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振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

台風一過の後にいつもの散歩コースを歩いてみると

2018-09-06 09:23:45 | 日記
6月には大阪北部の地震、7月には西日本での集中豪雨、9月になって台風21号による強風や高潮の被害、と思っていたら今日の早朝には北海道で大きな地震。自然災害が頻発する今年はどうなるんだ。

暴風を伴った台風21号が接近した時の強風がすごかった。7月末の逆走台風もあまり例のない強風で怖かったが、21号は更に怖かった。自宅は軽量鉄骨の住宅だが、風圧で建物が震えることもあった。

京都の最大風速は30メートル台で、大阪湾周辺の40~50メートル台よりは弱く、山に囲まれた内陸にあるためだと思うがそれでもすごかった。門の横に置いている植木鉢が風のために道路に転がり落ち、重たくて戻すのが大変だった。葉を剪定しておけばよかった。



4日の昼過ぎから強くなった風も、4時頃には日本海へ抜け、夕方には風もおさまってきた。翌朝は6時前からいつものように散歩に出て、台風の影響を確認してみた。カメラを持って出なかったので、画像は翌々朝に撮った。

まず気が付いたのは、TVのアンテナが倒れたり折れたりしている家が少なくない。







自宅のある組(ブロック)には17軒の家屋があるが、TVアンテナが3軒で倒れていて、付近よりも多いと思う。倒れないまでも傾いだアンテナも結構目にする。修理のために屋根に登って転落する事故も起きているようだが、やはりプロに任せるべきだ。あの強風にも耐えるように支線を張るのは素人では無理。

我が家は5年前に家の外壁を塗装した際、アンテナを撤去して光ファイバーで受信するようにしたので心配はなかった。

散歩の途中で時々お参りをしている伊勢田神社に寄ってみると、なんと石灯籠の一番上に乗っている宝珠が地面に落ちている。大人の頭の大きさぐらいある重い物だが、風で落ちた?木でも倒れた時に当たったかと思ったが、そんな様子もない。



境内の森にある大きな木も、何本か途中から折れている。





古木と言うか、樹齢100年以上ありそうな老木が多く、中心部分がムロになった木は根元からやられている。

6月頃にも強風で1本が倒れ、その後に危なそうな老木が2本伐採されていたが、それでもまたやられたようだ。老木だけに背丈も相当あり、近くには住宅もあるが幸いにも被害はないようだ。

参道の脇には落ちた枝木が集められているが、昨日は倒木と枝木で参道は塞がれていた。



昔からある伊勢田の集落の中に、古民家と言っていいような茅葺トタン屋根の家が1軒だけある。よく見るとトタンの一部がはがれてしまったようで、下地の茅が見えた。



自宅の西方に行ってみると運送会社のプレハブ家屋に被せたトタン屋根が吹き飛んで、電線に引っかかったまま排水路にぶら下がっていた。



画像左にあるプレハブ家屋の上にはブルーシートが敷かれている。電線は切断されてないようだが、撤去には手間がかかりそうだ。

自宅から北の方には巨椋池を干拓した水田が広がるが、稲は結構しっかりと立っている。部分的には斜めに倒れそうになった稲もあるが、これらもなんとかなりそうに見える。稲刈りにはまだまだ早いこの時期だったので幸いだったのかも知れない。



高潮で冠水した関西空港や、車がひっくり返った大阪などに比べると周辺の被害は小さいが、それでも台風21号の強風を記憶させるに充分な景色があった。












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