いつも新幹線で通るだけの名古屋。
しかし、今回は目的が三重だったのでこちらで乗り換えが必要。
当初日帰りも検討していたのですが…
ずらし旅だと帰りが遅め。
健康保険の宿泊補助を使えばちょっと足すだけで1泊できる。
ので、二日目は名古屋観光もしてきました。
遠目で見ている名古屋は大きい街で駅も複雑そう。
行ったことがある人は
「案内板を見て歩いていれば大丈夫」
と言っていたけれど、そうでもなかった、わたしには。
鉄道はどうにかなったのですが、駅周辺施設ですね。
高島屋とか、EKIITとか、何回か行ったけれど、どこから出るかで位置関係が分からなくて。
高島屋は平日でもごった返しているし。
横浜でも新宿でもこんなじゃないよってくらい人がいる。
そんな名古屋は地下鉄24時間券で洋館めぐりをしてきました。
スタートは覚王山。
時間前だったので近くのお寺に行ってみる
風は強かったけど晴天。
揚輝荘は10:30からガイドツアーがあったので、その間一人で写真を撮りまくり。
これが当時の全体図です。
今は切り売られマンションなどになっていて、南と北の敷地と建物が残っています。
そのうちの聴松閣だけ見学ができます。
山荘風の外観をした迎賓館と言う事で、洋風建築と言っても洋館とは全く違いました。
ここは食堂として使われていた所
暖炉には有名寺院の古代瓦がはめ込まれているのですが、本物かどうかは分からないとのこと。
この辺りがガイドで聴ける面白い所ですね。
因みにわたしがガイドさん一人占めで、帰るまで誰も来ませんでした。
床には名栗という技法で模様がつけられています。
初めて見た。
お城などでは使われている所もあるようです。
これは模様という説もあれば、木材が寄せ集めだったので傷をごまかしたという説もあるようです。
壁にも模様がありました
中国洋式の来客用寝室
鳳凰がいます。
窓の格子も中国風
部屋によって床の貼り方も違っていました。
そして、地下ホール。
ダンスやお酒を楽しむ場だったようです。
この写真では分からないですが窓にはヒマラヤ連峰の模様が彫られています。
そして、その窓の後ろには空間があるのですが
こちらは湿気対策の空間だったとのこと。
また、舞台もあるのですが。
こちらは現在も現役で使われているとのことです。
緞帳を下ろしてライトも付けてくれました
すっごく楽しくてガイドしてもらって良かったです。
知名度が低くてあまり来る方がいらっしゃらないとおっしゃっていました。
もったいない!
文化の道と一緒にここにもバスがくればいいと提案してきました。
格調高いって訳でもないし、統一性もないけれど、好きな物を詰め込まれた感じでした。
是非いろんな方に見ていただきたいです。