和歌山から「バレンシアオレンジ」が届きました。
国産のバレンシアオレンジは見たことも食べたこともありません。
バレンシアオレンジは日本で栽培すると、気温が高すぎて回青してしまうそうです。
春にはきれいなオレンジ色になるのですが、完熟するのは夏なので
収穫にはまだ早く酸っぱい。
甘くなる夏まで樹にならしておくと、気温が高すぎて緑色に戻ってしまうのです。
ダイダイと同じですね。
でも青くても甘いとのこと。
1年以上、樹になっているので外見も悪くなってきます。
贈答用向けは袋掛けをしています。
届いたのは、恒例の訳あり。
とってもヒドイ外見です。
お裾分けするには気が引けます。
いくら国産だからと言っても、マーマレードやピールを作る気にはなりません。
中身を楽しむことにします。
皮を剥くとこんなにきれい。
それにジューシー
元々酸味が強いのでしょうか。
酸味が程よく抜けているので、とても甘くて味が濃い。
後口に長く甘さが残ります。
幾つか剥いたのをタッパーに入れて冷やしていました。
クーと一緒に食べようと思いましたが、クーは熟睡中。
1人で食べていると、クーの鼻がヒクヒクッ
突然、ビックリしたように飛び起きて、私の顔をジ~~
オレンジが見つかってしまいました。
寝ていても嗅覚は働いているようです。
分けっこして食べました~