振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

由布院 湯布院 ゆふいん

2018-04-09 09:57:51 | 旅行


孫の向こうに見える山が由布岳。別府から山越えして湯布院の盆地に降って行く途中の展望台から撮影。

現役時代の40年近く昔、この地に新しく開店する量販店の商品陳列に出張で来たことをかすかに覚えているがそれはユニード湯布院店だった。恐らく現在のグルメシティではないかと思うが定かではない。

それから何年か後にも同様な仕事で湯布院の先にある玖珠に行ったが、ディーゼルカーの車窓から由布岳がキレイに見えたことをよく覚えている。

現在の湯布院は十数年前にあった市町村平成の大合併で由布市湯布院となっているがJRの駅は「由布院駅」で駅舎の表札は「ゆふいん驛」とある。



調べてみると由布岳があるようにこの地は古くから由布と呼ばれていたようだが、戦前に北由布村と南由布村の合併により由布院村が誕生する。その後、由布院町になり1955年になって隣接の湯平村と合併する際に二つの名前を合わせて「湯布院」町となった。温泉のある湯の町と言うイメージを高めようと言う考えもあったと想像するが、その効果は小さくないと思う。

温泉は合併前からあるので表記は由布院温泉、同じくJR駅の表記も由布院のままだが駅舎の表札が「ゆふいん驛」とあるように、市内にもひらがなで「ゆふいん」の表記が少なくない。これは二種の漢字表記の混同を避ける意味もありそうだ。





画像は正面に由布岳が望める駅前だが歩いてみると外国人観光客が大変多い。韓国や中国、台湾などからが多いように見える。ここは同じ温泉地でも別府と違ってこじんまりとし、大きな建物や大規模宿泊施設がないのも良い。

よく考えると湯布院はいつも日帰りか通過するだけで温泉には浸かっていない。せめて足湯くらい浸かれば良かった。いずれまただな。


由布院駅のホームにも足湯の施設があった。