高雄のホテルで初めて体験する豪華朝食を済ませ、9時発の自強号に乗車です。この日の天候は昨日と違って曇り空でしたが雨の心配はなさそうな感じ。その中を自強号はほぼ満席状態で高雄駅を出発していきましたが10分程して最初の停車駅に到着となります。
この停車駅は台湾新幹線の高雄側終点である新左営駅。当然昔はこんな接続駅は無かったものでして、高雄から台南までの間は特急利用だとノンストップ走行でして、空調の良く効いたグリーン車並のシートに座りながら水田風景の続く車窓を楽しんだ記憶があり、今日もその記憶が甦るかなぁと思っていました。
しかし今回の乗車では車窓の風景はいつまで経っても発展した高雄市のベットタウンの様子を伺わせる様な高層住宅と各種工場ばかりが目に付き、そのままの状態で台南駅に到着となりました
この台南は30年前の台湾一周の際に下車し、1泊したことがあります。当時桃園空港に昼頃に到着し、バスで台北に移動して、台北駅から15時頃の特急に乗車して台南駅に到着したのは日没後の19時頃だったと記憶しております。
初めての台南であり、辺りは暗くなっており、方向も何も分からないものですから駅前のホテル『台南大飯店』に飛び込み宿泊したものでした
当時、この台南大飯店は台南でも一流のホテルでして宿泊料金が一万円(1500元)程度だったと記憶し、台湾初日から無駄遣いしてしまったと悔やんだ記憶が残っております
台南駅を出発しても沿線は高雄付近と同様な風景が続き、昔のように広い水田の中で水牛が遊んでいると言ったのどかな様子は最後までお目にかかることが無く10時19分定刻に嘉義駅到着
この嘉義駅も30年振りの訪問で、駅舎そのものは当時と同様の建物が利用されていますが、付属の建物や駅付近の様子はまるっきり当時の面影はありません
一緒だったのは改札口を出ると数人の客引きが近づき『アリシャンバス 350元』の売り込み。
台湾屈指の観光地阿里山はこの嘉義駅から阿里山森林鉄道を利用するか、またはバスを利用して行くのが観光客にとっては一般的でして、そのうちの阿里山森林鉄道は台湾大地震と2009年の台風の影響を受け未だに不通状態
その関係もあって、しきりにバスの利用を売込むのは理解出来ますが、今の台湾でこれほど観光客にしつこく付き纏う客引きに遭遇したのはこの時だけでした
画像は30年前の嘉義駅