欲望が渦巻く新宿歌舞伎町。トー横キッズにホス狂い、大久保公園のたちんぼ。危険と隣あわせの夜の世界で刹那的に生きている彼女たちは当然事件に巻き込まれることも多く、その度に世間からは「自業自得だ」と批判を浴びせられる対象となる。
彼女たちは一体どうしてそこにいて、どう生きているのか。元夜職、元看護師の肩書を持つエッセイストでライター . . . 本文を読む
KADOKAWAが発売中止したことでかえって話題を呼んでいる、アメリカのジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーの著書『あの子もトランスジェンダーになっているSNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(同社による邦題)。
本書をめぐっては、トランスジェンダーの差別に繋がる「ヘイト本」という批判がある一方で、どれだけの人が読んで批判をしてい . . . 本文を読む
旧統一教会の宗教2世とされている人物による安倍元総理銃撃事件を受け、様々な宗教の元信者から虐待や被害の告白が相次いでいる。主に宗教2世、3世からの発信が多い中、自らの意思で所属した人は、何を思っているのか。自分から入信し、離れられないその心、葛藤とは——。
中学生でエホバの証人の宗教1世となり、自力で脱会 . . . 本文を読む
▼日々のニュースを見ていて、以前とは変わったなと思うことの一つに、事件や事故の被害者の匿名の多さがある。どんな人が被害にあったのか。実名で詳しく報道するのが、悲劇の再発防止につながる。そう叩(たた)き込まれた世代の新聞記者としては、複雑な気持ちである。
▼被害を受けた本人や家族が名前を明かしたくない大きな理由は、誹謗(ひぼう)中傷を . . . 本文を読む
輸血拒否による被害実態が明らかに 信者である両親は優しかった でも教団が家族の絆を引き裂いた(前編)
11月20日に立憲民主党の国対ヒアリングが開かれて、元エホバの証人の2世、3世らが、涙をこらえ、怒りをにじませながら、輸血拒否が行われている過酷な事態を赤裸々に語りました。前編と後編にわけて、お二人の . . . 本文を読む
豚まんで有名な「551蓬萊」(大阪市)の社員だった男性(当時26歳)が自殺したのは、客から理不尽なクレームを受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)や長時間労働が原因だとして、男性の母親が、労災と認めなかった国の決定の取り消しを求めて提訴した。22日に大阪地裁で第1回口頭弁論があり、国側は請求棄却を求めた。
【図解 . . . 本文を読む
教師と生徒、上司と部下。「女は寝てネタを取れ」と言われた編集者が感じた性暴力の構造
「児童に性的暴行、小学校教師が『両思いになり交際していた』 被害者は『消えて欲しい』と怒り」(本記事の次に転載)
記事は、2022年2月に逮捕された被告人男性が都内の小学校に勤務しており、担任だっ . . . 本文を読む
のぶ@talk_Nobu
「いじめ加害は入試の内申点に影響するはずだ」という被害者の悲痛な叫びをみた。残念だが調査書にいじめ加害を書く欄は無い。仮に出席停止になっても欠席日数は増えない。加害者の内申点には傷ひとつつかないのだ。でも被害者が登校できなくなると欠席日数が増えて入試で困る。理不尽な学校の現実。
補足す . . . 本文を読む
HAM@RjiO9CtAtF59bN0
BBQにて知人(💩オヤジ)が中学生の娘に論破されてて草だった。
💩「女の子なんだからアッチ(料理)手伝え」
👧🏻「なんで女の子だと手伝わなくちゃいけないの?」
💩「そういうもん」
👧🏻「理由にならない」
. . . 本文を読む
[寄稿] 性暴力被害者へのグルーミングと「市井の女」の口を塞ぐ戦略のカルト性について
性暴力被害者の会 代表 郡司真子
1 はじめに
「性暴力被害者の会」は、その名前の通り、性暴力被害者による任意団体です。性暴力被害者に冷たい司法や社会を変えることや被害者視点の法 . . . 本文を読む
2023年(行ケ)第5号地方自治法245条の8第3項の規定に基づく埋立地用途変更・設計概要変更承認命令請求事件原告 国土交通大臣 斉藤鉄夫被告 沖縄県知事 玉城康裕意見陳述要旨23年10月30日福岡高等裁判所那覇支部民事部 御中被告 沖縄県知事 玉城康裕
沖縄県知事の玉城康裕でございます。本日は、意見陳述の機会をいただき、ありがと . . . 本文を読む
一般社団法人Colaboやフェミニストに親和的な男性に対して中傷や揶揄を繰り返し行っていた「避難所」というアカウントが、A氏のサブアカウント(裏垢)だと明らかになったのは2023年4月後半のことだ。
A名義のアカウントに「避難所はAさんのサブアカですか?」と問いかけたユーザーに「そうだけど避難所のお話は避難所に問いかけてください . . . 本文を読む
「思想の垣根を超えた完全な社会悪だと思っています」
男性(40代)は「暇空茜」について開口一番にこう語った。男性はもともと「暇空茜」を名乗るアカウントの信奉者で、一時期はX(旧ツイッター)上で「暇アノンの姫」と呼ばれることもあった。
しかし今、「暇空茜」の発信を鵜呑みにしてきた過去の自分を反省し、自らが中傷して . . . 本文を読む
いつの世も己の心を殺すのは、弱い立場にある人々だ。傷つくのを恐れ余計なことを考えまいとする。
少数の人々の痛みをきわめて高い感度で察知し、決して置き去りにしなかった音楽家がいる。中田喜直さん。「夏の思い出」「雪の降る町を」などの作曲者だが、この人が妥協のない姿勢で闘い続けた人でもあったことを知る人は少ないのではないか。自著にサイ . . . 本文を読む
2023年10月6日、都内で2023年度小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞授賞式が開催された。小林秀雄賞は平野啓一郎さんの『三島由紀夫論』、新潮ドキュメント賞は三浦英之さんの『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』で、選考委員の選評や受賞者のスピーチなどが披露された。
三浦さんは朝日新聞の現役記者で、これまでも開高健ノンフィ . . . 本文を読む