振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

年金受取用の銀行口座の優遇特典とは

2023-12-17 10:55:28 | 日記
自分の年金はメガバンクにある預金口座で受取っていて、そこから毎月ヨメに渡すの生活費や自分の小遣いを現金で下ろし、クレジットカードや一部の保険料の引き落しに使っている。

国民健保の保険料や固定資産税は地元の信用金庫口座から引き落しているので、メガバンクから信金にインターネットバンキングを利用して毎月送金している。メガバンクで一元管理すれば送金の手間が省けるが、何らかの不測の事態が起きた場合、預金を含めて複数の口座に分散しておいた方が良いのではと思っている。

今回は同じメガバンクに我がヨメが口座を新規開設したので、この口座を年金受取り口座にすることで得られる優遇特典をあらためて確認してみた。
①インターネットバンキングを利用しての自社銀行口座間の振込手数料が何回でも無料。
②同じくインターネットバンキングを利用しての他行口座への振込手数料が月3回まで無料。これは毎月使うのでありがたい。
③提携コンビニATM手数料が月2回無料。
④自行ATMの時間外手数料が無料。(紙の通帳を取止めた場合にも適用される)

以前までは預金残高に応じたステータスで優遇ランクがあったはずだが、いつの間にかそれは廃止されたようだ。コンビニATMでの無料回数も減ったように思うが、自分は毎月初に1回ATM支店まで行って必要な入出金と記帳をしていて、コンビニATMは臨時の入出金の場合だけなので、月2回の優遇で十分。インターネットバンキングがあるので引き落しや振込はPCで随時確認をするようにしているのはもちろんだが。

これは優遇とは関係ないが、毎月25日と月末日(銀行休業日の場合は前営業日)の8:45〜18:00の提携コンビニATM手数料は無料だ。これは全く知らなかった。給料の支給日に対するサービスでもあり、自行ATMへの集中を回避するための対策なのだろうが、良い考えだ。

ところでヨメは自宅から300mの地元信金の支店にある口座で年金を受取っている。受給が始まった時にまあまあの粗品を頂き、その後も数年くらいは毎年粗品があったように思うが、今は無い。地元信金でのATM時間外手数料は無料だが振込などの手数料は同一支店内以外はインターネットバンキングを含め全て有料。しかもコンビニATMも使えないので、メガバンクのようなサービスは無い。

一方で受給した年金をそのまま定期預金に回せたら1年間は優遇金利(0.15%)が上乗せされるサービスがあるが、200万円で利息が2400円(税引き後)ぐらいであまり魅力的でもなく、多くの利用者があるようにも思えない。他にも百貨店での展覧会や料亭への優待、温泉旅行への優待などがあるようだが、ヨメには関心がないらしい。

だからと言ってヨメに年金の受取り口座をメガバンクに変更する様子がないので訊ねると、現金の入出金と記帳だけなので信用金庫の方が便利だと言う。確かに自宅から1km圏内の支店やスーパーなどに置かれた信用金庫のATMを数えてみると6箇所もある。コンビニATMも5箇所あるが記帳は出来ない。スーパーの買い物ついでに利用出来る信金ATMの方が、ヨメにとっては便利らしい。

メガバンク、信用金庫、それぞれに出来ることと出来ないことがあるので、年金受給者に対するサービスも異なってくるようだ。