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ぽわわーん日記

美しい靴 ~ロジェ・ヴィヴィエ回顧展~

2013年10月19日 | ひとりごと


「美しい靴は美しい場所へ人を運ぶ。
 靴はそれに応じた場所へ人を運び
 その場所は君の人生を形作る。」

2013年powaおすすめ小説は伊吹有喜さんの「なでし子物語」
素敵な言葉がたくさん詰まった小説だけど、
このセリフは思わず手帳に書きつけた大好きな言葉。


「美しい靴は美しい場所へ人を運ぶ」

ってフランスのことわざにある程フランス人は靴を大切に思っているの、
とリヨンの石畳を足早に歩きながらMちゃんが教えてくれた。
小説の中でも新婚旅行先のパリで旦那様が美しい靴をプレゼントしてくれた
シーンでのセリフだったわ。
残念ながら私の足元はスニーカー。



パリに到着した夜、どうしても行きたい場所があった。
パレ・ド・トーキョーで開催中の「ロジェ・ヴィヴィエ回顧展」
靴デザイナー。もともとは彫刻を学んだ人だそう。
カトリーヌ・ドヌーブが映画「Bell De Jour」で履いていたので有名です。

芸術品のように細かな刺繍が施された靴、
ラインの美しいブーツ、宝石のような靴にうっとり。
まるで宝石箱をひっくり返し。色とりどりの宝石をばらまいたよう!
女なら一度は履いてみたい、美しい靴。





パリは美しい街だ。
スニーカーで歩きたおすのもいいけど
一度美しいヒール靴でカフェで優雅に足を組んで街ゆく人を眺めてみたい。


それにしても、今回のパリ滞在時間は24時間なかったのです。
たった一度しかパリの夜を感じられない、
だから部屋に引きこもってるわけにはいかなかった。
荷物を安ホテルの部屋に入れ、疲れてを意識する前に気合入れてスニーカーの紐を締め直し、
メトロに乗って向かった「ロジェ・ヴィヴィエ回顧展」はシャンパンのように刺激的でうっとりする空間でした。
めんどくさがらず、出掛けてよかった!


外に出るとライトアップされたエッフェル塔がキラキラ。
J’adore PARIS♡



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うまくサイズを調節できない…・機械音痴なpowaです。