中国「宋」時代の学者「朱熹(しゅき)」の偶成という詩を紹介しよう。
少年老い易く 学成り難し
一寸の光陰 軽んずべからず
池塘の春草の夢 未だ覚めやらずして
階前の梧葉 すでに秋声
過ぎゆくばかりの時の流れの前では、あまりにも無力な人間の営みに対する哀れさや悲しみが切々と迫ってくる。
だからこそ、寸暇を惜しんで研鑽を積まなければならない。
と言うことらしい。
ま、これは学問のことを言っているのかな。
でも、この世のすべてにそうであろう。
子供たちは、時間は無限に与えられている、というような感覚があるようだ。
時間を無駄にしてはならないし、たゆまざる努力と、何よりも夢をかなえようとする情熱が大切だ。
バンクーバーオリンピックも終わった。
金メダルはなかったが、アスリートたちの戦う姿は、頼もしくそして素敵である。
流した涙に、4年後への思いが光ったように見えた。
後に続く若者たちへの、応援を惜しまない!!