
季節は、夏から秋へと移り始めています。エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)が茎の先に1.5センチ
ほどのキクに似た白い可憐な小花を咲かせています。エゾゴマナは 初秋を彩る代表的な野花で
す。
アザミは種類が多く名の識別は困難ですが、オオノアザミの特徴は淡い紅紫色の花を上向
きに咲かせる。本州方面に自生するノハラアザミの亜種で東北北部から北海道に分布するアザ
ミです。キンミズヒキ。長く伸ばした細い茎の先端に、1センチにも満たない5弁の小さな花を穂状に
集めて咲かせています。草名の由来は、慶事で用いられる水引になぞらへ「金水引」。 山の斜面を覆うように、ツリフネソウ(釣船草・吊船草)が花を咲かせています。帆掛け船
のような形をした花を吊り下げ、咲かせる事が草名の由来です。 下の画像は、キツリフネソウ(黄釣船草)。本来の花の時期は7月~8月。この自生地は、
ツリフネソウとキツリフネソウの花を同時期に見る事の出来る稀な場所です。
ヤマブドウ(山葡萄)。今年は、どの蔓にも実を鈴なりに実らせています。これから秋が深
まるにつれ、葉を紅葉させ実を葡萄色に色付かせます。(再UPを予定しています)