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振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

山陰縦走ツーリング(4)山口県内各地で渋滞に遭遇

2018-09-24 13:16:30 | バイクツーリング
観光客がまばらな津和野の街を散策して宿に戻ると夕食が待っていた。



画像を撮った後で野菜を炊いた皿が追加されたが、品数としては多くない。しかしながらメインの料理は200グラムはありそうな島根和牛のステーキで、これが柔らかくて大変美味しかった。4人泊まれる洋室だが2食付きで一人8100円(税込み)で、この和牛ステーキ付きとは安い。三連休の初日だ。大の肉食系T氏は大喜び。

昨日日曜日の朝刊に1ページ広告で、9月29日からのSLやまぐち号の運転再開と津和野観光が宣伝されていた。やはり今年の夏の運転中止は津和野に大きな影響があったに違いない。宿がこの値段で和牛ステーキを付けているのが良く分かった。

宿泊地として萩と言う選択肢もあり検討したが、我々にとって適当な値段の宿がなく、津和野に割安感があったので選んだが、それなりの理由があったわけだ。


翌朝の津和野は山の中だけに雲がかかり、小雨模様だった。出発を1時間遅らせたが、それでも雨具を付けてスタート。国道9号線を南下して山口県に入り、徳佐を過ぎるころに雨は止んだが、長い木戸山トンネルを抜けた途端に再び雨。

自分が生まれて10歳まで過ごした生家跡のある仁保に寄った後、中学、高校を過ごした山口の市街地へ。住まいのあった一の坂川沿いや、瑠璃光寺の五重の塔に寄ってみた。天気は回復してきた。





山口は静かで小さな街で思い出深い場所はいくらでもあるが、メンバーを連れてではゆっくりもできず、一人が希望したお土産を買いに和菓子店に。昔は街の中心部や駅に販売店があったが、今は中心部から少し離れたロードサイドにも出店している。

豆子郎を買いに店に入ったら4人とも茶菓の接待を受けた。バイクで京都から来たと言うと、スタッフの若い女性とも話がはずんだ。買物をしたのは2人だけなのに素晴らしいサービスで、山口に対するメンバーの好感度がグーンと上がった。




山口を出て仙崎に向かった。青海島と元乃隈稲荷が目的だが、その前に昼飯にと半年前にオープンした道の駅「センザキッチン」に寄った。ところが駐車場待ちの自家用車が列を作っていて、何とかバイクは入れたが指定外スペースに駐輪。そう言えば午前中の仁保でも道の駅に寄ったが駐車場が空いてなく、Uターンしたのだった。





ここは道の駅と言いながらオープンモールのようになっていて、かなり広いが三連休の中日とあってかどの店もお客が一杯。結局道の駅を出て青海島に入ったが食べる所もなく、コンビニのイートインで昼飯となった。

このまま元乃隈稲荷に行くと、アクセスが狭く、駐車場も充分でないと聞いているので渋滞の恐れが多分にある。相談の結果中止して、その先の目的地の角島に向かったが、ここもビックリするくらい大渋滞だった。



角島大橋の手前の駐車場が満杯だったのでそのまま橋に進入したら島から戻る車やバイクが大渋滞。島に向かってゆっくりと進みながら、折り返しの渋滞で時間がかかればフェリーに乗り遅れることが心配になり、橋の真ん中の緊急駐車ゾーンで道幅が広くなった所で頭を下げながらUターン。悪いこととは知りながら20台くらいいたバイクのかたまりの後ろに入れてもらった。



橋の入り口に戻るまで10~15分かかったが、対向車線を逆走するバイクは1,2台しかいなかった。渋滞中の橋の全景画像は入口に戻って展望台から撮影。車もバイクも福岡や九州のナンバーが多く、日帰りで来ている様子だ。

この後で下関に寄ってから関門トンネルを渡ったが、ここも渋滞したのだった。