キプリングのトートバック。柄は落ち着いた青が基調のダイアモンド・ダッシュ。張りのある生地とからだに添うシンプルなデザインがすてきです。外側の大き目のジッパーポケットと、内側のジッパーポケット、携帯電話ポケット、2ペンポケット、キーコードの使い勝手がいい。そして、私の大好きなモンキーのチャームのおどけた姿が、なんとも愛らしい。
4月から50㎡ほどの畑を借りて、野菜つくりを始めました。まず草取りをして、土づくり、畝立てをして、種を蒔き、苗を植えました。それからは、間引き、追肥、土寄せ、中耕、摘心・わき芽かき、支柱立て、水やり。作業の大半は、草取りです。野菜は、イチゴ、トマト、ピーマン、ナス、オクラ、キュウリ、ズッキーニ、ジャガイモ、パプリカ、ゴーヤ、赤シソ、青シソ、スィートバジル、チャイブ、パセリ、ルバーブ。どの野菜も元気に育って、いま収穫の時期を迎えています。今日の収穫は、ナスとピーマン、キュウリ、ズッキーニ、トマト、青シソ。昨日は、たくさんのナスとトマト、ゴーヤを収穫しました。曲がったキュウリも、小振りなピーマンもトマトも、愛らしい。私の畑で育ってくれた野菜どれもがいとおしい。
BVLGARI、B-ZERO1。スモールラウンドペンダントと、3バンド・リング。18Kホワイトゴールド製。シンプルでクール。ほどよいボリューム。リングのスパイラルが小さなバネのように動くので、着脱しやすいのもいい。白やブルーのさらりとしたカジュアルなシャツに、ペンダントとリングをペアで合わせたい。初夏から梅雨明けの盛夏まで、夏に涼しさを添えるアクセサリー。
ふわりと羽織るようなものが好きです。
ブルーのロング丈のシャツ。透け感のあるさらっとした風合い。きれいな水色は少しかすれて涼しげです。七分袖、薄手の軽い生地。両サイドのスリット、袖の切り込み、広く開いた襟ぐりが颯爽としています。ふわりと風にのるような軽さもいい。初夏の爽やかな風のようなシャツです。
セブンフォーオールマンカインドのジーンズ。色はインディゴカラー、素材はストレッチデニム。膝から足首にかけてストレートになっているストレートレグ。シルエットは、ストレートとブーツカットの中間ぐらい。微妙なラインとフィット感がいい。バックポケットには Seven For All Mankind のシグネーチャーS字のステッチとえんじ色のロゴ。ひげやダメージが入っていないリンスウォッシュで落ち着きがある。センタープレスのタイプで、前後のセンターに入った縦のラインが端正で然りげ無い。
エルメスのコロン、「オー ドゥ パンプルムス ローズ 」。トップノートは、グレープフルーツ、オレンジ。ミドルノートは、ローズ、ルボフィックス。ラストノートは、ベチバー。調香は、ジャン=クロード・エレナ。
グレープフルーツの香りがフレッシュで爽やか。わずかに苦味をもたせた香りには深みと落ち着きがあります。セカンドは、ルバーブ様のグリーンを少し鮮やかに立たせたようなルボフィックスと甘さを抑えたローズ。気品のあるローズをグリーンが包み込むように香ります。そしてラスト、べチバーが静かな木陰を連想させるように穏やかに香ります。
ジャン=クロード・エレナの香水には心地よさがあります。芳しい香りの向こうに風景を感じます。ふっと自分の記憶と重なる風景に心地よさを感じるのだと思います。バラが咲き始めた今頃によく似合う香りです。
「ブルーノマリ」のパンプス。なめらかな曲線が美しい。色は濃紺。足にしっくりと馴染んで履き心地がいい。足を包みこむようにしっかりと支えられている安心感があります。ヒールの高さは、5cm程度に見えるのに実際には7cm。履いた感じも安定して、差ほど高さを感じない。いい靴に足を入れると、外に出たくなる、歩きたくなる。いい靴は、晴の日に履きたい。
しんと底冷えする寒い日によく馴染むお香、J-PERIOD の「初霜香」。穏やかで、そこはかとなく懐かしい。凛として、霜が降りた朝のぴんと張った空気のよう。目を閉じると、陽の光に反射してきらきらと輝く霜や、霜柱を踏んだ時の感触と音、凍て付いた土の匂いを思い出します。「香を聞く」とは、匂いに問いかけをして、その答えを聞く心なのだといいます。お香を焚いているあいだ、時間の流れ方が少し変わるような気がします。静かに耳を澄まし、心で聞いているような気持ちになります。