振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

センセーブ運河のボートに乗ってみた

2017-07-26 10:59:52 | 日記
ラオスのルアンプラバーンからバンコクに戻ったが日本に帰る便の出発は翌々日だ。LCC利用なので何かのトラブルでラオスを出る便が飛ばなかったりしても日本への高い航空チケットを買い直さなくても済むように1日だけは余裕をとっていた。

そこでバンコクで空いた1日を利用してまだ乗ったことのなかったセンセーブ運河のボートに乗ってみた。1~2年前にボートから船着場に飛び移ろうとして失敗落水した客が挟まれて亡くなったことは知っていたが、事前に調べてみるとボートの機関部が爆発炎上して乗客多数が負傷したこともあったようだ。100%安全な乗り物はないのだから仕方ないし、上記の情報だけで計画を中止するつもりもない。

オートーコーの市場とそこに併設されたロイヤルプロジェクトのショップでお土産を買ってからBTSに乗ってサイアムの一つ手前のラチャティーウィー駅まで行った。駅から少し南へ歩くとセンセーブ運河にかかる橋があり運河の南側(左岸)に船着場が見えた。

青いテントの船着場に入るとお揃いのTシャツを着た3人くらいの兄さんが寄って来た。ボートを使ったツアーの勧誘だろうと思ったらやはりそんなものだった。聞いてみると1日乗船券が200バーツで旅行客を相手にしていて専用のボートを使っているようだ。船着場に入って来る欧米人や中国人に熱心に売り込んでいた。

我々が乗ったボートはこれでヘルメットをかぶった青いシャツの兄さんが接舷作業をして、ボートが動きだすと舷側を伝いながら乗船キップを売りにきた。終点のパンファー橋まで乗って8バーツだった。



ボートは狭い運河をかなりのスピードで走り、時々はボート同士がすれ違うので波しぶきが派手に上る。運河の水は見ての通りの汚水に近いので当然ながら波しぶきは被りたくない。

すると地元の乗客はボートの屋根からぶら下がっている吊り輪のついたロープを引っ張って波よけのシートを上げていた。うまく出来ているが使い勝手のわからない我々には既に波しぶきがかかっていた。

この後は終点でボートを降りて徒歩でカオサンに向かった。遅い目の昼食になったがここでは14時を過ぎてもビールが飲めた。そしてチャオプラヤー川まで再び歩いてエクスプレスボートでサトーンまで行った。

メコン川でもボートに乗ったが旅の味付けにボートに乗るのは楽しい。



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