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東福寺 、泉涌寺、養源院、三十三間堂 を徒歩でめぐる旅

2013-11-22 23:59:15 | 旅行
東福寺 、泉涌寺、養源院、三十三間堂 を徒歩でめぐる旅

今回は、京都市東部の寺社を徒歩で巡る旅を紹介します。

まず京都駅からJR奈良線で1つ目の東福寺駅で下車し、南へ徒歩10分ほどで東福寺の山門に到着です。
東福寺の山門からベージュ色の品の土塀が続く品のある道が続き、小さい寺社が続きます。
道も広く閑静なたたずまいです。

東福寺は、東大寺の東、興福寺の福から命名された寺で、臨済宗の寺院です。
10分ほどすると東福寺の橋に到着です。
この橋からモミジの木々の向こうに通天橋が見えます。

この橋からのモミジの眺めは、橋が高い位置で境内の多数のモミジを見渡せるため、素晴らしいです。
次に開山堂です。ここには、石庭があり、その向こうに日本庭園が見え、座ってゆっくり眺めることができ、落ち着けます。
次に、11月上旬に開催された三門の国宝の展示について紹介します。

三門(通常の山門)の門の上にある国宝の仏像、壁画が見れます。
急な階段を注意して登ると多数の仏像が座っています。
昔の建物はどれも階段の勾配をきつくしています。
昔の人が身長が低いが、足を高く持ち上げて階段を登ることができ問題なかったのかとおもわれます。
説明員が15分ほど東福寺の歴史、ここに展示されている国宝の仏像、天井に描かれた絵について説明します。
天井の絵は、色あせていますが、描かれた当時は、さぞ艶やかだったと推測されます。
また門の縁から東福寺の一円が見え、遠く京都タワーもみえ、景色は素晴らしいです。

この門を降りると昔のトイレである東司があります。

600年前の室町時代に建設され、国の重要文化財にも指定されています。
外観は長さ30メートル、幅10メートルの平屋の木造建築です。中に入ることはできませんが、細長い窓から中を覗けます。
オマルのようなものが多数埋めてあります。
坊さんが多数使用していたようです。
紅葉は、11/下旬の今が見頃です。

次に泉涌寺に向かいます。
東福寺からは一旦迂回した道しかないため25分ほど歩かないと到着できません。
少し疲れます。

泉涌寺は、皇室ゆかりの真言宗の寺で、本堂は美しく保存されています。
観光客はまばらで、ゆっくりと鑑賞できます。


まず御座所に入場します。
御座所ということで、天皇がお越しになられる所だそうです。
菊の紋が多数あり、玉座の間という天皇が座る部屋もあり、皇室とのつながりがよくわかります。
御座所には、立派な庭園があり、縁側からゆっくりと眺められます。
また、泉涌寺の入口には宝物館があり、ここで泉涌寺の歴史、四季の美しさなどのビデオが見れますので休憩を兼ねて立ち寄ってください。

次に養源院です。
泉涌寺からは、20分ほどで到着です。

淀殿が父浅井長政のため創建した寺ですが、消失し、1621年徳川秀忠の夫人 崇源院(江姫)が伏見城の遺構を移し再建した寺です。
庭には、お市の方、お江の方 の立派な墓があります。

ここでは、本堂入場者に僧の方が詳しい説明をしてくださいます。
30人ほど集めて20分ほどの説明をするため、入口で20分ほどの待ち時間が必要です。
立派な俵屋宗達の動物や松の「ふすま絵」の説明、浅井、豊臣、徳川3家を祭る他にはない寺であること などの説明が聞けます。
血天井には、徳川方の家臣が関ヶ原の戦いの前哨戦である伏見城での戦いで
死んだ際の手や体の跡がクッキリと見れます。

次は、三十三間堂です。

三十三間堂は京都市東山区にある天台宗の寺です。
堂内中央に本尊をまつり、左右の内陣に奥に十体、50体ずつの観音が計千体が並んでいます。
観音の顔は、すべて異なっており、作者も多数存在する特殊な寺です。

「三十三間堂」の名称は、建物の柱と柱の間が三十三間: 60mあることからこう呼ばれるようになりました。
江戸時代から各藩の弓術家により本堂西側の軒下で矢を射る「通し矢」が正月に開催されるようになり、現在に続いています。

ここは、外国人観光客が観光バスで多数訪れるため、本堂内は、満員です。
本堂で金色の観音を鑑賞した後、寺の回りの庭から本堂を見てください。
いかに長くて大きい本堂かがよくわかります。

今回のコースは、6時間ほどで巡れます。
徒歩は、体力維持にもなります。また途中に小さな神社やお店を新しく発見できる楽しみもあります。

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