dolce cantando

優しい気持ちで

庭が!!!

2008-11-30 08:59:32 | 
今年は台風も大したことなく、大きくなったモッコウバラもアーチを覆い、
来年の春が楽しみ。
でもいつだったか強風が吹き荒れていた日があり、その時にモッコウバラをとめていたアーチが
その風で少し持ち上がっていた事があったのです。
アーチはHCで買って自分で取り付けたもの。
やはり風に対しての不安もあり、そのアーチを、業者さんに頼んで作っていただいたウリンのフェンスにひっかけて倒れないように固定していました。
倒れるところまでは行かなくても持ち上がることはあるか・・・仕方ないか・・・でもこれはもう少し長い杭でアーチを地面に固定しなくてはまずいなあ・・・と考えて、は、いましたが放っていたのです。
それが、です。
昨日の天気。かなり吹き荒れていました。
夕方帰ってきたときには大丈夫でした。
そして夜、ビュ~~~ンとスゴイ風の音とともにメキメキッという音が・・・。
「今メキメキッていったよね・・・?」
「うん、メキメキ言った」
「おいおい、モッコウバラがなんかなったんじゃないんか?」
う~ん、きっとそうだ・・・。
で、真っ暗な中、庭に出てみると案の定モッコウバラもろともアーチが倒れてました。
モッコウバラの幹は直径数センチにもなっていたのですがしなやかなので、倒れてはいても折れてはいません。
ああ、やっぱり。
メキメキッていったけど、バラは無事。アーチは仕方ないか。
明日朝、直そう。アーチからモッコウバラを外して、アーチをばらして・・・また組み立てからか・・・。
なんて考えていました。
それが今朝、明るくなって外に出てびっくり!
え~~~!!!フェンスが~~~・・・!!!
フェンスの上の板がアーチとモッコウバラと風の勢いに負けて外れて落ちていました。
長いビスで固定してあったのが全部取れ、柱だけが残った状態・・・。
あの「メキメキッ」はフェンスが壊れる音だったらしい。
ということで今日は、できるかどうかわからないけど、フェンスの修理も加わりました。
はあ~~~~~、ショック!!!
今回は主人が手伝ってくれるというのでありがたいけど、本当に直せるかしら・・・。
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tutti-club・びんごロンド サロンコンサート

2008-11-24 22:42:36 | ピアノサークル
久々の更新です。
というのも、職場が変わって生活のリズムが作れず趣味にも家事にも今一つ集中できずにいたから。
それが今日のサロンコンサートでとてもいいエネルギーをいただき、やっとパソコンにも向かえる元気が出ました。
会場は広島のウエストプラザ。
ソファがたくさんある中に新しいヤマハC3があるサロン風の部屋。
演奏者23名。そしてご家族の方、お友達、全体で30人前後いらっしゃったのかな。
ソロはもちろん、連弾、バイオリンとの共演などいろいろあり、13:20開演で17:00過ぎまで、
休憩も挟みつつ3時間以上だったのですがあっという間でした。
演奏のレベルも高いと思いますが、それ以上にピアノに向かう姿勢のレベルの高さに毎回驚かされます。
みなさん仕事があったり主婦として忙しい日々を送られている中で、真摯に前向きにピアノに取り組まれ、
もちろんピアノが唸るくらい、ものすごく上手な人もいらっしゃるのですが、
上手・下手でなくその人らしい演奏というものがこちらの心にも響く、そんな感じです。
片田舎で育った私の中では、中学2年でピアノをやめたというのは長くピアノを続けていた方だったので、ピアノが好きという人は音大に行くような限られた人くらいだろうと思っていたのですが、ここに来ると「そうではなかったんだなあ」としみじみ思います。みんなマニアックなくらいピアノが好きで、その空気がとても心地いいのです。世の中には音大出でなくてもこんなにたくさん、ピアノが好きな人がいるんですね。
ポポロが終わって、あの時自分の中で一番集中して演奏ができ、本当ならそこから更に・・・と行きたかったのですが、いろいろあり、今回のこのサロンコンサートに出ると申し込んではみたものの、ピアノに向こうという気がなかなか起きず、何回かした練習会でもどこかよそを向いたような気の抜けたピアノしか弾けずにいました。
月の光も、頭の中では「こう」という情景もあり出したい音もあるのに弾けない。
結局、生活がきちんとできてないからピアノに向かうことを自分が自分に許してなかったのかもしれないです。
ただ、さすがに先週半ば、Uコさんと連弾の合わせをやった頃(2回目の合わせでちょっと先が見えた感じがありました)からやらなくちゃという気が出てきてピアノ優先で2・3日は過ごしました。
でも練習不足はやっぱりいけません。
集中しなきゃ・・と一生懸命曲に入ろうとしても緊張してしまい、手は震えるし思うような音は出ないし、結局集中しなきゃと思うことに集中したまま、肝心なところはできず終わってしまいました。



Uコさんの弾かれたシャブリエのブレー・ファンタスク、知らなかった曲でしたが、練習会で何度か聴いて、聴くたびに少しずつ進化している感じを受けました。最後にかけての熱く力強く盛り上がっていく感じがすごく好きです。割れんばかりの拍手でしたね。
譜めくりをさせていただいたのですが、途中楽譜についていけなくなり、Uコさんの「めくって」の合図を伺うしかなくなり、それでも気づかずあわててめくったり。
Uコさんが暗譜もしてくれていたのでよかったけど、申し訳なかった~(汗)
連弾はドビュッシーのゴリウォークのケークウォーク。
おそろいのリボンを髪に結んで、これは楽しく弾けました。
もっと詰めていけばもう少し何か出来たのかも知れないけど、連弾を楽しむという中ではよかったと思います。
secoのUコさんの音も自分の中に取り込みつつprimoを弾くというのが楽しかったなあ。
のここさんご夫婦の連弾、これもかわいらしく、明るく。自分のお気に入りのものを頭に思い浮かべて自分を勇気付け、前向きに生きていこうとするそんな感じが良く出ていたように思いました。
あと、のここさんとようこさんの、ラフマニノフのピアノコンチェルト2番の連弾。
第1楽章の有名どころをつないで作ったものでしたが、素晴らしかったです。
最後、ピアノから何かがふたを開けて出てくるかのようなものすごい音が出てました。
今回の収穫。
一番はピアノに向かう気持ちにエネルギーをいただけた事。
とてもピアノを弾きたくなりました。
月の光、煮詰まってたけど、何か見えそうです。
明日からもう少しピアノを頑張ろう♪


102歳

2008-11-01 16:15:14 | 日常
先日、主人の祖父が亡くなりました。
102歳。
M原市D和町なのであまりお邪魔する事はなかったのですが、いつ行っても元気な方で、とても100歳を超えているようには見えませんでした。
布でぞうりを作るのが趣味。
穏やかなんだけど、まさに一家の大黒柱でその存在だけで家族を支えているという雰囲気がありました。
ずっと自宅にいたのだけど、肺も心臓もさすがに100年以上動いていたわけだし弱って、入院先の病院で亡くなったとのことでした。
大往生なんだけどやっぱりお別れは寂しい。
ひ孫の大学生の男の子や高校生の女の子が泣いている姿を見ると、その存在の大きさをあらためて感じました。
お年寄りからいろんなことを学ぶことは多いけど、102歳の方となると話を聞いていると自分の悩んでいる事なんてホントに小さなことで、そう言われなくても「大丈夫大丈夫」と言ってもらっているように感じます。
その次男さん(もう80歳くらい)が生前の思い出を話されてたのが、
「100にもなってぞうりなんかを編むのは体がしんどいだろう。しんどい事はもうそろそろやめてゆっくりしたらどうかと言ったら、『しんどいけぇするんじゃ。しんどい事をすることで自分は生かされていると感じるし、長生きができるように思うんじゃ』と言っていた」ということ。
私なんて、どうにかして楽に・・・と考えがちだけど、そういう生き方には憧れるなあ。
そういうことをさらっと言えるお年寄りってやっぱり素敵だなあと大きく見えます。