「海賊とよばれた男」

今年の本屋大賞に選ばれた「海賊とよばれた男」は
私にとっても今年の大賞！です。

実在する出光興産の創始者の出光佐三さんの伝記です。
こんなスケールの大きな人が昔はいたんだな・・・。
私利私欲でなく、日本の石油業界のため、国家のために、損を承知で仕事を引き受け、
それについてくる従業員達の熱い戦いに感動しました。
久しぶりに骨のある小説を読んだなと満足度１００％！！


今年読んだ本でもう1冊のオススメは
伊吹 有喜さんの「なでしこ物語」です。
心にひたひたと静かに思いを満たす1冊です。

手帳に書き留めた、私の心に響いたメッセージは

～以下引用～

今の（うまくいかない）状態を「どうして？」って責めても何も始まらないのよ。
そこから抜け出す魔法があるの。

「どうして？」って思いそうになったら
「どうしたら？」って言い換えるの。
「どうして？」って自分を責めない、
「どうしたら？」と前に進もうとする。

それが今を変える魔法の言葉。
どうしてって嘆き続ける人生より
どうしたら、どうしたらって必死で戦う人生が私はいい。

やらまいか。
新しい自分を作るんだ。


この部分は毎朝手帳をみて、自分を励ましています。
どうしたら？どうしたら？って日々問い続けています。
前に進めていないけど、進もうとしています。
国家のためになんて大きいことを考えるような人間じゃないけど、
自分のためにでも満足していれば、そんな人１００人集まれば
明るい社会が出来るんじゃないかな？
小さいことだけど、そうありたいと願って日々過ごしていきたいな。