振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

「どこかにマイル」を使って山形に(2)肘折温泉は湯治場の雰囲気

2019-12-01 11:19:19 | 旅行


紅花資料館を出る時、庭に残っていた紅葉に冬日?が差し込んで、キレイに輝いていた。オマケにお土産をもらったような気持ちだ。


ここから今晩の宿を予約していた肘折温泉まで約1時間はかかる。早めに着かないと暗くなりそうなので少し急いだが、かなりの山道をドライブすることになった。何とか17時には到着できたが、温泉街は谷川沿いにあるため既に薄暗く、カーナビがなければ宿を見つけるのに苦労したはずだ。

温泉街の道は狭く、大型のバスは進入出来ない。宿は湯治場宿風のものが多く、団体客を収容するようなホテルや大型旅館は見当たらない。画像は翌朝に撮った。





宿の部屋は6畳しかないが、一人旅なので問題ない。チェックインしてから徒歩1分の場所にある共同湯「上の湯」へ。入湯料250円だが宿で無料券をもらった。温泉宿の宿泊者は無料のようだ。





番台にはおじさんが一人いて、脱衣場で先客と入れ替わって、浴室に入ると貸切状態だった。湯は少し濁っているが、臭いは感じられない。しばらくは一人でゆっくり入浴していたが、その内に親子連れが一組と、少したってから一人の客が入ってきた。皆さんアメニティ持参なので地元の人なのだろう。

湯から上がって服を着ていると番台にいたおじさんも脱衣場に入って来て服を脱ぎ始めた。番台が無人になっても問題はないようだ。


宿に戻ると18時から夕食。湯治場宿なので共同の自炊設備もあるが、朝夕の食事を予約しておいた。夕食にビールを頼むと高級なエビスビールが登場。宿名にちなんでビールはこれしか置いてないようだ。



やや質素な夕食だが、温泉に浸かってビールがあればこれで充分。2食にビール代を含めて税込7400円。ヨメと一緒だと、このようにはならないので高くつくが、自分一人だとリーズナブルで結構。

寝る前と朝起きてから内湯に浸かった。朝食についた温泉玉子をごはんにかけて食べると美味かった。米が美味いせいもある。





朝、温泉街を散歩すると朝市をやっていた。8時頃だったが撤収の時間らしく、おばさん達が商品の片づけ作業をしていた。霜が降りて寒い朝だが、氷点下ではないようだ。しかし街中に旅行客らしき姿は見えず、もう冬と言っていいのかもしれない。





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