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ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十年四月二十四日]

2008年04月24日 | fine arts
今日もスッキリしない天気、仕方なく電車移動となりました。で、東京都写真美術館で行われている写真展ふたつを見て、恵比寿から散歩がてら (とは言っても、そんなのんびりはしていないですが) 徒歩にて青山の事務所に向かいました。(写真: 写美から出て来たら、雲間から覗いた青空がとてもきれいでした。)

紫禁城写真展 於: 東京都写真美術館
先日、観に行った東京都庭園美術館での「建築の記憶 - 写真と建築の近現代」でも一部、小川一真氏が100年前に撮った「紫禁城 (現故宮博物院)」の写真を見ましたが、この展示ではオリヂナル・プリントから約70点をまとめて公開しています。とにかく凄い歴史的に価値のある貴重な資料であり、また写真作品としても素晴らしいですね。100年もの昔に小川一真氏はよくこれだけのものを写した (しかも中国と言う土地に於て) と思うし、その撮影技術の高さも驚くべきことです。そして、そこに写された「紫禁城」の存在感も凄まじい限り、500年に渡り栄華を極めた中国皇宮、皇帝の絶大な権力を伺い得る、その規模から細部に及ぶ装飾まで壮大な建物です。わざわざ言うことでもないですが、人類がたどって来た足跡は計り知れないものだと、また思いました。この展示、中国人写真家・候元超氏が100年前に小川一真氏が撮った写真とほぼ同じ構図で今の故宮博物院の姿を撮った写真も展示されていて、昔の写真と見比べられるのも、なかなか興味深かったです。

シュルレアリスムと写真 [痙攣する美] 於: 東京都写真美術館
1924年、アンドレ・ブルトンの『シュルレアリスム宣言』に始まった芸術活動に於ける写真作品の展示です。かなり出品数が多く、また内容の濃い見応えのある写真展でした。シュルレアリスムは、まぁ、難解ではありますが、今日展示されていた作品を見て感じたことを箇条書きにします。
シュルレアリスムは、
・叙情的である。
・実験的である。
・詩的である。
・美的である。
・官能的である。
・独創的である。
・作為的である。
・内包的である。
・訴求的である。
以上、何だか分りませんが月並みなことも含めて直感的にこんな風に感じました。で、マン・レイ氏の数々の写真を見て改めて天才だと思いました。別格で秀逸、もの凄いです。氏の写真からは物語を思い起させられ、そして作為的に造られたものでも、それがまるでありのまま、自然の様に感じられます。あと、大辻清司氏の作品やカール・プロッスフェルト氏の作品にはシビレましたね。特にプロッスフェルト氏の植物を接写した写真「Art Forms In Nature (自然の驚異)」はまさに驚異でした。なので思わず先程、アマゾンにてこの本を注文してしまいました!? 届いたら、改めて紹介します。

↓ 東京都写真美術館 ↓
http://www.syabi.com/index.shtml