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滋賀県米原市 醒ヶ井宿「梅花藻(バイカモ)」を巡る旅

2013-07-24 01:20:02 | 鉄道の旅
醒ヶ井宿「梅花藻(バイカモ)」を巡る旅

醒ヶ井駅は、米原駅から1つ東よりの駅です。
醒ヶ井には、地蔵側と川の水中に咲く梅花藻が有名です。

梅花藻(バイカモ)はキンポウゲ科の淡水植物で、梅の花に似た、白い小さい花を咲かせます。バイカモは、水温14℃前後の清流にしか育たない、全国でも生育場所が限定されています。

醒井梅花藻には駅から10分ほどの所に清流地蔵川があり、そこに梅花藻の花が咲いています。「居醒の清水」が環境省が定めた「平成の名水百選」に選ばれています。また昔の旧中山道の醒ヶ井宿でもあり街道に宿場の面影が残った趣のある町です。
清流の清涼感と梅花藻の美しさ、宿場町の面影を感じられる観光地です。

梅花藻は、7月中旬から8月初めが満開になり、今が観賞に絶好の時期です。
この川には、梅花藻があり、ハリヨが泳いでいます。

ハリヨ
日本およびヨーロッパ、北アメリカに分布する。
日本では、滋賀県東部と岐阜県西濃地区、岐阜地区の平野部の湧水地のみで生息が確認されている珍しい魚。
全長4-7cmの小魚で、体は平たく、色はねずみ色で、黒の斑点があります。
地蔵川で泳いでいる所が観察できます。

地蔵川の源流・居醒(いさめ)の清水は、『日本書紀』に日本武尊が伊吹山で大蛇を退治した時に受けた傷を、この水で洗い流したところ解毒したと描かれている歴史を持つものです。

清流に咲く花「梅花藻」は、夜間ライトアップが開催されています。
7月20日(土)~8月4日(日)※荒天中止 19:30~20:30

短い期間で、1時間しか実施されません。夜の梅花藻もライトアップされ、きれいなので見ておいてください。
夏の夜、清流・地蔵川のせせらぎで涼みながら、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめます。

次に、 滋賀県醒井 養鱒場は、名勝「醒井峡谷」にあり、宗谷川の清水と広い河川敷を利用して、明治11年に設立された日本でもっとも歴史のあるマス類の増養殖施設の一つです。

ここでも梅花藻が見れます。現在ニジマスだけで約125万尾、アマゴ・イワナが約60万尾を飼育しています。


約19平方メートルの敷地内に83面の飼育池、資料館、研究室、水族館、さかな学習館のほか料理店・売店や鱒釣り池があり、家族連れの行楽に適しています。
 釣った魚は買取式で持ち帰ることもできます。また、場内および周辺の料理店では、刺身、フライ、塩焼きをはじめ、あらゆる鱒料理が豊かな自然の中で堪能できます。
ホームページ: http://samegai.siga.jp/

帰りのJR醒ヶ井駅前には、「醒井水の宿駅」が2002年からオープンしており、食事、みやげ、売店があり電車を待つ間、ショッピングなどを楽しめます。

売店には、「醒井水の宿駅」という名前の日本酒がワンカップであり、うまかったです。

駅に近く、JRも本数が多く便利です。また、清流・地蔵川は低温のため、川の周りを歩くだけで涼しいです。

是非お立ち寄りください。

大阪 天神祭の旅

2013-07-19 21:30:28 | JR御殿場線の旅

天神祭は大阪天満宮が鎮座した2年後の951年より始まったと言われています。
期間は6月下旬吉日 - 7月25日の約1ヶ月間にわたり諸行事が行われます。

特に、25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火があがり、祭の最大の見せ場になります。
大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿で、火と水の祭典になります。
天神祭は、水の都大阪ということを改めて認識できる祭で、新淀川から分岐した大川がメイン会場です。



アクセス
JR環状線「桜ノ宮」、JR東西線「大阪天満宮」「大阪城北詰」
京阪電車「天満橋」で下車してすぐ会場の大川が見えます。

主なスケジュールは、下記です。

7月23日ギャルみこし巡行 天神橋筋商店街を巡行


7月24日 宵宮
4時00分 一番太鼓が響き、大阪天神祭の開始。
7時45分 大阪天満宮本殿にて宵宮際が開始。
8時50分 鉾流神事(ほこながししんじ) 天神祭の幕開け。
16時00分 催太鼓氏地巡行(もよおしだいこうじちじゅんこう)
チェサジャー、ソコジャーの声で太鼓がたたかれ、
大阪府の無形文化財に指定された、「からうす」とは、催太鼓の太鼓台
の下に丸太を差し込み、その丸太を軸にしてシーソーのように大きく
揺らしながら太鼓をたたく豪快な技。
16時30分 どんどこ船宮入・鉾流神鉾奉還
18時00分 水上薪能
18時40分 催太鼓宮入
19時00分 獅子舞宮入
18時00分 タイ国ロイクラトン祭


7月25日 本宮
13時30分 本宮際で、平安と繁栄を祈願
14時30分 神霊移御(しんれいいぎょ)で神様を移動神事が開始。
15時30分 陸渡御(りくとぎょ): 氏神様にその土地に住む我々を見てもらう内容
18時00分 船渡御(ふなとぎょ)祭のメインの神事。船のパレード
19時00分 奉納花火: ここが一番の見どころで、船と夜空の花火が最高です。
20時30分 催太鼓の宮入開始
22時30分 還御祭


ギャルみこし
20歳前後のギャルがかつぐみこしです。
オーディションで選ばれた約80名が、ギャルみこしを担ぎます。

ギャルみこしは、天神祭宵宮の前日、7月23日に天神橋筋商店街を巡行します。
ギャルみこしは、7/24、7/25にも下記時間・場所で見れますので、健康な若い女性
が力強くみこしを担ぐさまを見ておきましょう。

7月24日・25日 10:00頃から天神橋筋商店街でみこしを担ぎます。
ギャルみこしと違い、男神輿の中に交じり、お祭りを盛り上げます。
7月24日 15:00頃~
『京橋コムズガーデン』にて開催される天神祭イベントで見れます。
7月24日 19:00頃~
天神橋筋商店街の方々に、ミス天神橋・準ミス天神橋・御羽車娘の4名をお披露目
する巡行イベントです。商店街内(4丁目~6丁目)でみこしを担ぎます。

祇園祭が京都の少し上品な祭に対し、天神祭は、コンチキチンと鈴や掛け声が響き渡る動的で
にぎやかな祭です。



お勧めのコース
7/24の夕方から宵山を観賞し、「催太鼓氏地巡行」「からうす」を見ておきます。
1泊して7/25の本宮で天神橋筋商店街でギャルみこしを見ます。
陸渡御を15:30から訪れ18:00から船渡御祭のメインの神事を見ます。
最後に19時00分から 奉納花火 をご覧ください。
大川の都心で船、みこし、花火を観賞してください。
活気のある祭で、みなさんもパワーをいただきましょう。

大川にかかる橋は、7/25は、人で一杯で危険です。
橋ではなく、道路から祭を観賞することを勧めます。
帰りも7/25は、22:00くらいで切り上げて帰宅することをお勧めします。
深夜の都会、特に祭の日は危険です。
早目の帰宅で満員の電車を避け、家族や友人、アベックが無事に帰ることに努めてください。
楽しい天神祭を満喫してください。



京都 梅小路公園 の旅

2013-07-13 01:02:15 | 旅行

梅小路公園は、京都駅と山陰本線 丹波口の中間にある公園で、公園、水族館、梅小路蒸気機関車館
からなっています。

面積117,133m²、開園は1995年と広大です。

公園には、芝生広場、中央広場、いのちの森、朱雀の庭、緑の館などの施設があります。
公園から昨年3月に完成した京都水族館を訪ねます。

京都水族館は、日本初の完全な人工海水利用型水族館です。
地元を流れる鴨川に生息する国の特別天然記念物・オオサンショウウオを始め、ゴマフアザラシやケープペンギンなどを含む動物約250種・総数約1万5000匹を展示しています。
入場料2000円で、イルカショーや魚がみれます。

続いて、自然公園をJRに沿って歩いて行くと、朱雀の庭・いのちも森に到着。
入場料200円です。
朱雀の庭は、手入れの行き届いた美しい日本庭園で、芝生と木々が池を中心に配置されています。

この庭の奥には、自然を再現した「いのちの森」があります。

この森では、昆虫や魚、カエル、水鳥が見れ、都会で自然観察ができます。

庭園から西に向かって歩くと間もなく梅小路蒸気機関車館に到着。
梅小路蒸気機関車館は、蒸気機関車の保存展示施設(博物館)です。

京都市下京区にある梅小路機関区の扇形庫を活用して1972年に開設されました。
ここでは、蒸気機関車に乗車することができます。

蒸気機関車(SLスチーム号)運転時刻は、
11:00、13:30、15:30
ですが、土日祝は、臨時便を設定。

日曜日は、午前中に3台設定。
入場料400円、蒸気機関車乗車券200円。
SLは、1kmを10分ほどでゆっくりと走ります。
けん引している車両は、トロッコ列車風のオープン列車です。

機関車は、本物の石炭を燃やしており煙もすごいです。
汽笛も鳴らしており、低速で10分くらいしか乗れませんが、乗る価値があります。

この梅小路公園の良いところは、JRの線路の隣にあるため、公園からJRの新幹線、在来線が目に前に見れることです。
全国で、これほど近くに電車が見れる公園は、この公園だけです。

SLも実車を7車ほど展示しており、ボイラー部を開けたものも見れます。


梅小路公園は、都会の京都駅から徒歩15分で、SLや自然公園がある京都の手頃な観光スポットですので、一度訪れてください。
特に子供といっしょにいくなら良いスポットです。

京都 祇園祭

2013-07-05 22:08:45 | 旅行
京都 祇園祭

今年も7月になり、祇園祭が7月14から17日に開催されます。

祇園祭は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、9世紀より続く祭です。
疫病退散を祈願した行事が始まりです。
7/1から1カ月続く祭ですが、「宵山」(7月14日~16日)、「山鉾巡行」(7月17日)が、ハイライトです。
正確には、7/14:宵宵宵山、7/15:宵宵山、7/16:宵山 です。
現在の山鉾の形態になってきたのは、桃山時代から江戸時代です。

海外との貿易の影響で、中国、インド、ペルシャなどからの工芸品でも飾るようになりました。
32基の山鉾のうち29基が、国の重要有形民俗文化財です。
山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された山鉾が公道を巡るため、「動く美術館」とも言われています。
京都三大祭りであり、かつ、大阪の天神祭、東京の山王祭(神田祭)とともに日本三大祭りの1つです。

宵山の歩行者天国:18:00~23:00です。
宵山では、山鉾が町屋とよばれる昔ながらの商店の道路側に横付けされ、商店の家の2階から鉾に入ることができます。

山鉾の位置は添付の配置図で確認してください。
南北: 四条通から御池通り、東西: 新町通から烏丸通 の間に設置されています。

山鉾を全部見るのは無理ですので、鉾は長刀鉾、蟷螂山、船鉾 や気に入った鉾を幾つか見てください。
「粽」を購入すると山鉾に入れる場合が多いです。入場券付き粽が800円という所が多いです。「粽」は、笹で作られたお守りです。商店では、伝来の屏風などの宝物の披露も行われます。


各山鉾には「疫病除け」「開運」等の異なった御利益を持った「粽」があり、山鉾の近くで売られています。
山鉾に登ると祭の夜景を上から眺めることができ、趣きがあります。
是非登ってみてください。

山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子の音と共に祭りを盛り上げます。
例年たくさんの人々で賑わい、町は祭り一色となります。
各山鉾町の町屋では格子をはずし、通りから見えるようにして家宝の屏風、道具を飾ります。


この「粽」は、翌年の「宵山」までの1年間、家や職場の戸口の上部に飾り厄除けにします。
初めて祇園祭の宵山にデートで行った時、粽を食べられる物と思って購入し、食べようと中を開けてダンゴがないことに驚き、恥をかきました。
「宵山」では、多くの人々、特に若い女性が浴衣を着てそぞろ歩きをしながら祭の風情を楽しみます。
京都の女性にとって「宵山」デートは、好きな本命の男性とする一大イベントです。
お目当ての女性とデートできるチャンスがある際には、女性が浴衣を着るのであれば、男性も是非浴衣で合わせてあげましょう。

京都の若い女性は浴衣を着る時、髪型や小物でおしゃれを楽しみます。
相手も浴衣を着てもらうことを願っています。
無理して浴衣を着てあげましょう。
祭は、山鉾巡業がメインですが、カップルにとっては宵山がメインです。
この祇園祭の時期は、京都が一番蒸し暑い時期ですので、浴衣は涼しさの面でも最適です。
なお宵山では、下記の開催場所は、歩行者天国:18~23時になります。
開催場所
14日:四条通の河原町~堀川間
15・16日:四条通の八坂神社~堀川間
宵山は、23時くらいまで続きますが、帰りの電車は、24:00くらいが最終になるので23:00くらいからホームが満員になります。
安全に帰るには、祭は22時には切り上げておくのが良いでしょう。


7/17の山鉾巡業は、朝9時から12時前まで開催されます。
観光客で歩道は一杯になるので、朝9時までには、見る場所を確保しておきましょう。
また雨が降っても巡行は開催されます。

長刀鉾を先頭に32基の山鉾がいよいよクライマックスで、都大路を巡行します。
巡航経路:四条烏丸~四条河原町~市役所~烏丸御池~新町御池。
祇園祭の最大の見所で、長刀鉾を先頭に32基の山鉾が京都の中心部を巡行します。
山鉾の見どころは、方向転換の「辻まわし」です。

鉾の車輪は四輪とも固定されているので、鉾ごと方向を変えます。
鉾の下に割竹や樫の細丸太を並べ、滑りやすいように水を打ちます。
車方が鉾に乗り、通常は二人の音頭取りが四人になります。
引き綱を車輪にかけ音頭取りのかけ声に約40人~50人の曳き手が心を一つにして鉾を滑らせ、角度を変えます。
山鉾は各鉾町に戻り、解体されます。

山鉾は街中を巡行することで厄を集めるとされているので、解体するのは、その集めた厄を留めないようにするためだそうです。

今年は、巡行が7/17の水曜日です。
休暇を取れる方は、是非7/16の宵山、7/17の巡行にお出かけください。

7月からでも見れるホタル観賞の旅

2013-07-02 01:01:23 | 旅行
7月初めでもホタルが観賞できる場所をご紹介します。
ホタルは、6月上旬から中旬に見れる所がほとんどですが、気温の低い地域ではまだ見ることができます。

まず京都でのスポットを紹介します。
北部 洛北(貴船神社近く)にある蛍岩です。

叡山電鉄鞍馬線 貴船口から徒歩5分ほどで到着する、貴船川にあるゲンジボタルの名所です。

平安時代に、宮廷の女流歌人の和泉式部が貴船神社に参詣して恋の成就を祈り、「もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る」と有名な歌を詠んだといわれている場所です。

6月下旬~7月上旬 蛍の光を楽しむ事ができます。
貴船川の上流の貴船神社では、ゲンジボタルの見頃は七夕の頃になります。
ホタルの数は、多くはなく、よく見ていないと見逃しますが、貴船川があり、涼しい場所で、趣きもあります。
道路脇のため、自動車のヘッドライトが多いと飛んでこないようです。
20:00-20:30が飛ぶ時間ですが、数は少ないです。

続いては、長野県のスポットです。

塩尻市みどり湖で、JR中央本線みどり湖駅から徒歩15分の場所です。
みどり湖周辺では、6月中旬~7月上旬にかけてゲンジボタルが見れます。

人工ではなく、自然発生で、静かな田園地帯で見れます。

みどり湖温泉・田川浦温泉旅館なら、ひなびた温泉ですが、森の中にあり、500円で入湯できます。
旅の疲れをいやしてください。

続いて、大町市平 青木湖でJR糸魚川線 簗場駅から徒歩40分 と少し遠い所です。

青木湖の湖上において、ボートに乗ってゲンジホタルを観賞するものです。
7月中旬~8月上旬と夏本番でも観賞できる場所です。

晴れた日の夜空には無数の星もあり、ホタルと星のヒカリを満喫できます。
ただし、湖の中でしかホタルを見れないため、ボートの予約をする必要があり、1人3000円が必要です。
青木湖近くのホテルに宿泊し、ボートも予約することが必要です。
ピークの7/20、7/27の土曜日は、ボートがすでに満席です。
JRの便も少ないので、入念な計画が必要です。

続いては、新潟県のスポットです。

新潟と長岡の中間にある弥彦温泉近くのホタルは、JR弥彦駅から徒歩500mと便利な場所です。

6月下旬~7月上旬にかけて、弥彦公園もみじ谷下の小川では数は少ないですが、ホタルが見られます。

6月末のホタルまつりでは、ミ ニ灯ろうが公園の道路脇に設置されています。
6月下旬から7月上旬までは、ハナショウブやアジサイも見ごろです。
7月初めは、観音寺地区の湯川周辺と弥彦駅から東側へ向かった祓川で多く飛んでいます。

以上、7月からでもホタルを見れるスポットをご紹介しました。
なお、7月になると蚊が増加するので虫除けスプレーをして見ることをお勧めします。