振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

使ってみました、クレジットカード付帯の海外旅行保険

2016-09-27 10:19:51 | 日記
3か月前になりますが、タイのチェンマイで家内のお腹の調子が悪くて病院へ行きました。

日本人を含めて海外からのロングステイヤーや観光客の多いチェンマイですから外国人対応がしっかりできる病院が数か所あり、設備も整っているとは聞いていました。

また、滞在先のサービスアパートから近い私立のチェンマイラム病院もその一つで、もしもの時はとマークはしていました。

家内の症状は下痢で始まってから4日経っても改善のきざしがなく、こんなことは十数回来ているチェンマイでも初めてのことです。外出も控えていたので気分もイライラしてきて病院をいやがっていましたが、ケツをたたく感じでラム病院へ連れてゆきました。




館内に入ると右手に「INTERNATIONAL」の文字が見えたのでそこの窓口に行くと受付の人が私たちが日本人であることを確認した後、電話で日本語のできるスタッフを呼び出してくれました。

やって来たのは日本語の上手なタイ人女性で家内の症状と治療費の支払い方法を尋ねました。そこでクレジットカードを見せながらこの保険を使いたいと言うと彼女はカード会社に電話をして何か話をした後、そのまま家内に電話を渡しました。カード会社の担当者は家内の本人確認と症状の確認をし、そしてこれからの治療費は保険で対応するとの説明があったようです。

それから消化器科に連れて行かれたくさんの書類にサインを記入した後、少し順番待ちがありましたが医師の診察を受けました。原因は食物の中のウィルスか何かのせいだろうと言うことで処方されたのは抗生物質。

会計窓口、薬局での薬の説明までずっと通訳さんが付き添ってくれました。窓口ではディスプレイに自分の番号が表示されるまでベンチで待ちますが、日本の病院のシステムとほとんど同じです。



画像は処方された薬で、日本語の説明があります。持ち帰りの袋も小じゃれた紙袋で、家内は気に入っていました。

治療費の総額は1万数千円と思われ、通訳料みたいなものも含まれていました。

また、2日後くらいにカード会社の担当者からケータイに電話がありましたが、治療の確認からその後の体調を尋ねたり、アフターフォローのようです。



10年くらい前までは保険のことなどあまり気にしないで海外に出掛けていましたが、その頃から子供も独立したので旅行も増え、旅行期間も少しだけ長くなってきたのでクレジットカードの付帯保険に加入しました。それにゴールドカードへの切り替えも会社をリタイヤする前でないと難しくなるだろうと想像したのです。

海外でも治療が必要となった場所によって異なるかもしれませんが、チェンマイでは大変スムーズに行って安心しました。同じような機会はきてほしくはありませんが、今回は良い経験になりました。



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