振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

バイクツーリングのナビゲーション(1)古いスマホを復活させた

2019-09-24 10:02:45 | バイクツーリング
車でドライブに行く場合、自分がナビを使うようになって15年ぐらいになるだろうか。ナビが便利なのは言うまでもないが、昔は事前に道路地図を見て頭にルートを入れ、迷ったら地図を見ながら目的にたどり着いていたのがウソみたいだ。便利なナビに慣れてしまった一方で方向感覚や走りながら周囲を観察する力が失われているように感じることがある。

ナビが装着しにくいバイクでは最近はスマホでナビアプリを利用するのが一般的で、2年前の九州ツーリングではグーグルマップにルートを設定したスマホをウエストバッグに入れ、頭で記憶したルートを走りながらも道を間違えたのでバイクを停車させ、スマホを取り出してはルートをチェックしたことが何度もあった。バイクにスマホホルダーを取り付ければグーグルマップの画面を見ながら走行も出来るが、雨に濡れたり振動などでスマホを落としてダメにしてしまう危険もあるのでその方法は躊躇した。

そこで昨年の山陰ツーリングではスマホはウエストバッグに入れたままでナビゲーション音声を聞けるように、ヘルメットにヘッドフォンとブルートゥース受信機を装着してしてみた。バイク用のインカムを装着する方法もあるが値段もそこそこするので、自分で作ってみた。費用は¥2000と少しぐらいだった。








テスト走行などで試してからツーリングに出掛けたが、スマホの音量を上げてもナビの音声が聞き取れない場合が少なくない。これは自分が加齢による難聴気味なのが理由の大半だが、他車や自分のバイクのエンジン音に妨げられることもある。しかし交差点を曲がる場合などは大体300メートル前と曲がる直前でナビが音声で指示するので、音声内容は聞きとれなくとも指示の内容を想像できなくはない。

注意すべきは走りだしてからスマホのブルートゥースのスイッチの入れ忘れに気付いたりとか、ナビの設定ミスで全く指示がなかったりするこも何度かあった。走りだす前は落ち着いてナビの準備をしなければならない。

また、走行中にスマホに電話がかかってきた場合はブルートゥース受信機のボタン操作で通話が出来るはずだが、そんな状況を迎えたことはない。

今回は2度目の九州ツーリングになったが、準備中ふと思いついてバイク用のスマホホルダーを購入してハンドルに取り付けてから出掛けた。



装着しているスマホは昨年買い替えるまで使用していた古いヤツで、SIMカードは抜かれて新しいスマホで使用中だ。引き出しの中に眠っていたのでナビとして使ってみることにした。万一落としたり破損しても困ることはない。ついでに言うと、古いスマホは機種代金ゼロのヤツなので実損もない。

このスマホはSIMカードが入っていないのでモバイル通信はできないがWI-FI機能やGPS機能は使えるので、スタート前にWI-FIの使える場所で行き先とルートを設定すれば走行中がオフラインでもナビとして充分に使える。途中で設定をやり直したい場合はコンビニのWI-FIも使えるが、スマホのテザリング機能を使えばどこでもやり直しはできる。


今回のツーリングではT氏のスマホナビに頼ることが多かったが、T氏と別れた後で串間から内之浦までは自分のナビが活躍することになった。この時自分はYahooのナビアプリを利用したが、内之浦に別々に行ったT氏とすれ違ってもよかったはずなのに出会わなかったのは、T氏がグーグルマップを利用していたためだと、後でわかった。









最新の画像もっと見る

コメントを投稿