グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

トッカリショに咲くコハマギク

2021年10月03日 | 室蘭の景色



             トッカリショの一帯は、凝灰岩質の断崖絶壁と海面から突き出る奇岩が
             織り成す室蘭を代表する景勝地です。
             海抜80mほどの高さの展望台に立つと、太平洋の大海原が目に飛び込む。
      さらに、左遠方に市内は元より全道的に名を馳せる
イタンキ浜方面を望む。
      
      






      トッカリショの周辺は、コハマギク(小浜菊)の自生地。
          生育している場所は、堅い岩石が露出し海風が吹き付ける。
              厳しい生育環境にめげずに可憐な花を咲かせています。   










           本来の花色は純白。
        今年は、花弁が淡紅紫色を帯びるコハマギクが多く目に止まります。  


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
奇岩 (越後美人)
2021-10-06 16:32:00
冬の海の荒々しさが想像できる奇岩ですね。
怖ろしく切り立っています。
これほどとんがった岩はそうないでしょうね。

小浜菊は大変な環境下で咲くんですね。
風が強いので背丈が低いのでしょうね。
花弁に紅がさした花が可愛いです。
新種が生まれて来たのでしょうか(^_-)-☆
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こんばんは、越後美人さんへ (II.san)
2021-10-06 19:12:48
 一帯は100mほどの断崖が連なっています。
太平洋や噴火湾の海原から風が吹き付ける場所
です。灰白色の奇岩と断崖、その断崖の頂部を
縁取るように熊笹が生い茂っています。
 僅かに露出する岩石交じり土にコハマギクは
根を張っています。強い海風に、進化を繰り返
して来たのでしょう。草丈は10センチほど、
勝気にも花径は4~5センチと大き目な花を咲
かせています。
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