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ぽわわーん日記

海を想う

2006年03月02日 | ひとりごと
なんだか今日はへなちょこダイバーだった頃のこと思い出したりしてた。

はじめて沖縄の海をのぞいた日の感動を思い出したりしてた。
きっと渡嘉敷島でのダイビングが3月の曇った日だったから。

あれから何度か沖縄で潜ったけど
あのほど楽しかった(新鮮だった)ことはなかったな。

珊瑚の間をゆらゆら行き交うカラフルな魚をみて
「ボコボコボコボコ・・・・!!」
(すごーい!魚のマンションだー!)
と声にならない声でへなちょこ仲間のシャオに話し掛けたりしてた。
シャオはシャオで何か話してるけど私には分からない。
へなちょこ同士だったからウエットスーツの着脱で大騒ぎしたり、
船でインストラクターさんから「ほら、ほら、2人ケンカしない!」と注意されたり、
人が撮った写真を見せてもらって欲しがったり、でも言えなかったり。
ログ付けの途中で気分が悪くなり、テラスのテーブルで寝ていると
「おっ!ここに大きな鯨が寝てるぞ!どれどれ」
と知らないおっさんに覗き込まれたり。

それから、何度か沖縄に行くうちに
器材の準備やピチピチのウエットスーツを着ることが億劫になってしまい
海に入らなくなってしまった。
友達も忙しくなってダイビングからどんどん遠ざかってしまった。

私は今ではもうへなちょこダイバーとも言えない。

それでも、今日はずっと海を想っていた。
魚のマンションが目に浮かんでいた。
スー、ボコボコボコという息の音しか聞こえない海のなかで
お気に入りの魚のがマンションを出たり入ったりするのをずっと見ていたい。

ただただ海の中に漂っていたい。