天下びとの郷 17
環境の整備は行政だけではなく、住民の力も大きいと思います。
中吉田公園も中之郷公園も地元自治会が中心になって、創り上げたものです。
管理も行き届いていて、ごみ一つ落ちていませんし、花壇もきれいに整備されています。
グランドも掃き清められています。
地域の人たちの真心が、伝わってきます。
天下びとの郷 16
美術館に至る並木道や駅周辺の集落はたいへん穏やかな雰囲気に包まれています。
この穏やかさは並木道や駅前の中吉田公園そして少し東の中之郷公園の緑が連なっている
環境のたまものでしょうか。
街角に佇んでいると心も体も洗われるようで、去りがたい気持ちになります。
電車もゆっくり走行しているようで、街の空気を乱してはいません。
天下びとの郷 15
駅を出て左に進むと、なだらかな坂道が目に入ります。
道の両側には、大きな並木が続いていて、その先には
県立美術館や県立大学の立派な建物が立っています。
東名高速を東に走ると、右手に見える壮大な建物群がそれです。
静かで落ち着いた雰囲気の地域です。
まさしく学術・文化の都です。
天下びとの郷 14
春日町駅に入線して来るオレンジイエローと、
新清水駅に向け、出発していく1000形電車です。
この路線は全線複線ですから、すべての駅で、効率的な運行が可能です。
天下びとの郷 13
A3000形ですが、静鉄創立100周年を記念して走らせている電車です。
側面には100thANNIVERSARYの文字が見えます。
また正面には、同じ意味の円形エンブレムが掲げてあります。
因みに型式A3000のAは、次の三つの意味があるそうです。
Activate 活性化する
Amuse 楽しませる
Axis 軸
天下びとの郷 12
長沼駅に隣接する比較的大きな静鉄の車両基地です。
左から「ちびまる子ちゃん」のラッピング車両、お馴染みの1000形車両、A3000形のクリアブルー、
そして1000形車両です。クリアブルーはこの日初めて見かけました。整備のため車庫入りしていたのでしょうか。
天下びとの郷 11
住宅街の生垣をすれすれに通る1000形の12号車。この辺りは中心部から少し離れた郊外です。
「午後の紅茶」の文字が大きく表示され、遠くからでも目につきます。
紫陽花の季節も終わりを迎えたのでしょう、精細がなくなってきました。
天下びとの郷 10
静鉄清水線を行ったり来たりしている間、「午後の紅茶」のラッピング車に
一番多く出会い、最も多くシャッターを切った気がします。
天下びとの郷 9
ひっそりと護国神社が佇む広大な柚木公園を過ぎると、長沼駅です。
そこに速度を落とし、ゆっくり近づいてくる1000形電車です。
背後には、柚木公園の緑が見えます。
静岡鉄道清水線は、国道1号線に沿って通っています。
車の喧騒も、公園の静けさに溶け込んでいくようです。
天下びとの郷 8
カーブの先から突然現れたエレガントブルーです。
この日初めて姿を見せた優雅な車体。空は雨模様なのに、地上は晴れやかです。
周りの緑に溶け込んで、鮮やかな印象を与えてくれます。
もう1編成クリアブルーが存在するはずですが、そちらの色彩とはどう違うのでしょうか。
