山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

悪循環

2007年03月25日 | 日記
過保護という言葉に敏感なやまざるです、こんにちは。

先日新聞にこんな話が載ってました。
ある記者の小学生の息子が授業でコンパスを使うのを楽しみにしていましたが現在その学校ではコンパスを使った授業をやらないということが分かりとても息子ががっかりしていました。
その姿を見た記者が電話で担任に問い合わせると「危険だから」ということでした。
さらに「もし子供が怪我をしたらあなたはどう責任を取ってくれるのですか?」と言われたそうです。
コンパスの針で刺したくらいの怪我をしてみて初めて痛みを分かっていくのであってそういうことを分からずに育つから普通の子がいきなりナイフで人を刺したりするんじゃないかなー。
またちょっとした怪我でも学校や教師の責任にする親が増えたせいも大いにあるから学校としてもじゃー教えなくてもいい、っとなるのも分からないではありません。
昔ならコンパスの針で刺した?そんなもんなめときゃ治る!です。
親も教師も責任責任で最初から責任のがれの教育になって子供はいい迷惑です。
なんか悪循環だなー。
おらは東京で生まれ育ったけれどやんちゃだったのでいつもすり傷は絶えなかったような・・・(まー東京といっても都心ではないのでおらの子供の頃は周りが畑や雑木林ばっかりでしたから)

ということで学校で教えないなら家庭で教えます。
まずはシンバにナイフでの鉛筆削りを教えました。

右手でしっかりと小刀を持ち左手で鉛筆を持ちながら左の親指で刃の背中を押してゆく、一回で沢山削ろうとせず少しづつ削ってゆく。など。


真剣な顔で鉛筆を削るシンバ。
正しく使えば全然危なくないけど、使い方を間違えると怪我することを教えました。
今、危ない危ないで何にもさせない親が増えているようですがそちらのほうが危ない気がします。
大人になっても包丁も使えないマッチも使えない更にはガス台のガスが点けられないなど。それでもその親は平気なんだよねー。

先日あるテレビのトーク番組でも過保護が取り上げられ某高橋○○と三船○○夫妻が「過保護過保護って子供は親が保護してあげなければ誰が保護するんだ!」と逆切れしてましたが過保護も保護も一緒かよ!って感じでした。

その後はお気に入りのドロ遊び。
ウチでは服が汚れるからとかばい菌で汚いからとか危ないからとは言いません。これも想像力の学習だー。
まーよそゆきの服の時は言いますけど。


おまけ
まだ柵から出てくる床屋の子供。
納戸の片付けをしていたら投光機で暖を取ってました。
今日は全然寒くない!っつーの。