LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

老舗「名古屋観光ホテル」2022~

2022-12-15 17:25:54 | 時間旅行

 

錦通り側 メインエントランス
 

 

正面玄関
 

コロナ禍の最中に、ロビーが改装されていた。
“シノワズリ” 風に様変わり?
 

フロント
 

セントレア空港が出来る前は
名古屋空港からの国際線乗務員の定宿でした。
色々な国籍の航空会社クルーが昼夜問わず行き交っていた。

 

こちらには商談などの為の
ラウンジスペースがありましたが
コロナ禍以降撤去され
ピアノが置かれた。
 
ずっと昔には…
通常のウェイトレスさんとは別に
真っ赤なドレスを着たホステスさんが1人居て
格調高い演出をおこなうラウンジでした。
初めて見たときには驚いたのですが…
昭和当時は何処のホテルでも
特別なスタッフを置くことが流行っていたのだそう。
 

 

 
 
 
 
▌ ライブキッチン ジャルダン 
 

「ライブキッチン ジャルダン」
旧屋号は “ブッフェ&ラウンジ ジャルダン” 
ラウンジソファ席エリアは廃止されるも
ビュッフェ席でラウンジを兼業の様子。
海外の美術館や博物館に併設されたレストランのような雰囲気。
 

 

多客時は臨時の朝食会場として使用される
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
㊟  2023年9月1日 1階の改装が始まる
※2023年9月5日追記
 

 

更なるサービスの変更と改装が始まりました。
2023年9月1日より
宿泊客フロントを
1階から6階に変更されました。
6階の“コンフォートフロア”客室は廃止改装され、
「ライブラリーラウンジ」という
宿泊客専用ラウンジ兼フロント業務を提供されるそうです。
ホテルマンの方に伺うと…
旧1階フロント跡は、
ギャラリー的なモノになるそうで、
詳細はまだ確かなものではありませんとのこと。
 

そして同じく1階の
ブッフェレストラン
“ライブキッチン ジャルダン”も閉店。
写真のように白い壁で覆われ全面改装。
改装後は
“ラウンジ ジャルダン”
となるそうです。
朝食とブッフェレストランは、
“ルシュッド” で提供。
その為に“ルシュッド”でも
座席定員数を増やす改装がされました。
 
 
 
 
▌ ブラッセリー&カフェ ルシュッド
 

 

 

「ル・シュッド」
大胆に改装されたカジュアルレストラン。
昭和のオバサマらが御用達のホテルランチの雰囲気は一掃される。
20~40歳代の利用をターゲットにシフトされたよう。
 

最近、ホテルでもこのようなカウンター席が増えている。
ホテルではゆったり座りたいと思うもの…
需要あるのかな?なんて古くさいこと考えてしまう。
夜には若い層の客が何組も利用していた。
時代はどんどん若い世代に代わっていく。
 

※2023年9月5日追記
2023年7月6日 再改装され、
客席増設のため
カウンター席は消滅しました。

 

 

アメリカンブレックファースト
メインディッシュ以外はブッフェ形式
みかんジュースが特に美味しかった。
 

 
 
 
 
▌ 客室階 
 
◆ 2018年ごろまでは
❐12~17階 デラックスフロア
❐06~11階 コンフォートフロア 
   (※旧スタンダードフロア)
2つの客室グレードでした。
 
◆ 2019年以降、4つのグレードに再編される。
❐15~17階 ニュークラシックフロア(上級)
❐12~14階 デラックスフロア(中級)
❐09~11階 エスパシオフロア(最上級)
❐06~08階 コンフォートフロア(普通) 

 
◆ 2023年9月1日 再改装
❐06階はフロント階へと改装されました
 
新設されたのは、エスパシオフロア。
富裕層のインバウンド客向け、
高級アパートタイプの客室が誕生。
ニュークラシック・デラックスの両フロアは、
改装などは見送られ室内環境改善のみ。
 
 

 

客室階エレベーター
 
 
  
 
▌ ニュークラシックフロア
~17階 エレガントクラシック ~
■ クラシックスーペリアダブル 30㎡ 
・2022/10/10~11撮影
 

17階 エレベーターホール
 
客室階・最上階にして
皇室御用達のフロアでもあります。
 

 

客室平面図
上側・広小路通り側
下側・錦通り側
左側・栄方面
右側・名古屋駅方面
 

 

真っ赤なラインのクッションやベッドスローに変更される。
旧デラックスフロア時代、17階は喫煙フロアでしたが禁煙に。
 

 

 

ホテル建物の柱が部屋の中に。
17階はフロア自体が張り出している建築構造。
その分、部屋が大きく窓も左右に大きい造りになっている。
なので他の下層階よりも明るく広々している。
 

コーヒーメーカー
部屋タイプによって非設置もある。
公式HPで確認出来ます。
 



 

 

1990年代後半に改装されたバスルーム
綺麗に維持されている。
 

 

 

 

 

旧デラックスフロアから
ニュークラシックフロアへと環境変更された。
その結果…額縁の中から…
楽器を持った4人のストリートミュージシャンのおじさん達が。
 
名古屋観光ホテルは
2019年の令和元年
天皇皇后両陛下
令和最初の地方公務でご宿泊されたホテルです。
そして
この17階の1725号室では
両陛下が提灯奉迎の為にご使用になられました。


 

ネット画像より~
 
当時の写真や映像をネットで見て、
ホテルの窓の数を数えてから、
客室平面図で照らし合わせ何度も確認したので間違いありません。笑
ご宿泊は、同じフロアの1番大きなロイヤルスイートにお泊まりになられたのだと思います。
 

私が初めて泊まった1999年当時
この下園公園には
ブルーシートのテントが一面にいっぱいありました。
ホームレスの方たちが何十人か百人以上かわからないほど。
発展途上国へ旅行したときの風景のそれと似た様子でした。
それが2019年には天皇皇后両陛下の提灯奉迎の場に。
 
 
 
 
▌ ニュークラシックフロア
~16階 モダンクラシック ~
■ クラシックプレミアムダブル 36㎡ 
・2022/12/11~12撮影 

 

16階 エレベーターホール
クリスマスのデコレーション
 

 

客室平面図
上側・錦通り側
下側・広小路通り側
左側・名古屋駅方面
右側・栄駅方面

 

 

 

ウォークインクローゼット
 

 

コーヒーメーカーと紙パックの水
 

 

 

 

レースカーテン
プリーツの影が絵になる
 

 

 

アメニティ
ホテルの名前入りの布製袋に変更されていた
 

 

 

電気の明かりも無い…
昔の絵画のような雰囲気
 

客室から
朝陽に赤く染まる“名古屋ヒルトン”
  

  

 
サイキックの眼 ヤマモト・コージ