失敗しないプレゼント選び
相手の趣味や好みを考えて。喜んでもらうためのプレゼント選びは難しくもあり、楽しくもあり。 |
プレゼント選びの基本は、まず相手の気持ちを考えること。お互いのことをよく知っているつきあいの長いカップルならば、相手の好みや趣味を理解したうえで、直接本人に「何が欲しい?」と聞くこともできます。でも、これから距離を縮めたいと思っている相手へのプレゼントを選ぶ場合は、いろいろと悩むこともあるでしょう。
●社内恋愛プレゼント成功例
仕事ではよく顔を合わせるものの、プライベートな話まではつっこんで出来ない彼に好意を抱いていたK美さん。K美さんは友達と沖縄に旅行したとき、お酒が好きな彼のために泡盛を買ったそうです。旅行前に沖縄の話をしたら「沖縄と言えば泡盛だね」と彼が言っていたから。
旅行の話をきっかけにメールのやりとりが増え、食べ物の好みが合うこと、お互いにアウトドア派だったことなど、会話が弾み共通点がたくさん見つかったそうです。旅行のお土産がきっかけで二人の距離は一気に縮まったということ。ちなみに泡盛は彼の部屋で二人で仲良く飲んだそうです。
●社内恋愛プレゼント失敗例
おしゃれで社内でもモテる彼に分かりやすいアプローチをしていたA子さん。センスのいい彼に気に入ってもらえる物を贈りたい、ライバルに差をつけたいと彼の誕生日プレゼントは、有名ブランドの高級アクセサリーを選んだそうです。価格、品質、スペシャル感、強い自信を持ってプレゼントできる物だと言えるでしょう。
でも、そんなに親しくもない間柄なのに、いきなり高級感あふれるアクセサリーをプレゼントされると負担に感じて引いてしまう人は意外と多いもの。加えてアクセサリーは、いくら流行の物でも限定品でも、新作だといっても自分の趣味に合わなければ身につけたいと思わない人もいます。彼の場合、華やなタイプに見えても恋愛観は堅実で、A子さんに対して「受け取れない」という返事をしたそうです。
相手への思いやりは高価な物でなくても十分に伝えられます。これから距離を縮めたい、もっと親しくなりたいという場合、高価すぎるプレゼントはかえってマイナスに作用すると考えておいたほうがいいでしょう。
相手が欲しがっている物、趣味に合った気軽に使える物を贈れば、失敗することはないはず。思い入れのありすぎる物や高価すぎる物、印象に残る物を選ぼうとひねりを効かせすぎてその意図が伝わらない物はNG。特別親しい間柄でないのに、ペアの物も引かれる可能性大。
また、手作りのプレゼントは人によって喜ぶ人と重荷に感じる人がいます。特別親しい間柄でない場合は控えたほうがいいでしょう。
(プロ級の技術がある人は、自信を持ってその腕の良さをアピールするのもありですが。)
恋につなげるプレゼントの渡し方
距離を縮める、恋に発展させるためにプレゼントの渡し方は丁寧に。そして笑顔を忘れずに。 |
せっかく真剣に選んだプレゼントも渡し方ひとつで台無しになってしまうことがあります。きちんと気持ちを伝えるためにも、タイミングは慎重に考えて印象に残る渡し方を心がけて。
(1)ラッピング
ラッピングペーパーやリボンを自分で選び、センスの良さや個性をアピール。ただ、渡すときはゴージャスだったり、驚かせる演出を考えるのもいいけれど、相手がそのまま1人でプレゼントを抱えて電車に乗ったりして「持ち帰る図」を想像しておきましょう。好きな人に恥をかかせてはいけません。プレゼントを持ち歩くことも考えてフォローを忘れずに。
(2)メッセージ
プレゼントで大事なのは気持ちが伝わること。渡すときに直接自分の言葉で想いが伝えられたらいいけれど、プレゼントに小さなカードを添えて自分の言葉でメッセージを書いておくと「面と向かってうまく言えないかも」と少し自信のない方でも安心。手紙のように長く書くことはないけれど、普段メールのやりとりだけの人には新鮮な気分にもなれるので、おすすめ。
(3)タイミング
距離を縮める、恋に発展させるためには落ち着ける場所、出来れば二人きりになれる所で渡せるのがベスト。そのときは、笑顔で両手で丁寧に渡しましょう。
突然プレゼントして驚かせようと計画するのもいいけれど、相手にも都合があるし、いきなりプレゼントを渡されると嬉しいよりも恥ずかしいという男性も多いのでは? 渡すタイミングにも相手を思う心配りが必要です。
自分が何気なく言ったことを覚えていてくれたこと、自分の好みを理解しようとしてくれていること、それが伝わるだけでも嬉しいものです。つきあいが長いカップルでしたら、よりロマンチックな演出を心がけたり、意外性のあるプレゼントで新鮮な気分を二人で味わうのがおすすめですが、これから……という関係なら、自分の素直な気持ちをプレゼントに託すのが一番です。
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