PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく 高座山・杓子山・鹿留山 山行・往路編

2015年09月05日 13時15分26秒 | 富士山を見る

 秋めいてきた8月下旬~9月上旬はなにやら天候不順な週末となっている。
先週末は天候不順により山行不可。 
今週末も週間天気予報では週末の天気は山行不適な感が強い
…ということで
直近で山行できそうな曜日を天気予想からみると9月3日(木)が最有力候補!

 お出かけ先の山域は未踏の山域である杓子山周辺を選定。
この山域はどこを起点として歩けばいいのかよく分からない。 忍野村は5年程前に忍野八海の観光で
行ったことと、最近では渡辺うどん店に行ったぐらいでこの地域についての地理については全くの不案内。


 石割山と御坂山塊に挟まれた地域であるが、なぜか山行を思いとどまらせる雰囲気がある。
個人的には、あの忍野八海のゴチャゴチャとした道路事情に起因しているのではないかと思っている。


【平成27年9月3日(木)】の記録
 いつものことであるが出かける前に、該当山域の雨雲レーダと天気予想を確認する。
とりあえず午前中に雨が降る確率は低そうなこと、衛星から見た雲の流れも途切れているので晴れを期待して
早朝割引の時間帯で高速道路を走る。

 今回の行程起点は鳥居地峠、名前だけはガイドブックで知っているが一度も行ったことがない場所である。
予想した道順で忍野村を走るが、目的の峠へ向かう道筋がわからなくなる。
 カーナビに目的地を設定して走り始めるが、とんでもない細い道へ進入しようとするため何度もコース修正。
傾斜地の住宅街を抜けて林道らしき道を走り始め一安心。 ほどなく峠に到着。
 
 身支度を整えていると、これから向かう林道からオフロード四駆が二台、少し間をあけてセダンタイプ
の乗用車が一台、砂利道を下ってきた。 早朝の富士山写真撮影を目的とした写真愛好家だろうか。


 駐車地の峠を離れて舗装の荒れた林道を山手へ上がって行く。
程なく左手に杓子山登山コースの案内看板が見えてくる。クルマが駐車可能な広さの空地がある
ので往路・復路が同じであれば此処へ駐車するのも有りかもしれない。

 

 しばらく林の中の木陰を歩く感じで高度を上げていく。 林を抜けたところで展望が開けて富士山が見える。

 ここから先は木陰のない歩きとなる。 夏には歩きたくない道筋である。
路面状態は洗掘されており山道の中央部分は歩けない。 必然的に道の中央部分を避けて歩くことに
なるが、土が粒子の細かい粘土質であり、水分を含んでいるので急勾配の続く登坂路は滑って歩きにくい。


 歩を進めると道の両側から倒れ込んでいる草のタネ、ススキの穂先から飛び散る花粉と葉先に残る
雨露でザック、衣服は藪漕ぎをしたような状態に。


 標高1200mあたりで一旦傾斜が緩くなったところから富士山を見る

 相変わらず富士山頂は雲の中。 あの雲の中の山頂は風が吹き荒れているんだろうか。

 午前6時48分:高座山の山頂に到着
 
 四等三角点がある

 展望は疎林に囲まれ期待外れ

 富士山、忍野村がよく見えるという…フレコミだったが、いつのオハナシなのか?
木葉にあたる雨音で雨が降り出したのに気がつく。
空を見上げると黒雲は無いので雨が止むのを待って次の目的地・杓子山へ向かう。


 高座山頂から杓子山へ向かう途中に立っている送電鉄塔

 この鉄塔の基部を通って、その先のピークを越えていく歩きとなる。

 大権首峠(おおざすとうげ)を通過
 
 不動湯からのコースと合流する地点である。
ハンググライダー離陸場へ行くモノラックのレールが近くを通っている。

 峠を少し回った先にハンググライダー離陸場
 

 午前8時04分:杓子山に到着
 
 三角点は基部が露出している、山頂の表土が流れ出して標高が低くなっていると思われる…が。

 まさに360度の展望である ベンチあり、山野草も見頃、天空の鐘の演出が面白い


 富士山の山裾の奥に毛無山塊、さらに右手を見れば御坂山塊が近くに見える
 
 杓子山頂にて朝食タイム約35分、その後に鹿留山へ向かう


 後半の行程は復路編につづく
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後記:本日(9月5日(土)時点で、今回の山行地域は晴れ。 昨日も晴れだった。
  今日を行動日にしても良かったか、と思いつつ…天気予想の不確実性に複雑な気持ち。

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