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カメさんのチャイナ♪チャイナ♪

中国大好きなカメさんの自由空間

台湾4日目 新台東駅

2012-01-30 19:17:32 | 想い出の台湾一周

2012年の元日を懐かしの台東で迎えましたが天気は台湾到着以来連続しての曇り空。この朝も今にも小雨が振り出しそうな生憎の元日の朝となってしまいました

 

元日だと言うのに年齢の関係もあって朝は6時に依頼していたモーニングコールよりも半時間早く起床し、旧台東駅を中心に朝の散策をしましたが、やはりここ台湾は旧正月を祝う習慣が強い関係かして新暦の正月を祝う飾り付け等は何も見られない普通の日曜日と言った感じでした

 

今日の予定は台東駅から昨日行った枋寮に再度行き、そこで高雄行きの各駅列車に乗り換えて鎮安駅・竹田駅を見て高雄に行く計画を立てています

鎮安駅は昔来た時にはこの駅から東港に向かう東港線なる支線が分岐している駅でして、当時の真昼の暑い時間帯でしたが、南国特有の大変のんびりとしたひとときを体験したものですから、その懐かしさを再度感じてみたいと想って計画した次第です

 

また竹田駅は当時も列車で通過はしているでしょうけど、今回の台湾旅行事前調査で日本統治時代に建設され、今は観光地になっているとの記事を見たものですから立ち寄ってみたくなった次第です

 

旧駅前から路線バスに乗車し20分程度で新台東駅に到着。

新台東駅と言っても南廻線が開業した1992年には新台東駅をしての位置付けで、今朝見学してきた旧台東駅が当時としては台東駅だったのですが、その台東駅は2001年に廃止となってしまい、新台東駅が名実共に台東を代表する駅になったとのこと

 

しかし南廻線との接続の関係でしょうか駅舎の位置が市内中心部より大幅に外れており、実際に昨日の夕暮れ時に降り立った時のイメージ以上に明るい時間帯に見ても駅舎そのものは立派ですが周りには何もありません。

昔の花蓮駅に行った際と同様の感じがします。2001年から10年を経過しているのにも拘らずこの寂しさだと、まだまだ寂しさは続くのでしょうか?

 

画像は元日の朝に撮影した台東駅

周りに何も無い駅ですが、駅舎内にはコンビニ・キオスク等が営業しておりまして利用者にとっては不便さは感じられませんでした


台湾4日目 旧台東駅跡

2012-01-29 21:14:31 | 想い出の台湾一周

台湾4日目旧台東駅跡

2011年の大晦日を台東のホテルに泊まり、そのホテルでは30年振りの台東訪問を祝ってくれたのか特別サービスのお誘いまで受けたものですから、台東はまさに昔も今も男性天国とも言える街でしようか?

 

そんな台東でどうしても見ておく必要のある場所があります

それは旧台東駅です!

30年前の台東、この旧駅からナローゲージから改良されたばかりの昨日乗ってきた台東線を利用して台東・花連間を移動したものです

 

昨夜、ホテルに着いた後の散策の際に夜の旧駅舎を見学はしましたが、なにぶん暗くて全体が見えませんでしたので夜が開け、明るくなってからと思い、朝食を食べる方々に出掛けましたが結果とし駅舎は鉄道芸術村との名称の施設に変わり、ホームはそのまま残されていましたが、駅前広場等は無くなり往時の面影は残念ながら全く異なったイメージとなっています

 

見学に思った以上に時間がかかり、今日の予定である台東駅845分発の自強号に乗車する為に旧駅から接続するバスの時間に合わせる必要があります

台東駅行きの旧駅発のバスは740分でして、料金は23元。昨日のタクシーの10分の1の料金でした

 

画像は旧台東駅の現在の風景


台湾3日目 按摩要りますか♪

2012-01-28 21:47:44 | 想い出の台湾一周

相手は知らないでしょうが懐かしのホテルの女性とも再会出来、この日のホテルも旧駅前近くで無事に決まりチェックインしました

このホテルはバックパーカーのバイブルとも言われている『地球の歩き方・台湾編』に掲載されている台東地区の中級ホテルの一つで『東之郷大飯店』でして、料金はシングル朝食無しで1300元でした

 

このホテルに辿り着いた時にフロントには50歳位の赤いセーターを着たオバサンさんとその父親でしょうか70歳半ばの男性とが居て、こちらが宿泊の申し込みをしましたところオバサンが『シングルアル 1300元』との返事があり、今夜の台東での状況からして直ぐに宿泊手続きをして部屋に入り小休止

 

半時間ほどしてから食事と台東の屋台見物の為にフロントに降りるとオバサン一人だけで、今から食事に出掛けると告げルームキーを預けると、笑顔でこちらに向かって何やら一言

『今夜按摩要りますか?』

こちらも笑顔で『どんな按摩?』と問いかけたところ、オバサンもっと卑猥な笑顔になって『特別な按摩!30』と答えてくれました

 

その後に夕食を何にしようかと食堂を探しながら適当に散策し、客の入りの多い店があったものですから入店・食事

食事の後は台東の夜市見学です

1231日の大晦日ですから小さな台東の街でも各所は人の出が多く、花火やミニ音楽会が若者中心に賑わっており、台東観光夜市も200メートル程度の規模ですが多くの人出で賑わっていました

 

さすがに台湾南部です。大晦日だと言うと日本では寒くて長い時間夜市見物など中々出来ませんが、ここ台東の夜は中袖でも問題ない気温でした

 

飲んで食ってホテルには10時半頃に戻りましたところ、フロントには赤いセーターのオバサンが再びこちらに向かって笑顔で微笑んでくれましたので???これ以上は割愛させていただきます

 

画像は台東の夜市風景

飲食関係が中心ですが日本では見られない果物やサトウキビの屋台も多くあり、中々野趣に富んだ市でした


台湾3日目 台東想い出のホテル

2012-01-27 19:42:51 | 想い出の台湾一周

台東市内に到着し、ネットで事前に調べていたホテルに行ったところが満室で宿泊拒否に遭い、付近に居た警官に尋ねたところ外国人なら近くの三博大飯店に行け!とのアドバイスを貰ったもので、そのホテルを旧駅前から捜しましたところ直ぐに見つかりました

 

しかしです、同時に30年前に宿泊したホテルも見つけたものですから当時の記憶が甦り、まずはそのホテルに行ってみようとの気持ちになり向かいました

 

ホテルに入ると直ぐにフロントがあり、そこには60半ばのご婦人が一人座っています

このご婦人をマジマジと見ましたところなんとなく当時の女性の雰囲気が感じられます。年恰好も当時が30歳半ばですからあれから30年経過しているので現在の年齢と一致します

 

そこで『あなたはここの経営者で30年前から経営していますか?』と質問したところ笑顔で『そうです!』との返事

まさに確定です

 

さてそこからどうしようか困りました。宿泊代金は一泊800元。当時は300元でしたから30年で約三倍の値上がりですが、そんなことはどうでもいいことでして問題は宿泊するか否かの問題です

しかし実際のところあれから30年を経過しており、当時利用した際も決して綺麗な部屋でなかったと記憶しており、それに想い出の女性とも再会出来たものですから何とか断りをと考え『朝食は付いていますか?』と質問しましたところ素泊りだけとの返事。(当時も確か素泊だけだったものですから)

同時に朝食が必要なら近くに三博大飯店があるからそこに行きなさい!との警察官と同様のアドバイスを戴いたもので退散となりました

 

この間にフロント付近をよく見渡しましたところ当時の記憶が甦り、フロント右手に階段があって、そこを昇り確か三階の駅前広場に面した部屋に宿泊した事を思い出し、ホテルを出た後も想い出の再確認を込めて宿泊してみようかなぁ~とも考えました

 

しかし今夜も夜中にコンコンが有って、その相手が今見た経営者だと困ります。当時の年齢での経営者なら喜んでドアを開け迎え入れるのですが・・・

 

想い出のホテルを後にその三博大飯店に行きましたところフロントには制服姿の綺麗なお嬢さん二名が笑顔で挨拶してくれましたが結果は満室で宿泊を拒否され退散の憂き目にまたまた遭遇

 

その頃は既に日がとっぷりと暮落ちており、本当にどこかホテルを見つけないとの気持ちが先走り、ちょうど通りを挟んだ向かいにある東之郷大飯店なるホテルに行きましたところ無事にチェックインが出来た次第です

 

画像は想い出の台東ホテル

30年前の女性は今のカメさんからすれば可愛い女性でしたが、当時のこちらの年齢からすればオバサマでしょう

このホテル屋上の広告塔が現在は『Panasonic』となっていますが当時は『国際牌』となっていましたのも時代の流れなんでしょうね

証拠画像は【2007/07/19 続・台東の夜】に掲載している当時の画像を見比べてもらえれば一目瞭然です!

 

ここで会った女性が30年前の台湾旅行の際に出会って、今回再会した唯一の人物でもありました


台湾3日目 台東のホテル

2012-01-26 21:26:42 | 想い出の台湾一周

台東の街は30年前の台湾一周旅行で立ち寄った際に一泊し、その宿泊した駅前のホテルで深夜にコンコンとドアを叩く音が聞こえ、恐怖の一夜を過ごした事は以前カキコしております ( 2007/ 07/19 続・台東の夜 ) を読んでみてもらえれば判ります

 

あれから30年が経過し、今夜はその台東での宿泊ですが、ホテルは予約しておりませんので前回同様に出たとこ勝負となります

 

莒光号で台東駅に到着後、悔しいかなこの時間帯は市内中心部にはタクシーを利用するしか仕方なく、客待ちの一台に乗り込み旧駅前と行き先を告げましたところ、このタクシーの運ちゃん、何を思ったのか追い越しの連続プラス信号は無視と言った神風走行をして5分足らずで旧駅前に到着。その間メーターはきちっと作動しており表示されていた金額は260元です

 

30年前の台東訪問の際は旧駅前のバス停に到着後、客待ちしていたタクシーに乗車してガイドブックに記載されていたホテルに行くように依頼したところが、メーターを倒さずに距離にして500メートル程を走行し、ホテルに到着すると当時の金額で50元を要求されたものですから運転手との間でひと悶着を起こし、地元台東警察に行った経験があります

 

警察では入国時に空港で貰った観光ブックに台湾のタクシー料金は世界でも安いとの説明文が記載されている事を担当者に示し、それが何故この台東では500メートル程度で50元も要求されるのか?(当時台北市内のタクシーの初乗り料金が15元程度だったと記憶しています)と強く抗議したところ、担当者より台東はタクシー利用者が少ないので一律一回の乗車は50元請求している等等の意味不明な説明を受けたものでした

 

そのことがあったものですから今回の台東でも同様かなぁ~と思ってメーターを注視して乗車しましたところ、最初は100元からスタートして加算が続き最終的には260元となった次第です

 

しかし260元はやはり高い!台東駅と市内中心部である旧台東駅と距離は遠いと言っても6キロ程度。台東のタクシー基本料金は駅前のタクシー乗り場に表示されているのが1キロまで100元で以後距離に応じて加算となっていますから260元は適正料金でしょうが、反面、枋寮駅から台東駅までが90キロ余りあり、急行列車利用でも172元で利用出来るのですから・・・・

鉄道料金が安過ぎるのか?それともタクシー料金が高過ぎるのか?理解に苦しむ一瞬でした

 

さてタクシーから降りて今夜のお宿をどうするか決める必要があります

前回利用した恐怖のホテルも懐かしいですが、ネットで事前に調べると現在の台東、それなりにビジネスホテルの数も増えているとの事でしたので、まず先に候補に挙げていたホテルに直行しましたところ満室でNGとの回答。他のホテルを紹介してくれるように依頼しましたが、今夜はお客が多いから分からないとのつれない返事です

理由は今日は1231日の土曜日で新年を祝う旅行客が多く台東に来ているらしいとの説明

 

さて困りました。まさか台湾でもローカルな街であるところの台東でホテルがいっぱいで利用できないとは想像もしていませんでした

 

画像は台東市内到着後に行ったビジネスホテル

ネットの事前調査ではシングルが800元からあるとの事でした


呂光号で台東へ

2012-01-25 19:41:40 | 想い出の台湾一周

30年振りのバス利用での台東移動は日本では考えられない様な理由で断念させられ、更に列車の時間の関係で想い出の楓港再訪も不可能となり、傷心状態で台東行きの列車到着時刻まで枋寮駅付近をブラブラしての時間潰しをすること一時間半、その間に台東行きの切符を購入し、その際に日本語の出来る駅員と当時訪問した時の立ち話をしたりして時間が過ぎ、乗車する台東行きの急行『莒光号』の到着時刻となりました

 

ここで莒光号を急行と表現していますが以前であれば自強号・莒光号は特急扱いと考え、いろいろな台湾鉄道の乗車記等でもそのように記載されており、急行に相当するのは『復興号』なる名称の列車が該当していたのですが、現在の台湾鉄道では復興号がほぼ廃止字様態になって、また自強号・莒光号の停車駅が多くってしまい、実際の運営上として最上列車の自強号が特急扱いで、次いで莒光号は停車駅の数やそれに伴う所要時間からどう考えても急行扱いであると判断しました

 

この莒光号は今朝、台東より自強号で乗車してきた南廻線を二時間かけて台東に連れて行ってくれます

ディーゼルカーの自強号と違って莒光号はディーゼル機関車が客車を牽引する列車ですからどうしても加速が遅くなり、また停車駅も多いので所要時間が掛かるのは仕方ないことですが、その反面利用者は地元の方が多く、手軽に移動手段として一駅・二駅間の利用が目立ち庶民的な感じのする列車の旅でもありました

 

台湾鉄道最南端の枋山駅を通過すると台湾山脈の山越えとなり速度は大幅に遅くなり、車窓から景色が長く楽しめ、停車駅を多いのでその都度ホームに降りることも出来、またこの列車はドアの開閉は手動式ですから簡単に乗降りが出来、ホームから動きだしてからでも加速が緩やかなので飛び乗ることが出来て安心です?

実際、枋寮駅から組み立て式自転車を持込んでの乗車客が途中の『金侖駅』で下車した際に車内の水筒を忘れたのかして、列車が動き出すと同時に戻って来て、忘れ物を取ると直ぐに降りていって、ホームから列車を笑顔で見送ってくれていました

 

莒光号が終点台東駅に到着したのは夕方の5時半過ぎ

台東駅に降りるのは初めてとなり、改札口を出てると駅前には客待ちのタクシーが並んでおり、市内中心部に移動するにはこの駅からだと徒歩では無理で、バスまたはタクシーを利用せざるを得ません

バスの便数は大変少なく、一時間近く待ち時間が掛かり、タクシーでの移動となりますが、その前に明日の切符を購入しておく必要があり窓口へ

乗車時間中に時刻表を見ながら明日の計画を考えていたものですから希望列車を伝えると簡単に購入出来、一安心してタクシー乗り場へ

 

画像は莒光号の車内風景


台湾3日目 幻の台東バス 本日は休止

2012-01-24 19:37:21 | 想い出の台湾一周

30年振りの枋寮訪問。30年振りの訪問ですから神様がこちらの希望を聞き入れてくれ、その関係で当初予定していなかった台東行きのバスに乗車出来るようにしてくれたのか、当日の乗車券を購入出来、大喜びでバスの到着を待ちわびていました

 

ところがです、予定時刻の130分になってもバスはやってきません?

バスを待っている間に話をしていた人が営業所に行き、バスの運行状況を問い合わせてくれたところ渋滞で少し遅れているみたいだと説明してくれ、さらに到着を待ちわびていましたが、一向に目的のバスはやって来ずに別のバスが次々と来ては出発していきます

 

2時前になって切符販売所の係員が来て衝撃の謝罪

ゴメンナサイ!今日の台東行きバスは運行がキャンセルになったので台東には鉄道を利用してください

えっ!どうなっているの?と、きょとんとした表情でその言葉を聞いていると、係員は申し訳なさそうに先程受取ったバス代の320元を差し出し、こちらから切符を回収して事務所内に戻っていきました

 

さてこちらはどうしたものかと思案の継続中

よくよく考えれば枋寮・台東間の移動料金は鉄道利用なら特急で1時間30分。急行でも2時間で移動が可能で、料金も特急だと223元、急行で172元です

それがバスを利用した場合の所要時間は2時間30分で、また料金は320元ですから利用者は限られると考えられ、それが原因で鉄道開通前のようなバスの便が走っているのではなく、一日当たり数便にまで激減したものでしょう

 

その激減したバスにしてもやはり高雄からの利用者が極端に少ない場合は欠航ならぬ欠便になるとは、日本では考えられない台湾のバス事情

 

ちなみに高雄・台東間のバスは一日4便が設定されており、高雄発が00:30  03:00  12:30  17:30 となっており、利用しづらい時間帯ばかりとなっています

 

係員より本日の台東行きが運休となった事を聞き、枋寮駅に戻りましたところが台東行きの特急が出たばかり。次の台東行きは1527分発までありません

この時間だと想い出の楓港往復も時間的に不可能であり、仕方なく列車待ちの間、嫌と言うほど駅周辺を散策し、楓港ならぬ枋寮港も見学し代用させていただきました

 

画像は枋寮バス営業所

ここで発券されたバス切符は国光客運のパソコンから印刷された磁気式でした

昔の切符は台湾汽車客運公司のペラペラの薄紙の切符。料金はエアコン無しで98

このあたりの内容は2011/9/22 『楓港の思い出 その2』にカキコしています

 

台湾汽車客運公司は民営化されて現在の国光客運になっているそうです


台湾3日目 幻の台東行きバス

2012-01-23 21:36:45 | 想い出の台湾一周

枋寮駅に到着し、30年前の風景とは様変わりになっているのに驚きと言うよりも当然の事であると再認識し、駅前通りを100メートル程歩くと国道との交差点があります。

その交差点を渡った右側に雑貨店があり、その前が台東行きのバス停であったと記憶していました。

 

今回も同様にその交差点に行き、辺りを見渡しましたところ、交差点の左側にバスの営業所を兼ねた待合室があり、係員に『台東行きバスはありますか?』と聞いてみたところ『1時30分発の便がある』との返事

驚き、嬉しかったです!

 

台湾行きを決め、日程を考えるうえでいろいろと調査しましたところ、南廻線が開通した関係で高雄・台東間のバスの便が現在では一日数本となっており、しかも日中の利用しやすい時間帯は一本程度となっていたものですから、バスを利用した台東行きは諦め、想い出の楓港には枋寮から頻繁にバスが出ているとの事でしたので、そのバスを利用して往復し、台東には枋寮から鉄道を利用して行く予定にしていたのです

 

さっそく窓口で台東までの切符購入を申し出ると簡単に購入が出来、一安心です

バス料金は320

バスの到着までに半時間ほどあるものですから当時の記憶と重ね合わせて交差点付近の散策をし、当時のバス停があったと思われる雑貨店の前にも行きましたが、やはり時間がたちすぎており記憶が薄れたのか、それとも街の様子が変わり過ぎたのかハッキリしません

ただ言えることはこの国道が立派になり過ぎている事はハッキリと判ります

当時の国道は片側一車線で歩道等はありませんでした

 

画像は枋寮駅前通り

画像の奥に見える信号が国道との交差点で、左側にコンビニがあり、その隣がバス営業所


台湾3日目 初めての南廻線 枋寮駅

2012-01-22 19:54:12 | 想い出の台湾一周

前回枋寮駅を訪れた時はこの駅は高雄から出ている屏東線の終着駅でして、この駅からは駅近くの国道バス停から台東行きのバスに乗車して台湾一周をしたものです

 

この枋寮駅は屏東線の終着駅との位置付けですが、台北から台湾第二の大都市高雄までの西部幹線が複線電化され、優等列車である特急・急行が頻繁に設定されている大動脈に比べ、同じ高雄からの屏東線は単線・非電化の路線で、ディーゼル機関車に牽引されたドアが開いたままの普通列車のみがトロトロと走行すると言った超ローカル線でした

 

まだ高雄・屏東間は大都市高雄に通勤・通学する乗客でそれなりの乗車率でしたが、屏東から枋寮駅までは前回乗車した時はほぼ貸切状態に近いガラガラの乗車率だったと鮮明に記憶しております

 

このようなローカル線の終着駅であった枋寮駅がその後の南廻線の開通に伴って、屏東線と南廻線との接続駅となり、開通に伴い運行された優等列車が全て停車すると言った主要駅とまでは行かないものの当時とは比較にならない格上げ駅に変身していると事前の調査で情報を仕入れていました

 

その枋寮駅に花蓮から乗車した自強号は12時半頃に到着しましたが、この駅での降車客はやはり数人だけでした

降りてみて30年振りに駅舎を見ると当時の駅舎では無く、駅前広場も含めて建て替えられており、当時の面影はありませんでした

 

画像は当日撮影した枋寮駅

30年前の枋寮駅画像は2010/7/5 の『復刻版 台湾の想い出 その7』に掲載しています


台湾3日目 初めての南廻線 満腹で居眠り

2012-01-21 20:18:43 | 想い出の台湾一周

池上駅で購入した元祖池上弁当は池上駅発車直後から食べ始め、台東駅に到着する前には完食し、満腹感の状態で列車は新台東駅にほぼ定刻の11時に到着です

 

この台東駅は南廻線が開通し台東線と接続する駅として開業し、当時は新台東駅と呼ばれたとのことで、カメさんが30年前に利用した台東駅はこの駅から市内中心部に位置していた関係で、南廻線開業後しばらくの間はこの新駅から市内の台東駅まで向かい、またその駅から新駅に戻り台東線・南廻線にそれぞれ運行すると言った盲腸線扱いとなって運用されていたのが、2001年に廃止となって新駅が台東駅に名称変更となったとのことです

 

その為、この日到着した台東駅は初めて訪れる駅でして、列車が到着する前から車窓を注視していましたが利用人口の割には建設されたのが新しい関係も有ってか立派な島式ホームを3面有する台東線と南廻線との接続駅として堂々とした一等駅です

 

この台東駅を定刻通りに出発した高雄行き特急・自強号、花蓮からこの台東までは空席が多かった座席もこの駅で多くの乗客が乗り込み満席となりました

 

南廻線が開通するまでは台東から高雄に向かう手段は旧駅前から出ているバスが中心であり、それだと所要時間は5時間以上掛かりましたが、列車を利用すれば特急だと3時間で可能となっていますから乗車率は当然高くなるのでしょう

 

地図やガイドブックで見ると台東駅を出て温泉で有名な知本駅を通過すると右手に太平洋が一望出来る絶景路線になると解説されております。その知本駅を通過し太麻里駅に近付くと線路は高台を走行し、左下には国道が併走しており、その先は雄大な太平洋が望めましたが、この日はあいにく雨こそ上がりましたが鉛色の空。さらに台東から乗車した客がカーテンを閉めていたので景色は充分に楽しめませんでした

 

その頃には池上弁当で満腹となった影響もあってうとうとと寝てしまい気が付いたのは山越えが済んだ辺りで台湾海峡を垣間見た時でした

 

画像は台東駅に到着した特急・自強号