dolce cantando

優しい気持ちで

時間

2009-08-21 23:56:03 | 日常
最近、時間の使い方が悪いのだろうかと思うことがよくあります。
時間の使い方が悪いのか、体力がないのか、自分が思っているだけのことが出来ないのです。
理想はあるのです。
夏休みの今の現実は、次の通り。
4時半 起床。洗濯。お弁当・お昼(夏休みの子ども用)・朝食の準備。
6時   主人と子ども達を起こす。ゴミ出しの準備など。
     主人と長男、朝食。長女はラジオ体操へ。
6時半 主人と長男、出発。ゴミ出しを頼む。
7時   長女と私、朝食。新聞にも目を通す。
7時半から8時半までの間に片付け・掃除・洗濯もの干し
8時半 出勤
9時から13時まで仕事。
帰りに買い物をして帰ったら14時。それからお昼。
17時 犬の散歩。
それから夕食の準備をして食べて、寝るのは11時以降。
空いている時間にピアノをしたりネットを見たり、です。

こうしてみると、余裕があるようにも思うので、「使い方」というより「体力」の問題なのでしょうか。
でも、こんなに単純な時間の割振りができないくらい疲れていて、昼ねをしたり、お風呂にも入らず眠ってしまい、そういう時は当然ユニホームも乾いてなく、朝4時に起きても朝からバタバタしていることも。そして出勤前にはすでにグッタリ。
どちらにしても今、しんどいと思うことが多く、そしてゆとりがないというふうに感じます。
それならピアノをしなければ・・と思うのですが、そのしんどいところから回復させてくれているのはピアノだったりするのでここは削れないところです。
ということは、ピアノ時間を増やせば「しんどい」感覚も少なくなるのかも?
ただ、それをするには時間の使い方をもっと工夫する必要もあるように思います。
それにまだ書いてなかったのですが、他にも庭のこと・認定薬剤師のこと、それに近々ある社内監査に向けての社内規定の暗記などもあり、これをしないといけないという気持ちも自分に圧力をかけている気がします。
目の前の事を一つ一つ片付けていく習慣をつけなくては。


とりあえず今日は、夕食は外食、と、楽をさせてもらったので、先ほど、明日の分の洗濯と掃除を済ませました。
これ、いいかもしれません。
明日は私以外、みんなお休み。
主人と娘はフットの練習に8時半から出かけるけど、わざに「起こす」必要もないだろう。
明日はリフォームの件で3時に来客予定。
早く起きて庭を少しくらいきれいにしておこうかな。
そういえば、ハト、いなくなりました。
卵もなくなっていたので、ヘビかネコにでも狙われたのかも・・・。
残念だけど、仕方ないです。
モッコウバラも、いつか剪定です。

  
    
 



ハノンで。

2009-08-21 23:06:27 | ピアノ
今日思い立っていつもと違う練習を試みました。
いつもはハノンを1曲、手の形・鍵盤を下までちゃんと押さえることを意識して、ゆっくり弾きます。
そして指が形に馴染んできたら少しスピードを上げるというやり方です。
それから曲に入ります。
たまにハノンの前に、指の独立にいいという、どなたかのブログで見つけた練習(?)を2~3分することもあります。ピシュナをもっと簡単にシンプルにしたようなものです。
今日もとりあえずハノンから始めてアンスピに入ったのですが、相変わらず左がぎこちなく、うまくいきません。
指の独立練習をやってみてもいけません。
う~ん、これはどうしたものか、もうそろそろもう少しマシに弾けてもいいと思うのに・・・と考えてしまいました。
その時ふと思い出したのです。
子どもの頃のハノンのレッスン。
リズムを変えるというのは昔も今もよくすると思うのですが、その時確か、すごく嫌だった練習。
それを思い出したのです。
それは、左と右の音のバランスを変えて弾くというもの。
大きなはっきりした音で弾くのはまだ出来るのですが、小さな音でささやくように弾くというのが意外に難しい。
それをレガートで、なんて言われると、まさに今のアンスピの左と同じ。
やってみました。
子どもの頃それが出来ていたかどうかは知りませんが、今やってみて、やっぱり難しい。
そこで、右の大きな音は諦めて、とりあえず左を「ささやくようにレガートで」を意識して弾いてみました。
あと、pから始めてfに持っていき、またpに向けて返ってくるというの。
ゆっくりで2往復ずつしましたが、手首から甲にかけて、かなり辛かったです。
ムリなことをしたわけではないと思うので、この辛さは手の形と脱力の問題なのだと思います。
でも、でも、なのですよ。
その後のアンスピ、いつもとちょっと違っていました。
いつもも気をつけて弾きます。今回も気をつけて弾きました。
でもその、同じ気をつけ方なのに出てくる音が違う。
その後のポロネーズもなんというのか、とても弾きやすい。指が軽いし、弾むように弾ける気が・・。
ちょっとびっくりです。
ハノンだけというのはどうなのだろうかと思うこともあったのですが、要は練習する時の意識の持っていき方で、そして工夫次第でどんなふうにでも使えるんだなあと思いました。




果てしない

2009-08-19 23:04:14 | ピアノ
神辺マラソンも終わったことだし、次は10月のポポロに向けての練習開始です。
ポポロではアンスピを弾く予定。
12月には発表会、2月にはショパン、それに向けてのリハを兼ねて、スタインウェイコンサート。
最近、やっと、以前からレンタルしようと思っていたユンディ・リのCDをMDに落としました。
アンスピももちろん入っています。
車での移動中、大音量で聴いています。
少し前に聴いたときには「少し違う」と感じていたことも、今ではもうすっかり耳に馴染んでしまいました。
MDを聴いた主人には、「これ、同じ曲?」と言われてしまいましたが、それは仕方ないことです。
なにせ、ユンディ・リ。こんなふうには到底ムリです。
でも、少しでも近づきたいな~。
どうやったらあんなに硬い馬のひづめのような音で歯切れ良く弾けるのか、風がさら~っと吹いてくるように弾けるのか、コロコロと転がるように弾けるのか、とか、聴きながらその手の形・支え具合・指の動きを想像し、感じてみますが、想像は出来ても実際の鍵盤の上ではそのようにはいかないものです。
まずは、きちんと鍵盤の位置を把握することからでしょうか。
今日はとにかくゆっくりと弾きました。ペダルなしで。
ペダルなしというのは、甘えが通用せず、音の輪郭もよくわかり、曲本来のメロディーを自分がどう弾いているのかを聴くことが出来ます。恐ろしい。でも、ピンと張った感じもあり、気持ちはいいです。
左手だけで、とか、右手の歌わせ方を鍵盤の位置の確認をしながら、とか、苦手なところとか・・・。
それにしても、曲が大きい。
目の前に大きな山があって、その向こうは見えていて、でも向こうに行くには足元の土から崩していくしかなく、苦労して少し崩しても「ああ、まだたったのこれだけ。しかも、ちゃんと下まで削れてない。」と思って、もっと違う方法はないものかとウロウロと探してみたりしている気分です。



神辺マラソンコンサート

2009-08-17 16:48:18 | ピアノサークル
受付でプログラムをもらってみてみると、なんとサークルのメンバーが固まっている!
誰一人、離れていない。
大体の時間は「〇時頃」というレベルで合わせていましたが、まさかこんなにくっついているなんてねぇ(笑)
スタッフの方がご存知だったのかしらと思ったり。
会場に入るとスタインウェイの明るく軽やかな音が聴こえていました。
今回は子ども達の出場が多かったのかな。
でも演奏中にチョロチョロと走り回る子もいなかったです。去年はちょっとね・・・。
そしてプログラムもほぼ時間通り。
去年は初めてのコンサート参加で、コンサート直前の練習会からテンパってました。
今年はもう少し落ち着いて弾きたい。
会場の雰囲気は知っている、去年ああだったからもう怖いものはない、心配だった鍵盤の重さはそれほどでなくてとても弾きやすいピアノだったはず、みんなも素敵な音で弾かれているではないか、など、一生懸命自分に暗示をかけようと試みましたが、やはり緊張は解けず・・・。
会場の室温の低さ(なにせ、一昨年聴きに来てこの会場の室温で膀胱炎になったほど・・・)と緊張で腕の筋肉も肩も体もガチガチ、手も冷た~くなっている。せめてカイロでも持ってくればよかったかも。
他の出場者の演奏を聴きながら、ふと、「月の光ってどんな曲だったっけ?」と思うこともあり、楽譜を見て思い出そうとして混乱したり・・・もうこれはどうしようもなく緊張してしまっているんだと、いっそのこと思うようにしました。
そして舞台袖に入ってから順番を待つ間も、楽譜を手元において開いては閉じ、開いては閉じを繰り返し、これを持って出るか否か、ずっと迷っていました。
でも持って出たとして、どこのページを開く?と思ったので、そこで迷うならもう持って出ないと決心出来ました。
本当に最後まで往生際が悪い。
Uコさんの次が私。
Uコさんのいい「気」をいただいて、覚悟を決めて舞台へ。
ピアノの前に座って最初に思ったこと。「どの高さで弾くんだったっけ?」
少しの間鍵盤をじっと見つめてしまいました。こっちかこっちのどっちか・・・。
こっちじゃないからたぶんこっち・・・と想像して音の感覚を思い出し、そして息をして、弾こうを思った瞬間、拍をとってなかったことに気づいて自分の中で仕切り直し。そして弾き始めました。
演奏の方はというと、体がほぐれなかったのでやっぱりミスタッチはありました。
途中の盛り上がっていくところでは音をちゃんと聴きながらメロディーを奏で、羽がフワンフワンと風で舞い上げられるように盛り上げていこうと思っていたのに、気づいた時にはそこは既に弾き終わっていましたねえ。
ピアノはとても弾きやすかったです。
特に弱音のコントロールがとてもしやすい気がしました。
曲自体、全体的に柔らかな感じの曲なので、ピアノにかなり助けてもらいました。
去年よりは満足のいく演奏だったかな。
でもやっぱり、舞台が終わってから「もう1回弾きたい」とは思いましたね。
また来年も挑戦したいです。




家族も見に来てくれていました。
去年よりよかったというのは共通の意見。
たぶん一番的確な意見を言ってくれると思われるのは娘です。
その子の意見です。
「お母さん、緊張しとったねえ。すぐわかったよ。だってねえ、すごい大股で歩いて出てきたもん。腕もすごい振って。」
こういうことを言ってくれるのはこの子だけです。見ているところが違う。さすがです。
でもとてもありがたい意見です(笑)



神辺マラソンコンサート前

2009-08-17 15:35:29 | ピアノサークル
今年もマラソンコンサートに出場しました。
エントリー開始日にFAXで申し込んで昨日まで、約2ヶ月半。
月の光でエントリーしたのはいいけど、ちょうどアンスピを一生懸命練習していた頃だったので、月の光でエントリーしたことを少し後悔していました。
月の光は去年の12月に発表会で弾きましたが、それ以降あまり弾いてなく、人前はもちろん、自分で弾いてみるのも勇気がいる状態で当然暗譜は落ちているし、楽譜を見ても奏でるとか歌うとかいうレベルでなく、音がとれない初見とほぼ同じレベル。
練習しなきゃな~と思いながら、アンスピばかり弾く毎日を過ごしていました。
時々弾いてはみるけど弾く気なし。
7月半ばのレッスン(もちろんアンスピ)のとき、先生に、
「やっぱり曲目を変更しようかと思う。アンスピにしようかと。もう電話して訊いてみる。」
と打ち明けました。先生は、いいとも悪いとも言われませんでしたが。
でも、それからアンスピを弾いても、これもまだ弾けない。
こうなったら月の光を弾くしかないと思ったのは、先生に宣言して2~3日後。
それからスイッチが入りました。
アンスピはほったらかし状態。
そして久しぶりに見る月の光の楽譜。
アンスピを分解することに比べるとずっと楽そう。
そう思ったので、今回初めて分解しました。今までこういう事はあまりやったことはないのですが。
でもそれをしたおかげか、コンサート前に1度、月の光を見てもらった時に、
「音色が変わったね。迷いもなくなった感じね。」
と言ってもらえました。ただ、その日のレッスン、何回か弾いたのですが、弾くほどに迷いが出て、音を出すことが怖くなってきて、結局なんとなくマズイ感じでレッスンを終えたのでした。
それからもちろん練習はしましたが、今一つ立ち直りが悪く、当日は朝から子どもの自由研究に付き合ってダンゴムシの迷路作りを手伝い、それが思った以上に手こずって出来上がったのはお昼前。
それから少し弾いたけど、何か焦っていて集中できていないのが自分でもよくわかりました。
暗譜もこんな時に落ちているし。
なので、楽譜はしっかり持って出発しましたよ。
 
・・・つづく。