山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

本業は木工家ですがそれがなにか?

2006年06月02日 | 木工
今朝薄井工務店からかんなくずを取りに来てくれと電話があった。
うちには馬が3頭いるので敷き藁を結構使う、馬房は毎日掃除するのでワラを買っていたらとてもじゃないが高くて続かない。つーことでワラの替わりに米の籾殻やかんなくずを貰ってきて敷いている。籾殻もかんなくずも厄介者で処分に困っていてみんな喜んでくれるのでうちとしてはとても助かる。この二つはおしっこなどの水分も吸収するしボロ(馬の糞のことをこう言う)ともよくなじむしクッション性もあり足に負担が掛からずとても具合がいい。しかもそれから出来た堆肥は畑の栄養になり無駄が無い。といいことずくめ。でも量がすごいので都会の乗馬クラブなど撒く畑がないところは処分代がすごいと思う。だから都会の乗馬クラブは高いのかも。



この上の大きな木の箱に集塵機で集めたかんなくずがたまる。
かんなくずまみれになりながら山盛りに積んでみました。
今回は多すぎて少々積み残し。
塵肺になりそうだ。



うちの置き場。
秋の米の収穫期にはここが籾殻で天井まで一杯になる。
一杯になるとなんかとても安心するのだ。


昼、久しぶりに本業の注文が入った。
「えっ?本業ってなに?」ですって?
「NPO法人生活支援センター こころん」というところから棚を
作ってほしいとの事。
「そうです、なにを隠そうおらの本業は木工家ですがそれがなにか?」
「なーんちゃって、木工や陶芸でおまんま食えたらいいなー。いまのところ黙考家」(笑)

棚の足はこころんで以前伐採した桜の木の枝を使うことになった。
自然の木をそのまま使うのは微妙な曲がりがあり基準がとれないので
難しいが反面やりがいもあるので頑張るっ。
幅90センチ、高さ120センチのものひとつ。
幅180センチ、高さ80センチのものひとつ。
出来たらここに写真載せますので。甘口の批評よろしく。(笑)


ここがこころん。
主に心の病気、うつ病、対人恐怖、引きこもりなどの自立支援をしてます。
アットホームな雰囲気でスタッフの方の感じもとてもよくて一肌脱いであげたくなります。
でもしっかりいつも材料代プラス手間賃貰ってます(笑)なんせうちも厳しいもんで。
(こころんでは現在農業を一緒にやっていただけるボランティアを募集中ですのでよろしく!!たぶん他のことでもボランティアなら大歓迎、本人も癒されるよ)



去年の秋に頼まれて作った物置。
塗装はみんなで柿渋を塗ったそうです、いい感じの色に仕上がりました。

棚が終わったらこころんの副理事長先生の自宅のデッキの手すり兼布団干し作り、と庭に1坪程の東屋を作ることになりました。立派な家なので下手なものは作れない。最低100年もつ手すりを作ってみせる。ってデッキが10年しかもたないっつーの(笑うところ)
その後は庭に簡単な椅子とテーブルも作って欲しいって言ってたような・・・

重なるときは重なるもんで夜、別のところからの依頼での30坪のデッキの壊しと片付けの依頼。場所は羽鳥湖。出来れば作る方がいいんですけど・・・
まー仕事を選べる立場ではないし今までそうやっていろんな仕事をこなしてきたからやっとなんでもそこそこには出来るようになったのだから、なんでも頑張るっ。
ライオンはウサギを捕まえるのにも全力を尽くす。(なんのこっちゃ)
それにライオンではなくサルですから。(爆)
                           やまざる

最新の画像もっと見る

コメントを投稿