知れない。だんだん寒くなって来たしね。怖いお兄さんもいるし。ところで何だっけ?そうそうシッポの話だったね。いつも話が脱線してワケが分からなくなるんだよなあ。だからブログのタイトルを付けるのにいつも悩む。1つの事についてだけ書くという事が出来ないんだよね。

そのブリーダーズというサイトでもシッポのあるコーギーは登録がほとんど無かった。シッポ付きはやはりリスキーなのだろうね、ブリーダーにしても。シッポが無いというのがもう定番になってるから。日本では子犬じゃないと売れないという傾向が強いらしい。実際に飼ってみると生後30日ぐらいの子犬なんか世話がエラい大変。というかある程度の知識経験が無いと無理じゃないですかね。

ブリーダーの方では引き渡しは60日以降という所がほとんどでしたが、それでもまだちょっと不安かなと。オレなんかは5ヶ月ぐらいですぐに散歩が出来るのが良いんじゃないかと思うけど。ただ、かわいい子犬の期間って短いですからね。だからなるべく早く飼いたいって気持ち判らなくもない。その後は面倒になってほったらかしってコトにならなければいいんだが。そういうのを見かけてるから。

で、「トイ君」です。ほとんどがシッポの無い中でなぜ彼のシッポが残っていたのか逆に気になったりしますが。まあそういうヤボな詮索はやめて、単純に他生の縁があったのだ、という事。シッポが無ければウチには来なかっただろうし、またウチにとっては彼以外の選択肢も無かったわけですから。しかし、コーギーのシッポってずいぶんとまた立派ですねえ。驚きました。まだホンの子犬ですよ。それがこんな立派な物を付けているとは。タムタムももしついてたらさぞかし立派なモノを振り回していた事でしょう。

シッポのあるコーギーは雑誌でもほとんど見た事がありません。もちろん実物はトイ君が初めて。おそらくウチの町にはいないんじゃないですかね。年明けぐらいにはお散歩デビューが出来ると思います。はたして何と言われますか。何と言われようが思われようがいいんです。ウチのドアホウどもはサイコーですから。世のすべての飼い主がそう思ってくれれば不幸なペットはいなくなるはずなんですけどね。病気やケガをしないで天寿を全う出来る様に願うばかり。

実はタムタムは一緒にいられる時間はあまり長くないかもしれない。だからタムタムがいなくなってナナがひとりぼっちになる前にトイ君を連れて来たわけです。タクがいなくなってずっと一緒だったタムタム。その大好きな仲間がいなくなってしまったら。まあ判りません。実は気に入らないヤロウだと思ってるかもしれません。彼らは話せませんから。ナナは1人の方をもしかすると望んでるかも知れない。またナマイキなヤロウが来やがったと思ってるかもしれません。ナナが、というよりも実はオレやおふくろですよね、寂しいのは

おふくろは少し慣れて来たと言っております。彼らがいなくなる事に慣れたという意味です。ただほんの少しだけですけど。トイ君は8頭め。現在3頭ですからもう5回の別れがあったわけです。そのいずれの時にも大きな悲しみがありました。でも、後悔はなかったかな、と。寂しいけれど悲しみは無い、というような飼い主の言葉を聞いた事があります。楽しい日日をありがとう、と。彼らは必ず先に去って行きますから。ペットを亡くした悲しみから立ち直れない人も多いと聞きます。経験から言える事は新しいペットを飼うしか解決方法はありません。新しい家族を迎える以外に去って行ったペットの悲しみを癒す方法は無いんじゃないでしょうか。

とは言うものの、オレもタクが死んで3年が過ぎてようやく心が落ち着いて来た所です。タクがいなくなってもまだナナとタムタムがいるのに家の中がガラーンとしてしまった様で。晩年のタクは弱ってほとんど動けなくなっていたのにそれでもタクのいない家の中がこんなにも寂しいとは。

イカンですね。トイ君がやって来て楽しい話にするつもりが思いっ切りシンミリした話になってしまった。とにかく我が家は急に賑やかになった。一匹増えただけでこんなにも違うのかというぐらいに賑やかになった。どうやら言われる通りに気が付くとたしかに愛犬家になってしまっていた様だ。もう一匹ぐらいいてもいいかな。散歩が大変だけど。


コメント
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