我が家から片道2キロほどを行く、何時もの散歩道です。道路の両脇の歩道は散歩や
ウォーキングをする人たちが踏み固めた細い雪道。積雪の無い時期に比べると所要時間は
約倍。往復4キロの道を撮影を行いながらのゆっくり歩行。心地よい汗が滲む雑木林沿いの
冬の散歩道です。
散歩道沿いの両脇は広葉樹が生い茂る雑木林。葉を散らした雑木林をクマザサが縁どる。
雪の白さの中で、緑色の葉を茂らせているクマザサが清々しく目に映ります。
雑木林の奥は、道内の名門コース室蘭ゴルフ娯楽部のフェアウェイ。我が家から徒歩で
10分程の至近距離。
当地は道内では温暖で積雪の少ない地域。それでもゴルフ場は雪が降り始める11月下旬頃
から、翌年の4月中旬までの約5ヵ月間 close状態となります。
防雪棚です。当地に降る雪は、一般的には軽くサラサラとしています。防雪棚は風の力を
利用し、道路上に降る雪を飛ばして吹き溜まりや視程障害を防ぐ柵です。
先日まで蛇腹式の棚は畳まれ収納されていたが、本格的な冬のシーズンを前に棚が上部に
吊り広げられました。
下の画像は、一本桜で有名な広大な牧草地。これから冬本場を迎えると、強烈な西風が吹き
抜けます。冬の陽射しを受け、牧草地と道路を隔てる防雪棚の影が長い弧を描き出しました。
防雪棚は道路に沿うように、ほぼ一直線に設置されている。なぜ、牧草地に映る防雪棚
の影が弧を描くのか、首を傾げたくなる光景です。
※撮影位置は異なりますが、一番上の防雪棚の画像では牧草地に映る影は防雪棚と平行かつ直線的です。
どうして、このように曲線的に見えるのでしょうか。
何時もの室蘭港崎守埠頭から、朝明け直後の港の光景です。昨夜から空が晴れ渡り、
今日の朝は放射冷却により厳しく冷え込む。撮影時の外気温は-5℃、凛と静まり返る海面
を冬の朝日がオレンジ色に染め抜きました。
今の季節が訪れると、埠頭には日の出 直前からチカを釣る人達が糸を垂れる。チカは、
ワカサギによく似ていますが純海産種。三陸以北の海水温度の低い海域に生息する、魚体が
15cmほどの小魚です。
チカは群れて港内を回遊します。一旦岸寄りすると入れ食い状態。殆どの釣り人が午前中に
は、200~300匹の釣果をあげます。
料理方法は色々とありますが、テンプラ、フライが定番です。本州方面で魚影の濃いシロギス
に似た白身で淡泊な味わいの魚です。