おはようございます。
「体罰」は必要ない!
大阪市立桜宮高校の体罰問題から各種のスポーツ関係での体罰が表面化しております。
以前から「体罰」について議論されておりましたが、中には「強くするために多少の体罰は仕方な
い」と容認する意見もあります。私は反対意見です。体罰を持って指導する監督やコーチについて
私は彼らが競技技能レベルや理論レベルそして素質を見抜くレベルが低いからそれらを隠すため
の方便だと前々から考えております。優秀な監督やコーチは決して体罰を与えることなく選手との
コミュニケーションを取りながらその選手に合った指導で技術的にも精神的にも伸ばして行くものだ
と考えます。桜宮高校の体罰事件の時、当校のある生徒がコメントしていました「彼らは優秀な生
徒たちだから体罰が無くても強くなっている」、この言葉が私は強く印象に残っております。
監督やコーチよりもこの生徒の方が「レベルが上」と思ったことでした。(^.^)
そして昨日「体罰は不要!」と身を持って教えてくれた人がいます。その人は「川内優輝選手」
です。昨日の「別大マラソン」で初優勝、それも大会新記録のおまけをつけた人です。
(マスコミで知る限り)彼は実業団には所属せずいわゆる「市民ランナー」として活躍している人で
す。その彼は(あくまでも私の推測ですが)独自の練習方法を編み出して、それを繰り返すことによ
って次々に好成績を出しています。そこには監督やコーチの「体罰」とは全く無縁の世界がある訳
です。そのことを考えると彼の昨日の優勝は「体罰」を考えるうえで絶妙のタイミングだったと思い
ます。その意味からも「川内選手、優勝!」を心からたたえたいと思います。
川内選手の優勝を見て子供たちの育成に携わっておられる方々も「教訓」ととらえた方が多いので
はないだろうかと推察する所です。「体罰は必要ない!」を肝に銘じたいです。
川内選手の今後のご活躍を期待します。\(^o^)/ (^.^)/~~~