1月に入っても富士山の冠雪は北面を除いて夏山姿が続く。
やっと今週の前半には久々の冠雪が見られるようになる。
さらに週の中程で再度の低気圧通過で朝霧高原にも降雪が見られる。
降雪の翌々日となる土曜日、雪山歩きを予想しての山行を計画。
【R3年1月30日(土)の記録】
自宅出発時の外気温は1℃、未明の駐車地気温は-5℃。
駐車地に先行車両は無し、積もった雪を圧雪するために
クルマを数回ほど前後させて横移動しながら圧雪を完了する。
トレイルの積雪量は不明なので、最悪の状態を考慮して
ザックの背中へスノーシューを括り付ける。
駐車地から歩き始めると先行?のハイカーの踏み跡が雪上に。
・・・かなり急いでいたのか、舗装路を駆け下った跡が認められる。
今日は雨ヶ岳山頂からサンライズダイヤモンドビューの日。
先行のハイカーはダイヤモンド富士の撮影時間に間に合うように
急いでいたのだろう、と勝手な推測。
トレイルの積雪量は予想したほどの積雪深は無く、
滑り止めは不要の歩き。 ほぼ無風状態。
ほぼ標準タイムで端足峠へ到着
毎度のことであるが、峠に出た途端に本栖湖方向から
吹き付ける風、気温は-7℃。
10分ほどの小休止で雨ヶ岳山頂を目指す
端足峠から一旦は登り行程で直ぐに下りとなる。
この先の登り返しが積雪期の第一難所であるが、雪溜まりの
積雪深は浅かった。
次の第二難所手前でスノーシューに履き替える。
すでに雨ヶ岳山頂からのダイヤモンドタイムは過ぎているが、
この標高では富士山頂の左端に輝く太陽が見られる。
第二難所を通過後にスノーシューを外し、チェーンスパイクとする。
尾根歩きの林を抜け出た展望
雨ヶ岳山頂手前の登り
陽当たり良好、残雪は今日の日照で消えそうな
ほどなく雨ヶ岳山頂
日影の気温は0℃
もう一つの雨ヶ岳
タカデッキ方向からの踏み跡多数
毛無山~雨ヶ岳の往復ハイカーが多い?
朝食休憩は30分ほどで下山開始
山頂から下り、林の中の尾根歩きになると
再び気温は低下・・・-3℃。
携行したPETボトルのキャップを外して補水
・・・と思ったらシャーベット 😊
厳冬期には何度も経験しているので慣れてはいるが、
登り工程の-7℃の二時間で凍るとは・・・
雪を踏む歩きを足底に感じながら林を抜け出る
やっぱり西面の雪は少ない
2021年の初山歩きは雪山歩き、無事に完了
駐車地帰着時の気温は2℃
前山行から一ヶ月ぶりの山歩き。
今年の雪は例年よりも少なめで冬山歩きに気合いが入らない。
コロナ禍の風潮もあって外出も控えめ傾向ではあるが、
このまま低調な山行頻度で春を迎えそうな・・・😅
UP:3H14M
Down:2H19M
end
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