振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

チェンマイ 街角点描

2022-10-19 21:30:45 | チェンマイステイ
チェンマイの街を歩いていると大きなウォールアートに出くわすことがある。日本でも橋桁やアンダーパスの壁面などに小さく描かれたモノを見ることがあるが、それらは正に落書きでしかない。キャンバスの所有者の依頼、もしくは許可がなければ残念ながらアートにはならない。多くの人の眼にとまる場所で、これだけスケールの大きな絵が描けるなんて、なかなか無いことだ。







アートではないが、これはまた笑ってしまうモノを見た。



場所はショッピングモールのMAYAのあるリンカム交差点の南西角のホテル前。一見すると地下鉄の駅の入口だ。地下鉄が走っていないチェンマイにはあるはずのない施設だが。しかも丸ノ内線のイメージのようだ。


駅名は日本語で「イースティンタン駅」とある。イースティンタンとはそばにあるホテルの名前。



ホテル前は雑貨店や飲食店が集まるオープンモールになっているが、モールの運営会社は飲料メーカーで、そこの会社の社長が発案したとの情報がある。大の日本びいきらしい。

「みさえ」と言う名前の店が見えるが、日本のお菓子や飲料が並んでいる。みさえはクレヨンしんちゃんのお母さんのことだな、多分。




ATK29バーツと大きく書かれた店は薬局で、ATKはコロナの抗原検査キットの事。




セブンイレブンでは39バーツのモノが売られている。150円も出せば買えるわけだ。日本でも最近は比較的安く手に入るし、無料で配布する自治体もあるが、タイではコンビニで買える。

タイは日本のような国民皆保険の制度がなく、病院などで治療を受けるとなると負担が大きいので、病気になると市販薬で治そうとするらしい。

発熱や喉の痛みがあるとATKを買って自分で検査し、陰性だと家にしばらく籠もって回復するまで我慢しているようだ。よほどのキツい症状が出ない限り医者には世話にならないみたいだ。

このやり方だとカウントされない感染者は相当な数になるかもしれないが、医療が逼迫するまでには至らないのだろう。

今回のチェンマイステイのためにタイに入国したのは8月で、入国規制はコロナワクチンを2回接種が条件だった。日本への帰国は陰性証明が必要で帰国72時間前にPCR検査を受けるつもりでいたが、自分の帰国日の2日前から陰性証明が免除され、凄くラッキーだった。

万が一陽性だったら帰国出来ず面倒なことになると思うとハラハラドキドキの検査結果待ちになる。検査費用も1万円近くかかるので、これが浮いたのは嬉しい。











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