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ぽわわーん日記

小さな火山

2015年06月07日 | ひとりごと
わたしのうなじに隆起していた甘食パンみたいな小さな山。
数年前気になって皮膚科で診てもらうと
「うーん、気になるなら切除するけど、傷残るよ、取らなくても害はないよ。」
とのこと。

ところが最近赤みを帯びて、痛みも出てきたような・・・。

「あー、袋やぶれちゃったね。来週木曜手術ね。」

え??木曜って、そんな・・・・私にだって予定が・・・・仕事はある。

うーん、ここ最近の天変地異はわたしの小さな火山も噴火させてしまったのか?
人間の体にもなんらかの圧がかかってるのでは??(根拠はないよ)


どうせ取るなら、すぐ取ってもらおうと覚悟を決め1週間後の木曜に予約し
それまで抗生物質を服用。

このお山はアテローム(粉瘤)と言って、老廃物がたまった袋状のものらしい。ごみ袋ってこと?
「ピータンみたいなのが出てくるよ。かわいくないよ。」
とのこと。

先生と首の山の写真を見ながら、山の直径にしるしを付け、切る部分に線を引く。

「嫁入り前?あー、残念!」

大きな山に成長していたらしく、傷も大きいとのこと。
まあ、この期に及んでショック受けても仕方ないし、

「あー、夏なのに髪が結べなくなりますね。あはは。残念!」
と笑うしかない。
お嫁に行けるようになったら、キャサリン妃みたいにダウンスタイルでドレス着ればいいもん。


そこからはあっという間。

局部麻酔をして、点滴打って、痛みはないけど、引っ張られる感じ?髪を切るようなジョキジョキな感覚?
をドキドキしながら感じてるうちに手術は終了。
手術室にいたのは丁度1時間。

化膿していたので、膿出しの排水管みたいなのを装着され、テープでがっちり固定された。
「また、明日来てね。」

とのこと。
とりあえず、無事体からごみ袋も出せたし、めでたしめでたし。

1週間後の抜糸まで傷跡が見れないのでちょっぴり不安。
髪は長いので傷跡を一目にさらすことがないのが救いね。


この手術までの1週間、ネットでいろいろ読んで不安になったりしたけど
そういうのは読まないほうがいいね。無駄に不安になるだけ。
信頼できる先生にゆだねるだけ。

ただ、最近の火山の噴火のエネルギーが私の小さな山の破裂にも影響してるんじゃないか?
とちょっと思うんだけどねー。