◇自衛隊の武器使用が広がるおそれも
ソマリア沖に派遣された海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」「さみだれ」の2隻は、日本船に寄り添うかたちで海賊から護衛する。護衛艦のヘリコプターが空からも警戒にあたる。これまで自衛隊の海外活動は紛争地での停戦の監視や復興支援などが目的で、日本人の生命や財産を守る任務は今回が初めてだ。政府は海賊対策のための新しい法律をつくり、武器の使用を従来より広く認 . . . 本文を読む
ソマリア沖の「海賊」防げ/1 被害の実態は?
ソマリア沖に向け出港する海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」(手前)と「さざなみ」(奥左)=広島県呉市で2009年3月14日
アフリカ東部の国、ソマリア周辺の海で海賊の被害が急増している。日本から遠く離れた海だが、アジアとヨーロッパを結ぶ世界貿易の重要ルートで、日本の船もおそわれている。政府は今年3月、海上自衛隊の護衛艦2隻をソマリア沖に派遣 . . . 本文を読む