dolce cantando

優しい気持ちで

素敵な出会い

2009-11-16 22:25:06 | 日常
昨日は尾道市の教育フォーラムで1日中出かけておりました。
ウチの地域の学校が当番ブロックに当たっていて、「全家庭参加」ということになっていたのでそれぞれ係りを受け持っていました。私は「講師接待」という担当。私を含め、3人での担当でした。
その講師をいうのが、宮本 延春先生。
「オール1の落ちこぼれ、教師になる」という本で有名です。
粗相があってはいけないので打ち合わせも綿密に、それでも当日何が起こるかわからないということでなんとなく不安と緊張が入り混じり、この日が早く終わるなら終わればいいのになんて思っていました。
予定より少し早く1時頃会場入りされた宮本先生、とても穏やかで気さくな方で、「お気遣いなく」と荷物もご自身で運ばれるし、冷たい飲み物は備え付けのものご自由にとか温かい飲み物なら何がいいかなど伺いましたが、「十分です」と言われるし、本当に何のお構いもできず・・・。
控え室は禁煙なので、時々タバコを吸いに外に出られてましたが、年齢も私たちとほぼ同じ。他のお父さん方に混ざって、たぶん周りは気づいてないんだろうなあと遠くから見ていました。
講演中は係りの仕事として、控え室の前に待機しておかなければならなかったので、残念ながら講演を聞くことはできませんでしたが、会場から笑い声が聞こえるし、聞きに行きたかったなあ。
あとで訊くと、予想していたとおり「すごくよかった」そうで、講演会後の書籍販売は大盛況。その後のサイン会も行列。そして山積みに準備されていた先生の本は完売。足らなかったそうです。
毎年こういうフォーラムは各学校から役員が人員として(仕方なく)参加するという感じですが、今年は一般の方もたくさん来られ、満席だったとか。
最後、タクシーまでお見送りしたのですが、スタッフ(私も!)1人1人と目をみて握手を交わしお礼を言われ、帰られました。
実は私、先生の本を読んだことがなく、当日の朝、サイン用に準備してあった本をパラパラっと読んだのですが、ここまでになられるまでのいろんな事・・・。もちろんそういう時間があったから今の先生があるというのもわかるのですが、それでも、ちゃんと人の目を見て握手ができるというのはすごいなと思うのです。
講演も聞けなかったし、会話も挨拶程度でしたが、それでもお会いできてよかったと本当に思いました。
そして、本は絶対買おうと思いました。


主役・脇役、脇役・主役

2009-11-13 21:04:38 | ピアノ
ピアノの曲は右手がメロディーを奏でることが多いのですが・・・。
ポロネーズの6度の和音での進行。
ここは華やかで強くて切なくて優しくて、CDなどを聴くと胸がキュ~っとなるところです。
もちろん右手がメロディーで、それが華やかなんだと思うし、しかも6度の和音の進行が難しい。
なので、その部分はずっと右手に重きをおいて練習をしていました。
練習すれど何度弾いても雰囲気が変わらず、どこをどう弾けば欲しい音になるのか。
レッスンも今、ちょうどそこです。
先日は右手はもちろんですが、左手について注意を受けました。
左手はポロネーズのリズムを刻みますが、スラーがかかっています。
そのスラーを大事にということでした。
片手で弾くとうまくスラーがかかりますが、両手になるとなんだかギクシャク。
結局そのレッスンの中ではできずに終わりました。
あとでCDを聴いて思いました。
右手、華やかなのかもしれないけど、それよりも左手の優しい音、こちらの方がしみました。
安定して支えてくれる左があるから、右が華やかに聴こえるというのかなあ。
どう表現したらいいのか判らないのだけど。
確かに、右だけを弾いても華やかさを感じない。
でも、左だけを弾くとなんとも言えない優しさを感じる。頭を撫でられる感じかな。
世の中にはいろんなタイプの人がいて、優秀で明るく華やかな人もいれば、これといって目立つタイプではなくてもいつも穏やかな人もいる。
もちろん前者に憧れはしますが、でもどちらでありたいかというと後者。
関係ない話ですが、ポロネーズを聴きながら通勤中に車の中で思いました。


あぁ・・・後悔・反省・・・。

2009-11-02 21:03:46 | 日常
少し前に書いたこともありますが、この辺りにもイノシシが出没します。
一度遭遇したこともあります。
でも今日はそんなものではありません。とうとうやってしまいました。
なんとイノシシをひいてしまったのです!
もちろん車で・・・。
夕方出かけたときのこと。
洋らんセンターに向かう坂道を走っていました。
5時半は過ぎていたのでもう辺りは暗くなっていました。
あっと思ったときにはもうイノシシが車の前に現れていて、どう考えても間に合わない。
でも軽四とイノシシでは勝負はイノシシと聞く。これはヒトではない。1mのイノシシ。
いろんなことが頭をよぎりました。自分の車がひっくり返ったり対向車線にはみ出したりするわけにはいかない・・・。
え~~~!と思わず叫んで急ブレーキを踏んで、その一瞬の間にイノシシは車の前を横切り、大丈夫か?!と思った瞬間、ドン!と衝撃が・・・。
どうやらイノシシのお尻に助手席側のバンパーがぶつかったらしい。
でも、イノシシをとばした感じはなく、衝撃はあったけど、チラッとサイドミラーで見た感じではイノシシはいない。
ドキドキしながらそのまま走りました。
帰りにそこを通ってみましたが、イノシシはいませんでした。
やっぱり無事だったのかな。ちょっとホッとしました。
でもきっと痛かったよね。
車はたぶん無事。イノシシの体についていたらしい泥汚れがついていたけど、へこんだりはしていないみたい。
それにしても情けなく、後悔・反省しました。
なぜかというと、出かけた理由があまりにもしょうもないことだったから。
今日は近くのホームセンターのポイント2倍day。
昼間にも行ってたのですが、そのときには買わなかった花の苗をポイント2倍のこの日だしやっぱり買おうを思い、出かけたのです。そしてイノシシをひいたという・・・。
あぁ・・・、なんで出かけたかなあ・・・なんで昼間に買っておかなかったかなあ・・・。
イノシシは無事かもしれないけど気分は悪いです。


横着

2009-11-01 09:17:07 | 主婦業
以前からフローリングの掃除については、何かいい方法がないものだろうかと思っていました。
特別な掃除はしていませんが、普通に掃除機をかけるか、ちょっとしたものなら箒で掃くか、今日はきれいにしようと思う日には雑巾で拭くか、そんなものです。
でも、泥だらけになって帰ってくる子供がいる我が家は、裸足で歩くと砂埃がザラリということも多く、それが気になるたびに掃除機だの箒だのするのは正直なところ面倒。それに、掃除機や箒ではどうしてもそこにひっかからなかった砂粒たちが残っていて、結局拭き掃除もしないとすっきりしない。もちろん毎日、毎回そんなことはできないので、気になりながら過ごすというのがほとんどです。
そして、リフォームで思いがけず広くなりすぎたリビング。
リビング・ダイニング・キッチン、一間続きなのですが、これがなんと26畳にもなってしまったのです。え?そうでもないですか?でも私にとっては「26畳にも」です。
ぜいたくな悩みといえばそうなのですが、掃除をするのは大変。
掃除機の吸い込み口はせいぜい30cmでしょうか?
そのくらいのもので掃除をしていても、今いったいどこまで掃除機をかけたのかがわからなくなり、なんだか果てしない感じがするのです。それに広くなった分、散らかるモノ、砂も範囲が定まらず掃除は今まで以上のものが・・・。
これはもう、なんとかいい方法を見つけなくては!
そしてある日、ふと思いつきました。
ホールモップです。
体育館などの掃除に使う、あのモップです。
ホームセンターに行ってみるとありました。
45cmのと60cmの2種類がおいてあって、どちらにしようかと迷いましたが、60cmはおおげさな気がしたので45cmの方にしました。
早速使いました。これはいいです。
ソファの下の方も楽々。掃除機では入らなかったテレビ台の下やピアノの下にも入って埃を絡め取ってくれます。
ただ、45cm。ピアノの下は、奥までは難しく、60cmなら届いたのかもしれません。
もちろん、そういう「下」に限ったことはなく、これでスイスイとしたところには砂粒が残らないし、あっという間です。
あとは玄関のところまで持っていってバサバサとふるい落とし、そこを掃除機をかけるだけ。
楽チンです。
なんでもかんでも一生懸命きちんとやるのが悪いとは思わないのですが、こういう横着はしてもいいんじゃないかな~と思います。