振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

平戸島の対岸にある宿から

2017-06-04 09:12:10 | 日記
名護屋城博物館と城跡で時間をとりすぎたので平戸観光は翌日にすることにして伊万里の手前で鷹島に向かった。

13世紀の元寇、弘安の役の際に江南から押し寄せた数千の軍船が集結したのが鷹島あたりだ。ここで暴風に会い壊滅的な損害を出して元軍は撤退する。

目ぼしい元寇の遺跡や資料館でもあれば立ち寄るが目的は明石海峡大橋をはじめ呼子大橋や名護屋大橋を見たついでに鷹島大橋も見たいだけだ。

鷹島は長崎県松浦市に属するがこの立派な唯一の橋が佐賀県唐津市とつながっている。鷹島から松浦市役所に陸路で行くには佐賀県の唐津市と伊万里市を経由するわけだ。橋の反対側から松浦市へはフェリーが就航しているが何かビミョーな感じがする。

平戸では海峡越しに平戸城やサビエル記念教会を眺められる田平と言う場所にある宿に泊まった。

画像は翌朝宿から撮影したものだが快晴だったこともあり良い景色だ。

左手にはこれから渡る赤い平戸大橋も見える。周辺の島との間を結ぶ小型のフェリーや渡船、そして漁船が白い航跡をひいて行き交う景色が良い。

宿のレストランでの食事中にちょうど落陽を見ることができ、平戸島に太陽が没して行った。左下にオランダ商館が見える。これまた良い景色であった。


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