Luna's " Tomorrow is a beautiful day "

こころは魔もの。暗い地下でとどろくマグマのような…。

新版 1

2006年04月03日 | Weblog
大事に当たっては、好機を生じさせようとするよりも、
到来する好機に乗ずることを第一に心がけるべきである。

「箴言集」/ ラ・ロシュフコー

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実は、「絶好の機会」というのに恵まれることは、人生においてそうたびたびあるものじゃないんです。たいていは、もうちょっといい機会がありそうだな、と思うようなシチュエーションなんです。でも、「もうちょっといい機会」はそんなに頻繁に巡ってはきません。

「もし人からとやかく言われないように、
 完全にできるようになるまで待っていたら、
 何ごともなすことはできないだろう」(ニューマン)

この「ニューマン」さんがどんな人なのかは、
「人生を思いどおりに生きる知恵の言葉」の著者、スーザン・ヘイワードさんは明らかにしていないんですが、この言葉は、慎重なのも度を越すと達成に至ることがない、ということを言っているようです。その通りだと思います。

でも、この言葉は、「絶好の機会」を待っていることにも当てはまると思います。完全に条件のそろった機会なんて滅多に巡りあえるものじゃないんです。今、いけるかも、と思ったらその時がチャンスです。そのチャンスに乗ずることが、自分の人生を拓いてゆくのです。人生を切り拓くのは、行動です。行動をチャンスに起こせば、何かが変わる、あるいは変わりはじめる。

ラ・ロシュフコーの言葉は、好機会をお膳立てしようとするよりも、好機会を待て、そして好機に巡りあえれたら、すかさず行動せよ、という意味にわたしは受け取っています。だから、朝起きたら漫然と朝食を取るんじゃなくて、今日はどんないいチャンスにめぐり合えるかな、と期待と緊張をスタンバイしておけば、毎日に楽しみが増すと思います。

「好機を逃さずに、
 最大に利用する人にとって
 ものごとは最善に展開する」。
アート・リンクレター:「人生を思いどおりに生きる知恵の言葉(スーザン・ヘイワード・著)」より。

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