スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

【ラーメン おおもり】

2008年04月21日 | 那須塩原市


那須塩原市(旧黒磯市)の中心部よりやや外れた場所に、自宅を改装して、こだわりのラーメンを作り続けているラーメン店があります。
その名は
ラーメン おおもり】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ おおもり.Story。~
元々ラーメンの食べ歩きが好きだったとう店主。地元栃木県のラーメンはもちろんのこと、当時ブームとなった喜多方まで何度も足を運ぶほどラーメンに魅了される。その中で、さらに旨いラーメンを求め、辿り着いた結果が「自らの手でさらに旨いラーメンを作ってみたい!!」という結果でした。10年ほど勤めた会社を辞め、このラーメン業界に身を投じたのだといいます。
手探りで始めたラーメンも、手打ち麺に変えてからは起動に乗り、爆発のきっかけとなったのが全国放送のTV番組。その人気は日に日に高まり、さらにレベルアップを望む店主は、麺、スープ、トッピング、全工程をこだわりの手造りとし、現在に至ります。

店の雰囲気
木製の看板、庭先には四季折々の草花が咲き誇ります。


自宅を改装して作ったお店は、アットホームな空間が自慢。清潔感を第一に、窓際には観葉植物を、冬の寒い時期は火鉢などを置き、居心地の良さを演出する。


客席は、カウンター、テーブル卓と、床の間のような畳を用いたお座敷。


一問一答
Q.店名の由来は?
A.名前から取っただけ。深い意味は何もないよ。

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.既製品を使わず、全て一から心をこめて手造りをすること。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.奥が深く、ゴールの見えないもの。日々研究の毎日。

Q.将来の展望は?
A.今の味に満足することなく、常に上の味を目指し、この店で頑張り続けたい。

Q.好きなラーメン店は?
A.「みうらさん」かな。麺の美味しさは県内でもトップクラスだと思っている。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.「チャーシューメン」。これが一番の売れ筋でもあるんだ。
 後はサイドメニューの「もつ煮」かな。これは本当に自信作だよ。

ではその自慢のチャーシューメンを作っていただきましょう

調理の様子
カッコよく撮ってねとジョークを交えつつも、いざ調理場に立ち向かう表情は真剣そのもの。平ザルを使った湯切りはお見事です


そして完成したスゴ腕店主の一杯

チャーシューメン〔800円〕

麺の特徴
2日間の工程を経て完成する麺は、2種類の粉をブレンドした太麺主体の平打ち麺。均一ではないが、これが包丁切りの良さでもあり、手もみが加えられることにより、スープをよく持ち上げ、適度なコシと、滑らかな口当たりを感じるバランスのとれた麺である。

スープの特徴
前日からじっくりと時間をかけて仕込まれるスープは、鶏ガラをベースに、ゲンコツ、アゴ、煮干し、昆布、野菜等を5時間かけて、濁らせないようコトコトと煮出したもの。繊細なスープゆえに、材料にもしっかりとこだわりがあるようだ。

トッピングの特徴
チャーシューは、国産の肩ロースの中でも、特に上質な部分を使っている。箸で持つことが困難なほどホロホロと柔らかく、しっとりと仕上げられ、臭み等は一切感じない店主自慢の極上品。
岩海苔は、スープを引き立たせる名脇役。



もつ煮〔400円〕

特徴
もつには小腸ではなく大腸を使っている。小腸に比べ、肉厚でぷりぷりとした食感があり、臭みや癖はまったくない。そのもつを贅沢に使ての味噌味。大根や豆腐、人参など豊富な材料と時間をかけて煮込みつくした本格もつ煮込みです。

お客様へのメッセージ
素材からでる自然な味を大切に、ほぼ無化調の体に優しいラーメンです。那須にお越しの際はぜひ立ち寄って、この手造りの味を楽しんでもらいたい。


店舗Data
住:那須塩原市鍋掛1015-37
休:火曜日
営:11:00-20:00(通し営業)
他:土/日は店内禁煙
修:独学
開:2000年8月

他メニュー
ラーメン ねぎラーメン 海藻ラーメン
ねぎチャーシューメン みそラーメン
餃子 など


これがスゴ腕


※おおもりさん取材協力ありがとうございました。