せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

オドリコソウとイカリソウ

2010-05-04 20:00:19 | 
オドリコソウ(踊り子草)
     別名オドリバナ(踊花)コムソウバナ(虚無僧花)

多年草で 白または淡紅紫色の花をつけます。

初めて観た時は 素敵!と胸躍る想いで植えたものでしたが

繁殖力の凄さに今では 制限(困る場所では抜いてる)してます

花の形が
笠をかぶった踊り子の姿を思わせるから つけられた名前で

茎は根元から群がって直立し30~50cmに 

増えるのでお好みで 春の若芽はお浸し等の食用に 

根は煎じたものを付けると打撲傷や腫れ物に効くそうです


ツルオドリコソウ (蔓踊り子草)

前記の踊り子草(日本に自生してる)と違い

ヨーロッパ東部からアジア西部原産で 園芸用に持ち込まれた外来種


園芸種として庭に植えられています
斑の入った葉がきれいで つるで伸びて地面を覆います
日本には自生していない外国種と書かれたところもありますが

最近野草化していると言うところもあり

我が家でも お隣からいつの間にかどんどん蔓延ってきて
元々植えてあるアガパンサスを 覆い隠す勢いで

斑入りの葉の陰に ふっくらとした卵色の花が開花して
それは可愛いのですが
場所が無いと 可哀想でも抜くしか無い場合もあるのです。

花の径は1~2cm茎は 20~40cm 花茎だけを見ると蔓性には見えませんが
花の終わった後に根元から匍匐枝を伸ばして増殖します

白い斑が鮮明に入った
卵形の広めの葉がきれいでグランドカバーとして利用されているとか

イカリソウ(錨草)
船のイカリのような形をしているからこの名前

冬には地上部分が枯れてしまいますが、暖かくなると再び新芽を吹いて花を咲かせる多年草です。

山野に自生している山野草の一種で 丈夫で冬には地上部分が枯れてしまいますが
暖かくなると 再び新芽を吹いて花を咲かせる多年草です。

ハート形の若草色の葉っぱがぎっしり並ぶと 眩しい様な

春のうれしさを届けてくれる花ですが

この北陸 金沢では白い花のイカリソウが自生していて
その辺の山では 沢山の群生がみられます

赤い花のイカリソウは 他の地方で自生していると聞きましたが

ウチでは 花友達から戴いたのが 今年はまた少し増えてくれたみたいです


日本産種は観賞価値の高い種が多い上 それぞれに変わりものや
自然雑種が多い事から 様々な個体が選別され栽培されていて
近年は 交配育種も盛んなのだとか